野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

高橋光、決勝ソロHR!(30日・神宮)

2008-07-30 12:35:11 | Tokyo Swallows
 初回に先制2ランを喰らって、オールスターゲーム前「3連敗」の文字が過ぎったが、【3回表】に同点に追いつくタイガース。先頭の赤星憲広がセンター前ヒットで出塁して、2番・平野恵一が一塁線に絶妙なセーフティーバントを決めて、得点圏打率.382(セントラル・リーグ3位)の3番・関本賢太郎が三遊間の真ん中に内野安打を放って、0-OUT満塁。
 ここで金本知憲が「四番の仕事」(スライダーに泳がされながら)一二塁間を破って、「2対2」同点~! 

【3回裏】に先発のライアン・ヴォーゲルソングが(1点を)勝ち越されるが、【4回表】そのヴォーゲルソングが(チェンジアップに泳がされながら)レフトスタンドに放り込んで、「3対3」同点! 
 ここまでは前日(29日)と同じような展開。前日はスワローズが(1点を)勝ち越して、逃げ切ったが、昨日(30日)はタイガース。【5回表】(2-OUTから)5番「新井の代役」高橋光信がファウルを打って、執拗に粘り、狙っていたのはライトスタンドへの一発。その狙いが見事に奏功して(第2号)決勝ソロホームラン! 

【6回表】からは(2番手)クリス・リーソップ。個人的には初めて見るが、球速は150kmを超えないが、変化球(チェンジアップ)も初披露して、マズマズのピッチング。クイック(モーション)も出来るし。藤川球児(日本代表)「不在」の穴は十全には埋まらないだろうが、この日の3番手のジェフ・ウィリアムスと久保田智之の3人で何とか凌いでいけそうな手応え。
 降雨コールドにも助けられて、「4対3」で3連敗阻止! 

岡田監督「V逃がさない」 (デイリースポーツ)

ATES (アテス) 2008年 09月号 [雑誌]

またしても、関本!(26日・甲子園)

2008-07-27 21:26:51 | Koushien Stadium
 完全に先発(投手)を読み違えたタイガース。左腕の小笠原孝を予想して、葛城育郎を下げ、新井貴浩を(3番で)復帰させたが、蓋を開けてみれば、右腕の(元≪苦手≫)中田賢一。タイガースに勝てない(3勝11敗)ドラゴンズが奇襲を仕掛けてきたが、慌てず騒がずタイガース。

 初回にサングラス姿(井川慶?)先発の(ベテラン左腕)下柳剛が「しっかり」ゲームを作り、【4回裏】相手(三塁手)エラーと四球で出塁した新井と金本(知憲)を置いて、5番・関本賢太郎がライト線に際どい打球! これがファウルになって、糠喜びになりかけたが、打ち直して、今度は左中間にフライ。通常ならOUTだが、センターとレフトが交錯して、記録は関本のタイムリー三塁打(スリーベース)!! 

 それにしても、ドラゴンズは守備を固めるために4番のタイロン・ウッズを外して、万難を排したのに、またしても破綻した守備。これが「11勝3敗」の差になっている。そして、このまま『JFK』リレーで逃げ切って、「2対0」! (12勝3敗)

岡田阪神 早くも今季竜虎対決勝ち越す (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

関本、5番の満塁弾!(25日・甲子園)

2008-07-26 13:18:21 | Koushien Stadium
 結局≪眼下の敵≫ジャイアンツに「1勝2敗」負け越したタイガース。1日休みを置いて昨日(25日)から中日ドラゴンズと3連戦。初戦を獲れば、ムードも変わるが、初回に2点を先制。先頭の赤星憲広が(ボテボテのセカンドゴロ)内野安打で出塁して、3番・鳥谷敬が一二塁間を割って、5番・関本賢太郎がショートの頭上を越して、ドラゴンズ先発「エース」川上憲伸(日本代表)を攻略! 

【5回裏】には(またしても)赤星が(ボテボテのショートゴロ)内野安打で出塁して、2番・平野恵一がセーフティーバントを成功させて、これぞ2番・平野の真骨頂(一塁へヘッドスライディング)! 2-OUT後、4番(金本知憲)の敬遠(満塁)策の後、5番・関本。 
「5番」の真価が問われる場面だったが、一発回答=レフトスタンドに引っ張り込んで、ポール際に(第2号)満塁ホームラン! 「2番」打者で境地を開いた男が、実は「5番」が適性打順だったのか? 林威助の不在を埋める、関本の第二次「ブレイク」! 

 先発の安藤優也が1失点で完投! 完投した後(しかかった後)≪大崩れ≫する安藤だが、この後はオールスター休みに入るので、その心配はないだろう。「エース」と認められているからこそ、首脳陣は完投させたがる。
 初戦を「7対1」で大勝して、今日(26日)は先発(予想)≪憎っくき≫左腕・小笠原孝を迎え討つ。≪遺恨≫の平野の≪復讐≫の一打(ヘッドスライディング)に期待したい。 

新井が帰ってきた!凡打も収穫あり (デイリースポーツ)

月刊 タイガース 2008年 06月号 [雑誌]

逆転の虎、巨人に一矢!(22日・甲子園)

2008-07-24 22:27:53 | Koushien Stadium
 立ち上がりに「不安」のある上園啓史(先発)。初回に3点【2回表】にも1失点して、KO! これでは杉山直久と変わらんではないかっ……今日(22日)もやられるのか、3連敗を覚悟したのだが、【4回裏】読売ジャイアンツ先発(左腕)内海哲也から先頭の(5番)関本賢太郎が(際どく)四球を選んで、6番・高橋光信が一二塁間を抜いて、関本が一塁から(何故か)一気にホームイン! ライト(清水隆行)の後逸だった。

 代打(一軍昇格!)庄田隆弘のファーストゴロを一塁手(小笠原道大)が弾いて、チャンス拡大。8番アーロム・バルディリスが(しぶとく)右中間に、代打・矢野輝弘もレフト前に弾き返して、「3対4」1点差! 
【5回裏】には一塁手の二度目のエラーから「安打製造機」関本がライト前ヒットで繋いで、高橋光のレフト前で「4対4」同点~! 庄田もセンター前ヒット(今シーズン初!)で続いて、遂に内海をKO! 2-OUT後、矢野が右中間に落として、「7対4」! 

阿部、お立ち台!逆転呼び込む2回0封 (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

小笠原への怒り!(19日・ナゴヤドーム)

2008-07-21 22:35:12 | Nagoya Dragons
 粘る平野恵一。【5回表】1-OUT(ランナーなし)。得点は「3対1」タイガースの2点リード。平野が5球ファウルで粘って、「2-3」に持ち込んで、根負けしたドラゴンズ先発(左腕)小笠原孝が速球(143㎞)を平野の尻にぶつけて、デッドボール(死球)! その瞬間、何かを悟ったような平野。マウンド上、帽子を取らない(謝らない)小笠原。放送席では「故意ではないでしょう」とドラゴンズOBの解説者が強調していたが…… 

 これで闘志に≪火≫が点いた(?)タイガース。先発の安藤優也が【5回裏】に2失点目を喫したが、【6回表】四球の金本知憲を置いて、6番(一応、途中出場)高橋光信が初球を打って、左中間スタンドへ……「戦力外通告」をしてくれた「古巣」ドラゴンズへ≪恩返し≫の一発! (第1号)
【8回表】にも2点を加え、忘れてはならない、【3回表】の「新3番」鳥谷敬の逆転3ラン(第7号)を加えて「7対2」の大勝! 「新井不在」の名古屋遠征で(思いもよらぬ?)連勝!!

ルー昇格即タイムリー!抜てきに応えた(デイリースポーツ)

プロ野球戦力外通告 (OAK MOOK 194)

金本、起死回生の同点ソロ!(18日・ナゴヤドーム)

2008-07-19 22:18:50 | Nagoya Dragons
 新井貴浩(左腰関節炎)がベンチ(ダッグアウト)にもいないタイガース。【6回表】まで「0対0」。先発の下柳剛が踏ん張っていたが、【6回裏】ショート鳥谷敬の送球エラーを切っ掛けに失点。どうも最近、鳥谷の(一塁への)送球が「おかしい」。(送球“イップス”?)
 しかし【7回表】4番・金本知憲が右中間スタンドへ叩き込んで(第16号)「1対1」同点~! 中日ドラゴンズの「エース」川上憲伸(日本代表)から。

 そして【9回表】先頭の(3番)鳥谷がエラーを帳消しにすべく、三遊間をキレイに抜いて出塁! ドラゴンズの守護神(クローザー)岩瀬仁紀(日本代表)から。1-OUT後(頼りになる)代打・高橋光信がライト前、関本賢太郎、矢野輝弘が三遊間を破って、「2対1」勝ち越し! 
 その後の藤本敦士のピッチャーゴロ「併殺」には腰が砕けそうになったが……【9回裏】をタイガースの≪守護神≫藤川球児が(四球とヒットでランナーを出しながら)何とか凌いで、逃げ切り! 岩瀬、藤川、そして上原浩治(読売ジャイアンツ)……野球の日本代表でクローザーを任させる予定の3人の調子が上がらないようだ。この夏は(日本中が)ヒヤヒヤさせられることになりそうだ。 

岡田監督が動いた…球児に直接ゲキ (デイリースポーツ)

藤川球児 気力一瞬 ~熱闘の46セーブ~

バルさん、先制の口火二塁打!(16日・甲子園)

2008-07-18 12:01:20 | Koushien Stadium
 3番(新井貴浩)と5番(林威助)が「いなくなった」タイガース打線。東京ヤクルトスワローズ先発、左腕の村中恭兵に【3回裏】まで(ランナーを出しながら)無得点。【4回裏】1-OUT後、8番アーロム・バルディリスがレフト線を痛烈に破って(二塁打)出塁! 2-OUT後、1番・赤星憲広が(前進守備の)サードのグラヴを弾いて(記録はエラー)先制点! しかし、それにしても何故「名手」宮本慎也がサードを守っているのだろう? (不可解)

 タイガース先発の上園啓史は「課題」の立ち上がり(1回表)のピンチを何とか「0」に抑えてから、調子の波に乗って(?)散発の5安打(無四球)。【7回表】途中まで投げきり、2番手ジェフ・ウィリアムスが継ぎ、【8回表】の2-OUT満塁のピンチは≪切り札≫藤川球児の投入で乗りきったタイガース。【8回裏】に追加点を挙げて、「2対0」! 
 しかし初戦(倉敷)で敗れ、昨日(18日)の第3戦にも敗れ、スワローズに(ホームで)1勝2敗の負け越し。対戦成績も「7勝7敗」の五分になり、唯一(何故か)≪苦手≫にしているスワローズ。 

杉山、フォーム修正ええで (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

葛城が決めた、一塁線突破!(13日・甲子園)

2008-07-15 19:20:06 | Koushien Stadium
 3試合連続でカープに先制を許したタイガース(3回表)。【5回裏】先頭のアーロム・バルディリスが初球を打って、左中間を深々と破って(二塁打)、1番・赤星憲広がセンター前に弾き返して、同点! 2番・平野恵一も続いて、一二塁間を破って、3番・新井貴浩の右中間への犠牲フライで勝ち越したが、【6回裏】カープに同点に追いつかれ、またしても好投の先発・金村暁に勝ち星は付かなかった。

 勝負を決めたのは【8回裏】1-OUT後、金本知憲が四球で歩いて(今シーズン初)盗塁! 1ストライクを見送った5番・関本賢太郎に代わって、代打・桧山進次郎。「策士」岡田彰布監督が動いたが、桧山は平凡なサードゴロに倒れて、2-OUT。
 策士、策に溺れるか、になるところだったが、6番・鳥谷敬を敬遠してくれて、ここで「もう一人の」代打の≪切り札≫葛城育郎が一塁線を強烈に破って、会心のバッティング! 金本と鳥谷が還ってきて、「4対2」! 更に8番バルディリスがセンター前に弾き返して(ダメ押し)「5対2」! 

【9回表】は当然、藤川球児の登場となったが、しかし(球速)145kmすら超えない球児。変化球主体のピッチングで、どうやら球児に(少なからぬ)≪異変≫が起こっているようだ。(2-OUT目のサードゴロも、バルディリスの好守に救われた)これでは北京五輪が「不安」だろうし、シーズンオフのポスティング・システムにも影響が出るだろう。何よりも、シーズン終了までに、この調子は持ち直すのだろうか? 「不安」の兆し。 

正田復調!巻き返しに向け2回完全 (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球

関本が決めた、サヨナラ!(11日・甲子園)

2008-07-13 12:13:11 | Koushien Stadium
 実は“初者”に弱いタイガース。広島東洋カープ先発(2年目)前田健太の前に【7回裏】まで無得点。タイガース先発のライアン・ヴォーゲルソングが【6回表】に失点して、「0対1」で推移。苦しい試合だったが、カープが好投の前田健を(7回裏途中で)代えてくれたので、勝機が訪れた(見い出せた)。

【8回裏】先頭の金本知憲が左中間を深々と破って、1-OUT後、一三塁になって、勝負強い「代打」高橋光信がセンターに高々と犠牲フライを打ち上げて、同点~! 
 延長【11回裏】途中出場の矢野輝弘がライト前ヒットで出塁して、(同じく途中出場)平野恵一(復活!!)のセーフティーバントが相手(投手)の送球ミスを誘って(ヘッドスライディング!)1-OUT一二塁。1番・赤星憲広がセカンドゴロに倒れて、2-OUT(一三塁)になったが、2番・関本賢太郎が決めた。レフト前ヒットを放って、サヨナラ~! 「2対1」 

バルさん ド根性ダイブで白球&勝利つかむ (デイリースポーツ)

阪神タイガース観戦ガイド 2008 (2008)

林威助、最後のタイムリー(8日・甲子園)

2008-07-10 14:28:56 | Koushien Stadium
ジャイアンツを叩く」ために甲子園に戻ってきたタイガース。初回に≪安打製造機≫関本賢太郎が三遊間を抜いて、3番・新井貴浩が放った打球はレフトスタンド目がけて飛んでいって、広島市民球場なら「HR」だっただろうが、フェンス直撃で二塁打!! 2-OUT後、5番・林威助がセンター前に運んで、2点を先取! 
 しかし、これが林の今シーズン最後(?)の勇姿になろうとは……やはり背番号「31」が良くないのか……怪我に見舞われる「31」。(現役を引退したら、別のことにも…) 

【4回裏】には2-OUTから、8番アローム・バルディリスが四球を選んで、9番ピッチャーの岩田稔から3連打とボーク(バーンサイド)で「4対0」! 【5回裏】には(1-OUT一二塁で)バルディリスが「見事に」三遊間を破って、甲子園の観衆(43,516人)にも「今岡(誠)不要論」を(鮮烈に)印象付ける。(5対0)
 先発の左腕・岩田は最近では珍しく【5回表】まで無失点に抑えて、キャッチャーが(いつもの)野口寿浩から正捕手の矢野輝弘に代えたのが奏功したのか? 最近(野口とコンビを組む)上園啓史も立ち上がりに失点するので、上園の次回先発も「正捕手」の出番になるかもしれない。そうなると、野口の出番が激減するが、しかし、それも北京五輪(8月8日~)が始まるまでか……

 その岩田は【6回表】1失点で降板。その後を順当に『J.F.K』リレーで繋いだが、最後の【9回表】に(珍しく)藤川球児が捉まって、2失点で「5対3」。セーヴの付かない場面ではこういうものか……≪守護神≫は気合が乗らないのか? 4点差があっただけに、「E」や「W」の起用も考えられたが、この二人も最近「酷使」されている。こういうときに「H」=橋本健太郎がいれば≪重宝≫するのだが、再びファームに降格したハシケン。(早く戻ってこいっ!)……(今シーズン初)7連勝! 

平野おかえり…「幸せですよね」 (デイリースポーツ)

打つ―掛布雅之の野球花伝書 (小学館)