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Hanshin Tigers Series 2024

藤浪、長い遠回りの果てに…(8月27日・東京ドーム)

2017-08-28 12:42:37 | Tokyo Giants


J-CASTニュース】が「右打者イップス」とかレッテル貼りしていたが、内野手のイップスなら聞いたことがあるが、投手のイップスなんて聞いたことがないヨ。単にメカニクス(投球フォーム)に問題があっただけ。それをキッチリ(今回は)修正してきた。藤浪晋太郎(阪神タイガース)、【1回裏】先頭打者に初球156km! (外角低め)

 2球目155km(外角低め)の後、3球目≪最速159km(外角低め)で見逃し三振! この3球で藤浪の(今度こその)復活確信した。投球フォームが元に戻っている。宜野座キャンプの紅白戦(2月8日)で見た藤浪だ。シーズンオフの自主トレーニングからキャンプにかけて作り上げた「完成型」だったのに……回りだった。

 読売ジャイアンツ相手に【6回裏】まで2安打(2四球)9三振! 100球を超えた【7回裏】に捕まって3失点を喫したが、上出来の内容。しかし、これが普通の藤浪。ようやく「普通」の状態に戻ったということか。秋山拓巳(11勝4敗、、防御率2.87)が言う「広島に追いつけるよう」にするためには、晋太郎のる。

藤浪、6回1/3を3失点で降板 希望残る内容にスタンドから拍手 痛恨死球から失点(デイリースポーツ)


秋山と藤浪、両雄並び立たず…(8月18日・ナゴヤドーム)

2017-08-19 12:07:33 | Nagoya Dragons


 長年「打者転向」説を唱えていた私。ポスト「」は“この男”しかいないと思っていたが、そんな外野の声に耳を貸さなかった本人と球団。それでも、6年間も低迷し、本人も球団も悩みは深かっただろうが、2017年、ようやく投手として覚醒し、打者としても3打席(乃至は4打席)試合で打席に立てるようになり、内心、ひそかに毎打席、期待していたが、その瞬間が、昨日(8月18日)の試合で訪れた。
【6回表】2-OUTランナー二塁の場面で打席に入り、初球(144km)を打って、ライトスタンド上段に飛び込む(プロ入り)第1号2ランホームラン! 豪快なバッテイング。まるでメジャーリーガーみたいだった。バットも放り投げた。

 それにしても、秋山拓巳(10勝4敗)と藤浪晋太郎(3勝4敗)。両雄、並び立たず……この二人が揃って、メッセンジャーを中核に、能見岩田の左腕3人が揃っていたら、今頃、阪神タイガースが首位を快走していただろう。これだけ、先発投手陣に不調、調整ミスの投手が続出すると、シーズンオフに投手コーチの誰かが責任を取らされることになるかもしれない。

秋山驚弾1号&初10勝!高校通算48本塁打の“伊予ゴジラ”右翼席上段へ2ラン(デイリースポーツ)


今季初登板の石崎!(8月11日・横浜スタジアム)

2017-08-13 09:36:18 | Yokohama Baystars


 毎年(ルーキーイヤーを除いて)セットアッパーとして期待されながら、毎年、期待を切り続けている、石崎剛(2014年ドラフト2位)。今シーズンもウエスタン・リーグで防御率3.77(平凡な数字)。このまま二軍にんだままなのかと思ったら、8月9日に(今シーズン初)一軍登録され、金曜日(11日)の横浜DeNAベイスターズ戦「81」と7点リードした【9回裏】のマウンドに立った。

 久しぶりに見る石崎、背番号「30」。先頭の4番ロペス(打率.307)に初球153km! 外角低めにズバッと決めて、思わず3塁側ダッグアウトを振り返っている。いている。2球目(152km)3球目(153km)ファウル! いずれも振り遅れている。4球目(138km)5球目(132km)スライダーを続けた後、6球目(152km)を叩かれて、左中間を破るツーベース!! 最後の決め球が真ん中に入ってきた。2球スライダーを続けたから、完全に(真っ直ぐを)読まれていた。
 5番・宮崎敏郎(.340)は初球(151km)を打ってセカンドライナー! これも真ん中の甘い球だったけれども。6番打者(.213)は2球目(151km)を打ってショートゴロ。7番・梶谷隆幸(.253)は4球目(151km)で空振りを取って、カウント「2-2」から5球目(148km)で空振り三振! 梶谷から空振りをった。

 正規(しかもエース格)の先発投手を2人もいた阪神タイガースは弥縫策として、中継ぎ投手(松田遼馬)を今日(13日)から先発に回す。その中継ぎのを埋められるか、石崎。背番号「30」を毎試合のように見られる日が来るか? そのようないが込められて、授けられた番号なのだから。

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隼太の一撃!(8月6日・京セラドーム大阪)

2017-08-07 10:30:27 | Osaka DOME


 阪神タイガースの一応、代打の切り札なのに……東京ヤクルトスワローズに「43」1点リードされた【7回裏】1-OUT一塁二塁の場面で名前をアナウンスされたのに、京セラドームの観衆(35,768人)はあまりかない。期待感がその程度、なのだろう。放送席では(スカイA)上田二朗氏(70歳)が「今年の隼太を見ていると、非常に積極性があると言うか…」という頓珍漢なコメントを発している。元々初球から打ちに行く早打ちの打者なのだけれども……伊藤隼太(打率.297、1本塁打、2打点)。

 打席に入っても、落ち着きがない。肩を何度も揺らしてみたり、深呼吸をしたり。打席での足の上げ方も、投手の投球動作にタイミングを合わせようとしているが、タイミングが合わないと簡単な凡打に倒れる。素人目に見ても、期待感が持てないから……
 だから、打球が上がった瞬間、センターバックスクリーンに一直線! 普通の打者なら誰もが本塁打を確信するのに、観衆は半信半疑。沸き方が微妙。着弾した瞬間、放送席のアナウンサーも驚きの実況。そんなに驚くのって、失礼だろうってレヴェル。代打逆転3ランホームラン! 
 この打席は何故か(打席での)右足の上げ方が小さく、投手の投球(147km)にばっちりタイミングが合った。タイミングさえ合えば、東京六大学の三冠王(2011年=大学4年生の春のリーグ戦)の地力を発揮できるのだが……。

阪神・俊介、プロ初4の4だ!「1番」起用6試合で打率・462(SANSPO.COM)