「
6対
6」同点で迎えた【8回裏】阪神タイガースの攻撃。(2アウト、ランナーなし)打席には(途中出場)
陽川尚将(打率.265、本塁打2、打点10)。広島東洋カープの6番手、左腕・
塹江敦哉(31試合、3勝2敗13H、防御率3.13)が投じた初球は外角低めに
151km! その直後、陽川は口をあんぐり開けて、マウンド上の塹江を恨めしそうに見てる。(あんなの打てないよ…)そして、2球目、同じ球(148km)が来た。バットを一閃した陽川。打球はセンターバックスクリーン右に飛び込む(第3号)勝ち越しホームラン! 陽川も「三味線」を使えるようになったか……狙いすました一撃。