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Hanshin Tigers Series 2024

公式記録員、木浪のプロ初Hを阻止!(3月30日・京セラドーム)

2019-03-30 11:15:05 | Osaka DOME


 阪神タイガースの長年の課題は1番打者、2番打者だった。赤星憲広(42歳)が(で)若くして(2009年)球団を去り、赤松真人(36歳)は赤星の全盛期に(2005~2007年)タイガースに入り、人的補償で広島東洋カープに去った。鳥谷敬(37歳)の力が衰えてから、一層となり、タイガースの得点力不足の遠因になっていたが、今シーズンの開幕戦は1番・木浪聖也(ドラフト3位)2番・近本光司(ドラフト1位)のルーキーコンビ。

「1対0」東京ヤクルトスワローズが1点リードで迎えた【6回裏】タイガースの攻撃。2-OUTランナーなしから1番・木浪がカウント「2-1」から4球目(144km)を流し打って、ショート! ショートがグラブで弾いて、記録はエラー。どう見ても、ヒット性の当たりだったが、「グラブに当てたら、エラー」「グラブに当てなかったら、ヒット」という前例踏襲、マニュアルを順守する公式記録員。公式記録員って高度な野球知識が求められる職業なのだが。メジャーリーグでは一旦出した公式記録も後になってから、あっさり訂正する。公式記録員主義というな日本プロ野球。
 24歳の若者、木浪もスコアボードの「E」を見て、一塁ベース上で口を尖らせていたが、そんな木浪をす、2番・近本の初球(128km)を打った、右中間を深々と破るタイムリースリーベース! 「11」同点! ルーキーコンビで試合を振り出しに戻した。そして、延長【11回裏】……

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3月12、13日、J SPORTSの乱<サボタージュ>(ナゴヤドーム)

2019-03-15 19:57:20 | Nagoya Dragons


 3月12日(火曜日)、13日(水曜日)ナゴヤドームでの中日ドラゴンズとのオープン戦。本来ならCSのJ SPORTSが中継する筈なのだが、2試合とも中継なし。J SPORTSの反<サボタージュ>。いったい、どういう理由なのか? その2試合にオープン戦、勝ち星なしだった阪神タイガースが! タイガースファンはその目では、今年のタイガースの勝利を未だ見ていないことになる。

 13日は先発の青柳晃洋(25歳)が5回4安打1失点7奪三振のをしたらしい。これで4月3日(水曜日)の東京ドーム、読売ジャイアンツ戦の先発が内定しただろう。あとは4日の東京ドームに、高橋遥人(23歳)が間に合うか? それとも、秋山拓巳(27歳)が来るか? 岩田稔(35歳)が巻き返すか? いずれにしても、藤浪晋太郎(24歳)はか……

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そしてエースがマウンドへ…(2018年4月1日・甲子園)

2019-03-10 19:55:51 | GAORA


 昨年春の選抜(第90回)準々決勝の第2試合。創成館(長崎)が智辯和歌山を「」3点リードの【5回裏】1アウト満塁のピンチを迎えて、マウンドには背番号「」の左腕・川原陸が上がった。昨年のドラフト会議で阪神タイガースに位で指名された左腕だ。(センバツプレイバック)しかし、左打者に流し打たれ、「」2点差にされ、続く右打者にもライトに犠牲フライを打ち上げられ、「」1点差に迫られるエース。尚も2アウト一二塁のピンチが続くが、続く右打者をサードゴロに打ち取り、脱出! 

【6回裏】先頭打者を3球(空振り)三振に打ち取ったが、2番打者に詰まらせながらもライト前に落とされ、3番・林晃汰(広島ドラフト3位)は初球を打って、センターフライ。4番打者にもセンターに大飛球を飛ばされるが、3アウト。非常に綺麗な投球フォーム、綺麗な球筋。い左腕だ。

【8回裏】先頭打者にセンター前ヒットを浴びるが、続く2番打者をサードゴロ併殺に打ち取り、2アウト。ここで3番・林を迎えるが、カウント「0-2」に追い込んで、スライダーの連投で2球目を振らせて、空振り三振! プロ対決をした。将来、早々にプロで対決する日が来るか? 生涯のライバルとなるか? 

」2点リードで迎えた【9回裏】のマウンド。先頭の4番打者を「0-2」に追い込むが、スライダーを2球見送られ、3球目のインコースの速球(131km)が際どく外れ、次の勝負球が甘く高めに浮いて、左中間にヒットを飛ばされる。5番打者を速球(138km)で空振り三振! しかし6番打者を歩かせ、7番打者の打球はピッチャー強襲! グラブで叩き落とした川原が冷静に二塁に送球して、2アウト。あと一人……8番打者も「2-2」に追い込んで、あと1球だったが、5球目が高めに浮き、6球目の際どいインコースをまたしても(ストライクに)採ってもらえず……そして、9番打者に三遊間を破られ、「」同点に追いつかれるエース。マウンドから降りていく……。彼が甲子園のマウンドに帰って来る日はいつか……? 

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2位指名の謎を解き明かす。(2018年3月27日・甲子園)

2019-03-09 19:57:50 | GAORA


 昨年のドラフト会議。阪神タイガースの2巡目(2位指名)。2番目の選択だったのに、読み上げられた名前は「小幡竜平 内野手 延岡学園」。その瞬間、会場は静まり返ったのをよく憶えている。2巡目にはまだ東妻勇輔梅津晃大野村佑希渡邉勇太朗が残っていたのに、無名の高校生の内野手。正直、気はかかと思ったが……

 その小幡竜平。昨年春(選抜)の甲子園(第90回)には出場していて、CS【GAORA】の『センバツプレイバック』で見たが、国学院栃木との2回戦、1回裏2アウト二塁のチャンスで打席に入って、2球目(114km)を打って、センター前ヒット! 4番打者の重責を果たす同点のタイムリーヒット! 
 第2打席は三振、第3打席はセンターフライに倒れ、迎えた第4打席。1アウト一塁で打席に入り、カウント「2-2」から左腕投手の外角球を見逃し三振! 球審が栃木県出身だったのだろう? そんな判定だった。これが最後の甲子園になった。ここでれることによって、無名のまま甲子園を去ることによって、タイガースは2位指名というサプライズを演出して見せた。あとは本人がその球団の期待に応えることができるか否か、だ。

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