昨日は試合前から
雨が降り続き、とても試合が成立するとは思えなかった。【2回表】に2点を先制して、【3回表】に同点に追いつかれて、【3回裏】に1点を勝ち越しても、
敵は雨だと思っていたが、【5回表】に逆転され、試合は成立。「
コールドゲーム」を宣告される恐怖と戦いながら試合を観ていたが、【6回裏】に同点に追いついて、一息ついたと思っていたら……
試合後、
杵渕和秀セ・リーグ統括が「
クライマックスという試合の性質も考えまして、判断させていただきました。大変なコンディションでしたけど、できるだけ試合を行うというのが基本だと思いますので。また、試合をやったからには審判の方は九回を目指すというのが基本ですので。中止で次のステージに進出するとか、普段とはまた違う要素もありましたので、とにかく試合を行うということを一番に考えて判断しました」
最初から試合を中止させるつもりがなかった、ということだ。こいつ、何様? セ・リーグ
統括。たった一人の判断で試合は
強行された。恐るべき組織だ、
NPB(日本プロ野球機構)。しかし、こういうとき、新聞記者は
沈黙する。NPBを
敵に回すわけにはいかないからだ。ジャーナリズム精神の
欠片もない。だから、NPBの行なうおかしなこと、
MLB(メジャーリーグ)を片務的に真似した
FA(フリーエージェント)もくじ引きで選手の行き先=球団を決めるドラフトも、誰にも批判されずに公然と堂々と毎年、行なわれる。その前は逆指名ドラフト(自由枠、希望枠)がこれも堂々と行なわれていたのだから、マスコミは何をやっていたのか? という問題。
……
泥沼のようなグラウンドで選手たちは
懸命にプレーした。
試合を完遂させた阪神園芸の技術 最悪のグラウンド状況の中で…(デイリースポーツ)
2017年10月15日(日)対DeNA 甲子園