野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

3タテ、3タテ、3タテ~!(26日・甲子園)

2007-04-28 12:54:10 | Koushien Stadium
 前日(25日)の試合で【Sun-TV】(sky-A+)のアナウンサーが「明日(26日)は(セス)グライシンガー(が先発)ですから、今日は何としても勝っておきたい」とコメントしていたので、そんなに凄いのかと思ったら、初回にタイガースがあっさり先制! 2番「傷心の」赤星憲広が3塁線へのセーフティーバントを成功させて、4番・金本知憲がセンターオーヴァー!! フェンス直撃のツーベースで早くも「1対0」! 

【3回裏】にも9番ライアン・ヴォーゲルソングのセンター前ヒット(痛烈!!)を足掛かりに、3番アンディー・シーツが三遊間を抜いて、「2対0」! 【6回裏】にも7番(矢野輝弘)8番(関本健太郎)の連打と、1番・鳥谷敬の1塁線へのボテボテの内野安打で「3対1」。
 先発のヴォーゲルソングはヒットを打たれながらも(8本)四球を出しながらも(4個)要所を抑えるピッチングで5回を1失点。後は早めに出張った久保田智之が先陣を斬った『JFK』リレーで危なげなく、3連勝! 今シーズン初の3タテ(同一カード3連勝)で3位浮上(12勝10敗)らしい。

ジャン“本家”も仰天の鉄人っぷり (デイリースポーツ)

「天敵」石井一を攻略!(25日・甲子園)

2007-04-26 12:44:38 | Koushien Stadium
 偶にはこういう試合もないと……≪天敵≫石井一久(東京ヤクルトスワローズ)に対して、初回2点を先行! 「不調」の5番・今岡誠(三遊間突破!)と6番・林威助(ライト線二塁打!!)のタイムリーだった。今まではランナーを溜めても、今岡が倒れ、浜中治が倒れでチャンスを潰してきたタイガース。今岡が復調し、林が「起爆剤」ならば、打線に不安要素はなくなった。

【3回裏】にも赤星憲広の犠牲フライで追加点。【6回裏】にはまたしても、今岡、林の連打と8番・関本健太郎の犠牲フライ、1番・鳥谷敬の右中間を深々と破る3塁打で3点追加して、石井をKO! 【7回裏】には3番アンディー・シーツの今シーズン第1号が飛び出して、駄目押し点。7点を取って、先発の左腕・下柳剛が6回1失点。(2番手・江草仁貴)3番手に福原忍を投入して、1失点で「7対2」快勝! 

 調整登板=福原の調子が依然として上がらないのが気懸かりだが……防御率11.88。これで「もう一人の右腕エース」安藤優也もいない、「エース」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)もいなくなった状態でよく戦えている、と思う。「新」戦力3人に助けられているのだが、今日(26日)はそのうちの一人、ライアン・ヴォーゲルソング出陣! 

太陽が5月下旬にも実戦復帰へ (デイリースポーツ)

矢野、雨中のサヨナラヒット!(24日・甲子園)

2007-04-25 15:15:37 | Koushien Stadium
 週末の地元・甲子園で読売ジャイアンツ戦に連敗(惨敗)を喫して、昨日(24日)の東京ヤクルトスワローズ戦も【9回表】まで「0対1」。このままズルズルと≪弱い≫タイガースに戻ってしまうのか、と絶望的な気分になったのだが、救いの手を差し伸べてくれたのは、≪天≫からの降雨だったか……

【9回裏】1-OUTから3番アンディー・シーツの打ち上げたフライは平凡なライトフライ。しかし、これをライトのアーロン・ガイエルがグラヴに当てて、落球! 満塁策で4番、5番が歩かされた後、浜中治「不在」の6番に入る林威助がライト前ヒット! しかし、これも巧い外野手なら、雨が降っていなければ、捕られていたかもしれない。スワローズは久々に新外国人で「ハズレ」を引いたようだ。「1対1」同点!! 
 そして7番・矢野輝弘。「7年目の苦労人」狩野恵輔の台頭で、その座が安泰ではなくなってきたベテラン。その矢野が最後に決めた! 前進守備のショートの左横を抜いて、金本知憲が右手を挙げながら、ホームイン! そして出迎えた藤本敦士に(何故か)右ローキック! 「2対1」サヨナラで勝って、2日間の鬱憤を蹴っ飛ばした!!

快投も打球直撃…ジャンが流血降板 (デイリースポーツ)

狩野、プロ入り初ヒットがサヨナラ!(20日・甲子園)

2007-04-23 12:15:46 | Koushien Stadium
 前日(19日・ナゴヤドーム)悪夢のような(6点差)逆転負け(7対9)を喫して、地元・甲子園に読売ジャイアンツを迎えての3連戦の初戦も【6回裏】まで<ノーヒットノーラン>。【7回裏】にアンディー・シーツに初ヒットが出て、浜中治のセンター前タイムリーヒットで「1対1」。延長戦に入って、【12回表】『JFK』も使い果たして、3点を勝ち越されて、「1対4」……誰もが“万事休す”と思った。

【12回裏】1-OUT後、途中出場の藤本敦士がライト前ヒットで出塁して、(同じく)林威助が1,2塁間を抜いて、鳥谷敬が左中間を深々と破って、「3対4」1点差……赤星憲広も(前進守備の)1,2塁間を破って、「4対4」遂に同点!! 2-OUT後、金本知憲が初球をセンター前に弾き返して、今岡誠が敬遠策で歩かされて、2-OUT満塁で代打・狩野恵輔。狩野!
 1塁側ダッグアウトの岡田彰布監督も白い歯を見せながら、狩野を送り出す。同点に追いついて、負けが無くなって、ホッと一息安心して、最後の野手二人の内の一人、狩野に(大して)期待していたわけでもなかったのだろう。「ひょっとしたら…」とは思っていたのだろうが……
 初球フォーク空振り! このスウィングを見て、誰もが空振り三振(あるいは打ち取られ)延長12回引き分けの未来図を予想したことだろうが、それを覆して見せた男、狩野! 2球目のフォークを振り抜いて、打球はレフト線に! 狩野のプロ入り初ヒットがサヨナラヒットで「5対4」“劇勝”! 

奇跡の大逆転!狩野劇的サヨナラ打 (デイリースポーツ)

……涙が出そうになった。しかし、この感動も翌日(21日)翌々日(22日)の敗戦で薄れそうになるのだが、しかし、それでも狩野! 2試合連続ホームランを放って、一気に「NEW HERO」の座に駆け上がった。困窮するタイガースを救えるか!? 

連夜の大当たり…狩野プロ初弾!(デイリースポーツ)

シラけムード消した!狩野2戦連発(デイリースポーツ)

初回に一挙6点で「9対1」快勝!(18日・ナゴヤドーム)

2007-04-20 13:23:32 | Nagoya Dragons
 初戦(17日)に≪天敵≫山本昌に3安打完封負けして、一昨日(18日)は初回に一挙6点で「9対1」の圧勝! 極端すぎるヨ!! しかし、この余勢を駆って、昨日(19日)は前半で「3対1」「7対1」とリードして、これで「2勝1敗」勝ち越し! “鬼門”克服! と思いたかったのだが……こんなときに扁桃腺を腫らしている場合か!? 

下柳が開幕!649日ぶりナゴヤ星 (デイリースポーツ)

クドーさん、ありがとう(15日・甲子園)

2007-04-17 13:38:49 | Koushien Stadium
 初回に7点! 10日からの中日ドラゴンズとの3連戦に2勝1引き分けで圧倒したにも拘らず、13日からの横浜ベイスターズ戦でよもやの連敗!! ≪宿敵≫との3連戦が終わって、“燃え尽き症候群”に陥ってしまったか? タイガースファンの≪ストレス≫が最高潮に高まった一戦で初回に7点! これはスッキリした。ベイスターズの先発、43歳のベテラン左腕・工藤公康に「お礼」を言わなければならない。

 それにしても、工藤はピッチング・フォームが押し出すような感じだったし、スピードがなく、変化球のキレも感じられず、まるでバッティング投手のようにタイガース打線にポカスカ打たれた。1番・鳥谷敬がレフトスタンドへ流し打ちの先頭打者ホームラン(人生初!)を打ち込み、1-OUT後、3番アンディー・シーツ以下4連打のつるべ打ち! 
 7,8番に四球を与えて、9番に入った赤松真人に犠牲フライ(プロ入初打点!)を打ち上げられる始末。それだけに留まらず、不振の2番・関本健太郎にもタイムリーヒットを浴びて、ここで重い腰を上げた(3塁側)大矢明彦監督。(不振の)関本に打たれたら「お終い」と感じたのだろう。かつての大投手の面影が感じられない、寂しいピッチングだった。

 対照的にタイガース先発の21歳のルーキー左腕・小嶋達也。7回を1失点に抑えて、今やすっかり定着した「サンデー小嶋」。大量得点差もあって、『JFK』を出させることなく、【2回裏】には「主砲」金本知憲のソロ(第5号)【8回裏】には「ファンサーヴィスの一環」の2ラン(第6号)が飛び出して、「10対1」圧勝! 
 結局この3連戦は『JFK』の出番が一度もなかった。こんなことなら、初戦で4連投になるが、先発・杉山直久の援護で『JFK』を継ぎ込んでおくべきだった、と今にして思う。たっぷり休養を貰った『JFK』は満を持して、今日(17日)からのナゴヤドーム3連戦での登板を待つ。

無念1敗…能見 報われぬ119球 (デイリースポーツ)

ボーグルソン、弾丸2ラン!(12日・甲子園)

2007-04-13 19:11:40 | Koushien Stadium
 初回に4番・金本知憲が、ドラゴンズ先発「エース」川上憲伸からセンターのフェンス直撃のツーベースで先制して、前日(11日)のいい流れを持ち込んだタイガース。【2回裏】には1-OUT_1塁で8番・藤本敦士の放ったショートゴロ併殺打が何故か、2塁が「セーフ」になって、2-OUT_2塁。
 二塁塁審はベテラン谷博(部長待遇)。前日(11日)初回の荒木雅博のハーフスウィングの判定を「セーフ」に判定した一塁塁審だ。何でも「セーフ」と言いたい年頃なのだろう(?)。ここで9番(ピッチャー)ライアン・ヴォーゲルソング。誰もがこれで3-OUTチェンジの“ありふれた”≪未来≫を想像した……マウンド上の川上を含めて。

 初球(145km)空振り。2球目カーヴがスッポ抜け、3球目。真っ直ぐとカーヴの次は真っ直ぐ、単純な配球。バッテリーにはヴォーグルソンのバッティングが(意外に)「良い」というデータが入っていなかったのかもしれない。あるいは球審の(明らかな)誤審で頭が錯乱していたか? キャッチャー谷繁元信はインコースに構えたが、3球目の速球(143km)は魅入られたようにど真ん中に入ってきた。これを叩いて、レフトスタンドへ弾丸ライナー! まるで野手のような打球!! こんなピッチャーのバッティング、見たことない!! 「3対0」にリードを拡げて、後はヴォーゲルソングはピッチングに専念。

 毎回ランナーを許しながら、「あの」タイロン・ウッズを振り遅れさせる快速球(MAX=148km)で要所を締め、1失点で【6回表】まで投げきり、後は『KJF』にバトンタッチ! 3連投の『JFK』だったが、3人とも一人もランナーを許さず、「3対1」完勝! ≪宿敵≫ドラゴンズに2勝1引き分け。価値ある最初の3連戦だった。問題は来週(17~19日)からのナゴヤドーム3連戦か……

福原が登録抹消、1軍には帯同 (デイリースポーツ)

林の同点打で「6対6」!(11日・甲子園)

2007-04-13 14:29:15 | Koushien Stadium
 今シーズン初先発の福原忍の出来(調子)は悪くないと思った。相変わらず落ち着いたマウンド捌きで慎重に立ち上がっているな、と思ったが、初回に先頭の井端弘和を≪逆球≫のスライダーで見逃し三振に取ったとき、気付くべきだったのかもしれない。2番の荒木雅博を「2-1」に追い込んだが、フォークをハーフスウィングで見逃され、カーヴも外れ、「2-3」になって、苦し紛れに投げたスライダーをレフト前に運ばれた。
 そして3番・福留孝介に「1-1」からの真っ直ぐ(134km)を叩かれ、右中間を真っ二つに割られ、井端が還って、早くも先制を許す。4番タイロン・ウッズ、5番・李炳圭に連続四球を与え、6番・中村紀洋を「2-1」に追い込みながら、高目の速球(140km)をレフトに打ち上げられる。2点目が入って、さらに7番・森野将彦には初球を打ち上げさせたが、ショート、レフト、センターの中間点に落下して、レフト前ヒット! 3点目が入って、初回に3失点!! 

 しかし味方が(同じく)初回に3点を返してくれて、「3対3」。仕切り直しの【2回表】は2-OUT「2-1」から荒木にライト線にしぶとく打たれるが、福留を(得意の)スローカーヴで追い込み、最後はフォークを落として、≪MVP≫男から空振り三振! 
【3回表】はウッズをスローカーヴで見逃し三振に斬って取り、李は初球を打って、ファーストゴロ。中村紀はピッチャーゴロに打ち取り、この回の攻撃を「3分」で終わらせた福原。誰もが立ち直ったと「確信」したのだが……

【4回表】先頭の森野を歩かせ、8番・谷繁元信を「2-1」に追い込みながら、高めに浮いた速球(138km)を叩かれ、三遊間を抜かれ、水戸商業の井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)の後輩=9番(ピッチャー)長峰昌司に「2-3」から誰もいない三遊間にバントを転がされ、0-OUT満塁! 
 ここで1番・井端に初球のスライダーを狙われ、三遊間を抜かれて、勝ち越しを許す。2番・荒木の高いバウンドのショートゴロの間に2点目が入って「3対5」。福原はここで無念の降板……この後、2番手の左腕・江草仁貴が、4番ウッズにレフトに高々と打ち上げられて、あわや満塁ホームラン!? 一瞬、甲子園の観衆(43,862人)が凍りついたが、レフトフェンスのギリギリで落下して、これが犠牲フライ。ウッズが風邪で体調が万全ではない、らしいのが幸いした(?)「3対6」。

 井川の後輩の左腕を打ち倦(あぐ)んでいたタイガースだが、【6回裏】先頭の金本知憲がセンターバックスクリーン(右)に追撃の(第4号)ソロホームラン! 
 そして【8回裏】2-OUTから、その金本が1,2塁間をしぶとく抜いて、5番・今岡誠がドラゴンズの6番手、浅尾拓也の初球=150kmの快速球をレフト前に弾き返して、1,2塁。ここで代打の切り札=林威助が浅尾のスライダーを捉えて、センターの頭上を越える≪値千金≫のタイムリーツーベース!! 「6対6」同点に追いついたタイガース! 「勝ち」に等しい(延長12回)引き分けに持ち込んだ。

今季初JFK鉄壁リレー21回無失点 (デイリースポーツ)

「天敵」山本昌を打って、快勝!(10日・甲子園)

2007-04-11 13:05:41 | Koushien Stadium
≪天敵≫といえども、やはり41歳にもなれば、衰えは隠せないのか……前回(3日)のジャイアンツ戦(東京ドーム)7失点でKOされて、今回(10日)もタイガースが(4回裏)【5回裏】に集中打を浴びせて、5失点でKOした。≪王者≫ドラゴンズも≪磐石≫ではない。明日(12日)の先発が予想される「エース」川上憲伸にも体調面で「不良」があるようだし、3番手の朝倉健太も「不調」。これは附け込む隙がありそうだ。

 しかし3番手で登板したルーキー浅尾拓也(プロ入り初登板)のピッチングは見事だった。最速152kmのストレートで甲子園の観衆(48,455人)を驚かせ、憧れの(対戦したかった)4番・金本知憲には四球を出したが、6番「不調」を託つ浜中治からはキレのあるスライダーで空振り三振! 
 CS(GAORA)解説の大熊忠義さんは「どっから獲ってくるんかな?」と仰っていたが、地元・愛知の日本福祉大学、ドラフト前から注目されていた速球投手だ。元シアトル・マリナーズのラファエル・ソリアーノ(現アトランタ・ブレーヴス)のような腕の振りをする。今後はドラゴンズの中継ぎエースとして、将来的には岩瀬仁紀「以後」のクローザーとして必ず台頭してくるだろう、逸材。

 タイガースは「新外国人」エステバン・ヤンが見事に先発投手の役目を果たして、6回を2失点。昨シーズンのクリス・オクスプリングとは≪雲泥の差≫だ。両者の「格」が違いすぎる。よく、このメジャーリーグでも実績のあるヤンを獲れた。
【7回表】からはお決まりの『JFK』リレー。久保田智之もジェフ・ウィリアムスもランナーを背負って、不安定なピッチングだったが、そこは3点差。
【9回表】の藤川球児は3点差をエンジョイして、全てストレートで3者(空振り)三振! しかし、その中で球児の150kmのストレートを捉えて、センター前ヒットを放った7番・森野将彦は(妙に)≪大物≫感を漂わせていて、不気味な感じだったが……「5対2」快勝! 

5連打マサ粉砕!最高の甲子園快幕 (デイリースポーツ)

完封負けかよっ!(8日・東京ドーム)

2007-04-09 19:33:32 | Tokyo Giants
≪王者≫中日ドラゴンズへの挑戦者決定戦だったのだが……昨日(8日)の第3戦に敗れて、1勝2敗で負け越して、読売ジャイアンツが阪神タイガースよりも「上」であることが判明した。そのジャイアンツは(同じ東京ドームで)ドラゴンズに1勝2敗で負け越した。やはり今シーズンもドラゴンズの「1位」通過は決まりか? タイガースはそのドラゴンズを迎えて明日(10日)から甲子園で3連戦。……この1週間は(セントラル・リーグ)≪3強≫の実力の較べ合い、だ。

 昨日のジャイアンツの先発は左腕・高橋尚成だったから、ある程度の≪苦戦≫は予想していたが、完封されるとはなっ! 4番・金本知憲が3安打したにも拘らず、金本を(塁上に)置いて、悉く5番・今岡誠、6番・浜中治の「同期」コンビが沈黙……8番・関本健太郎と(同期)トリオで開幕から不振が続いていて、これは≪深刻≫。そういえば明日のドラゴンズの先発(予想)は左腕≪天敵≫山本昌か……明日が思い遣られる。

 先発のルーキー左腕・小嶋達也は6イニングスを2失点。前回(1日)のピッチングを見れば、今回は打ち込まれるのでは? と不安に思って見ていたが、上々のピッチングで見事に先発投手の役割は果してみせた。これで先発ローテーションの地位を揺るぎないものにした、と言える。……同じ日、背番号「29」の男は、ニューヨークで「辛い」思いをしていたが……

 それに対して、2番手で4三振を奪った左腕・江草仁貴は結局、1試合も先発登板することなく、ブルペン(中継ぎ)に回ることになりそうだ。ファーム(ウエスタン・リーグ)で福原忍と杉山直久が復調している。今日から1軍に合流することになりなので、江草はこのままブルペンに固定。本人は不満だろうが、チームの為には『JFK』に繋ぐ前に、どうしても、もう一枚「左」が必要。江草なら期待に応えてくれるだろう。やっぱり彼は<リリーフ>の方が向いているのかも知れない。

鳥谷 無安打に1番の責任痛感 (デイリースポーツ)