得点圏打率.385の男（20日）

野村の見立て　わたしが見抜いた意外な長所・短所
著者：野村 克也
東邦出版(2011-06-18)
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　昨日の『虎バン』（ABC）は（元・東北楽天ゴールデンイーグルス監督）野村克也さんがゲスト。昨日の試合のABC（朝日放送）の解説も務めていたが、CS【スカイ・A sports＋】の解説者は別人。（全国放送よりも）ローカル放送の方が解説者が≪豪華≫だなんて、そういう≪偏り≫（不公平）は止めにしてもらいたいなっ。

　番組では、コメンテーターの赤星憲広氏が、≪不振≫のマット・マートンとクレイグ・ブラゼルを外して、「3番・関本、6番・平野」を提言。平野恵一の得点圏打率.385を活かすべき、という提案だが、斬新なアイディアだ。何かを変えなければ……（4連敗中）。

阪神・今成、ホロ苦…今季初先発マスク（SANSPO.COM）

一瞬の判断力 ～ピンチをチャンスに変える53の法則～
著者：赤星 憲広
宝島社(2012-02-15)
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安藤、復活の要因を知る（13日）

BBH2010 黒カード 安藤 優也(阪神)
コナミ
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　昨日の『虎バン』（ABC朝日放送）は見応えがあったなあ～。コメンテーターの“よっさん”吉田義男さんが（スタジオで）“やおら”立ち上がって、マット・マートン≪不振≫の原因を解説。去年と今年の打撃フォームを見比べながら、「（調子のいいときは）頭がそのままで脇が開かない」「（現在は）頭が突っ込んで、脇が開いてしまっている」らしい。
　さすがは“よっさん”。こういうプロフェッショナルな解説を聴きたいものだ。プロの解説者には、こういうことを求めているのだが、なかなか期待に応えてくれない解説者が多くて困ったものだ。素人にはマートン≪不振≫の原因が何なのか？　皆目判らないのだから、プロに技術的な解説をして欲しいと思っているのに（！）。

　番組の後半は「虎動」で、安藤優也「復活の先に」。今シーズン≪復活≫の要因が明らかにされた。「左足を上げたときに内側に捻る」「捻ることでより右足に体重が乗る」「右足に力が乗って、そこから粘って、お尻から投げられる」。
　2010年の投球フォームと見比べたら、歴然。「下半身主導のフォームをつかんだときに「これだな」と思って、力強い真っ直ぐがいくようになった」らしい。やっぱり投手にしろ打者にしろ、フォームって大事。本人が気付いて修正（微調整）できれば、劇的に変わるが、変われなければ……

「もう1回、甲子園のマウンドに立ちたい」「勝ちたい」「意地ですかね、このままでは終われない」と安藤。595日ぶりの勝利（4月5日・神宮）……ヒーローインタヴューで“涙ぐんでいる”安藤の映像を見て、“もらい泣き”してしまった（！）。

虎・桧山、ノーヒットノーラン阻止打～！（SANSPO.COM）

生え抜き タイガースから教わったこと
著者：桧山進次郎
朝日新聞出版(2011-11-18)
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「虎バン」に落合さんⅡ（29日）

采配
著者：落合博満
ダイヤモンド社(2011-11-17)
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　先週に続いて『虎バン』（ABC朝日放送）に落合博満氏（前・中日ドラゴンズ監督）。対談相手の矢野耀大氏に（タイガースの4番）新井貴浩のことを訊かれて、「自分の好きなところと打っているボールが違う」「引っ張るなって、引っ張れる打者じゃないから」。
　今日（30日）の新井は4打数1安打。【7回表】の第3打席で右中間フェンス直撃のツーベースを放った。昨日の『虎バン』を見ていたのかも知れない（？）。こういうバッティングをしていれば、率を残せる、打点も増える。インサイド（引っ張り）を棄てるべきだろう。

　それにしても今日の試合は、【9回裏】0-OUT二三塁（その後0-OUT満塁）のピンチをよく「0」で凌いだなあ～。私はその時点で観念して、EPGでチャンネルを換えたが、Netで速報をチェックしても、一向に「巨人サヨナラ」の文字が躍らないので、おかしいなあ～と思って、チャンネルを【G＋】に戻してみたら、西村健太朗（読売ジャイアンツ）が投げていた（延長10回表）。……“3タテ”されなくって（引き分け）良かった。

ルーキー歳内　昨夏以来の甲子園マウンドで奪三振ショー！ （スポニチ Sponichi Annex）

捕手目線のリーダー論　～六つの要～
著者：矢野 燿大
講談社(2012-03-30)
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福原、復活の陰に山本昌あり（6日）

【プロ野球オーナーズリーグ】福原忍 阪神タイガーズ ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2011 04》ol08-083
バンダイ
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　先週（6日）の『熱血！タイガース党』のゲストは（ベテラン）福原忍（14年目）。昨シーズンの（突然の）≪復活≫は、山本昌（中日ドラゴンズ）に「歩幅が狭くなっている」と指摘（アドヴァイス）されたことが原因らしい。歩幅を大きくして（元に戻して）から、ストレートが速くなった。全盛期の速球が甦った（！）。
　先発に転向してから、小手先のピッチングを覚え（歩幅も狭くなり）、福原“らしさ”が無くなっていた。リリーフ（中継ぎ）に戻って（歩幅を大きくして）から“らしさ”を取り戻した。今シーズンは、そのストレートに更に磨きをかけたいらしいから、狙うのは「勝利の方程式」入り、か。
　福原が入ってくれれば、態々（先発要員の）久保康友をリリーフに回す必要がなくなる。久保を（引き続き）先発に固定できれば、タイガースの≪優勝≫は（可能性が）見えてくる。……福原の役割は重要だ。

阪神・福原、スッキリ１４００万円アップ （SANSPO.COM）

BBH2 黒カード 山本 昌(中日)
コナミ
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第33代監督は見抜いていた（19日）

阪神の女房
著者：矢野燿大
朝日新聞出版(2011-06-17)
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　今週の『熱血！タイガース党』（サンテレビ／スカイ・A sports＋）、ゲストは誰だろう？　と思って、公式サイトで調べてみたが、次回予告も何もなかった。仕方ないから検索して、素人さんの書き込みで事実を知ったが、せっかく良いタイガース情報番組を作っているのに……もっとWEBに≪力≫を入れてほしいものだ。

　それにしても、コメンテーターの矢野耀大さんは、新しいタイプの解説者だ。柴田講平外野手（25歳）が2年目に低迷した原因をズバッと指摘してみせた。……第33代監督は決まりだなっ。
　その柴田。和田豊新監督が「鳥谷1番」構想を明言しているから、現時点ではレギュラーは（白紙どころか）剥奪されたようなもの。2番には平野恵一が入るから、7番センターには「打てる外野手」を置きたい（？）。“スーパー・ルーキー”伊藤隼太（慶應義塾大学）の抜擢を考えているのだろう（？）。……「和田構想」を覆せるか？　

虎・柴田、Ｄ１位・伊藤隼に負けん！ （SANSPO.COM）

BBH2011 白カード 柴田講平(阪神)
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「言わなきゃ俺の為にもならないし、あいつの為にもならない」（5日）

【ベースボールオールスターズ】下柳剛 阪神タイガース レギュラー 《BASEBALL ALLSTAR'S vol.2》ba1102-091
コナミ
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　未だに納得できないのが、下柳剛投手（43歳）への「戦力外通告」。終盤戦の大事な時期に何故、彼を一軍に上げなかったのか？　上げたのが何故、若い2年目の秋山拓巳だったのか？　下柳だったら、ダッグアウトに「いる」だけで、優勝（CS）争いするチームの≪強力≫な「戦力」になっていただろう。
　ファームに落とされる時も「もう1回チャンスがある」と、首脳陣から話があったから「いつでも行けるように準備はしてた」のに、“約束”は反故にされた。……“こういう”ことをする首脳陣（監督・コーチ）。

　野村克也（1999年～2001年）星野仙一（2002年～2003年）岡田彰布（2004年～2008年）と続いてきた良い流れが、2009年からの監督の代で（人間関係を含めて）“グチャグチャ”にされた。これで、このオフシーズンにFA（フリーエージェント）取得者の流出が続いたら、タイガースはもう一度≪暗黒時代≫に突入することになるだろう。……この悪い流れを断ち切ることが出来るか？　和田豊新監督。
「勝ちたいんや！」＝「NEVER NEVER NEVER SURRENDER」。タイガースはもう一度、2002年～2005年シーズンのスローガン＝原点に戻るべきだろう。「Be the Best For the Fans」（2006年～2008年）とか「Focus on this play' this moment!!」（2009年～）とか、訳の分からないスローガンにしてから、優勝できなくなった。先ずはそこから、だ。

　7日（5日）の『虎バン』（朝日放送）の対談「下柳剛選手×矢野さん」は良かった。ロケ収録時間は2時間に及び、放送されたのは（たったの）15分。残り1時間45分が勿体ない。DVDにして、販売すべきだ。スタッフだけ得して「ゴメンナサイ」で済むことか？　と言い募りたい。

　そういえば、2005年は15勝3敗（防御率2.99）で『最多勝利投手』のタイトルを獲得。最終戦で延長【10回表】まで一人で投げ抜き、【10回裏】鳥谷敬の≪サヨナラ≫ホームランでタイトルを手に入れた下柳。
　鳥谷には「オマエの守備は使えない」とか「（打球に）飛び込め！」とか、厳しかった（“ボロカス”に言っていた）下柳。その鳥谷が送別会で「最初は嫌で（頭にきてたけど）（そう言ってもらえたことを）僕は今は本当に感謝しています」と言ったらしい。
　今シーズンは『ゴールデン・グラブ賞』受賞が確実な鳥谷。その守備の向上の陰には、下柳の存在が「あった」。「（言いたくもないことだったけど）言わなきゃ俺の為にもならないし、あいつの為にもならない（ことだった）」と下柳。こういう“人物”を放擲したタイガースは許し難いなっ。痛い“しっぺ返し”を喰らうことになるだろう。……例えば、その鳥谷。

虎投支えた下柳…戦力外「まだまだ現役で」 （SANSPO.COM）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 8/27号 [雑誌]
講談社(2009-08-12)
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安藤、痩せたなあ～（＠92kg～84kg）

BBH2008 黒カード 安藤　優也(阪神)
販売元：コナミ
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　昨日（26日）何気に（サンテレビの）『熱血！タイガース党』（sky・A）を見ていたら、【安藤　自主トレ公開】の映像が流されていて、それを見てビックリ！　安藤優也投手（32歳）が痩せていた！　この自主トレーニング中に体重を92kgから84kgに絞ったらしい。
　見違えたっ。3年連続「開幕投手」に懸ける意気込みが窺える。それよりも何よりも、昨シーズンは8勝（12敗）に終わった。「エース」と呼ばれながら、この数字はいただけない。こんな勝ち星のエースでは優勝などできっこない。

　それにしても、貴重な番組、『熱血！タイガース党』。こういう自主トレ中の安藤の映像など（全国放送では）滅多に見られない。こういう番組がなかったら、キャンプに入って初めて、痩せた安藤を見て驚くことになる。それでは遅すぎる。タイガースファンならば、早く見たい。そんな要望に応えてくれる、『熱血！』。彼等と共に秋は喜びを分かち合いたい。

安藤復活へ！肉体改造で７キロ絞った（デイリースポーツ）

阪神タイガースクラシック Vol.1 (B・B MOOK 617 スポーツシリーズ NO. 490)
販売元：ベースボール・マガジン社
発売日：2009-06
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大和と野原祐（19日・猛虎紳士録）

阪神タイガース Postcard Collections 2010
著者：技術評論社編集部
販売元：技術評論社
発売日：2009-11-18
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　昨日の『猛虎紳士録』（sky・A）のゲストは、大和内野手（22歳）と野原祐也外野手（24歳）。紹介されるとき「今シーズン、大ブレーク！」とコメントされていたが、「小ブレイク」程度だと思う。人気球団タイガースでは、この程度の選手でもテレビ番組に出られる。

　大和は守備と俊足が取り柄の選手。バッティングは非力だし、バントも巧くない。もう少しバッティングに粘っこさが出てくれば、レギュラー獲得も夢ではないと思うが、それよりも何よりも、気になるのは、ユニフォームの着こなし。
　パジャマみたいな着こなしをしている。隣（ショート・ストップ）で守る先輩の鳥谷敬内野手のようにソックスを見せるスタイルに変えて欲しいのだが。隣の鳥谷が「そう」だけに、余計に目立つ。……若者らしく見えない。これもセルフ・プロデュース。スタジオの猛虎紳士＝福本豊さんに叱って欲しかった。

虎・野原祐、Ｇ・Ｇ・佐藤から“野球”学ぶ （SANSPO.COM）

走らんかい! (ベースボール・マガジン社新書 28)
著者：福本 豊
販売元：ベースボールマガジン社
発売日：2009-05
おすすめ度：
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「一球撃命」林威助（9日）

月刊 タイガース 2007年 07月号 [雑誌]
販売元：かんそく
発売日：2007-07-02
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　暖かい宜野座（沖縄）から、未だ寒い安芸（高知）へ……沖縄の空は連日≪晴天≫だったのに、高知は（連日）どんよりした曇りで、昨日（24日）今日（25日）は≪雨≫模様……せっかくの紅白戦（第3戦）が中止になってしまった。
（我が）阪神タイガースが毎年、後半戦に失速する原因（遠因）は、このキャンプ分割方式にあるのではないか？　と訝りたくもなる。……安芸市の人たちには申し訳ないが、≪腐れ縁≫が断ち切られることをファンも（何よりも）選手や監督コーチが望んでいる、と思う。

　連日放送されるCS（スカイA）の『猛虎キャンプリポート2009』。こちらの視聴に追われ、その合間に放送される『虎バン』（ABC制作）の視聴が疎かになっていた。9日に放送されたゲストは林威助外野手。
　座右の銘は「一球撃命」（造語）。バットは棒ではなく「ムチ」だと言う林。彼なりの独特のバッティング「理論」がありそうだ。

　ライト（外野手）には（新外国人選手）ケヴィン・メンチが加わり、ファースト（一塁手）には今岡誠が≪復活≫気配で、林は今のところ、左の代打の一番手（最初）という厳しい立場だが、彼のバッティングは気持ちが良くて、好きだから、何とか常時出てほしい、と思う。

石川 ライバル退けＯＰ戦開幕投手（デイリースポーツ）

虎バン 阪神タイガースはなぜ強いのか
著者：「虎バン」書籍制作委員会 (編集)
販売元：出版文化社
発売日：2008-09-27
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「ムチャクチャしたれ！」（＠思い出の岡田監督）

　年内最後のCS『熱血！タイガース党』（sky-A）に岡田彰布前監督がゲスト出演されていたが、何と言っても、思い出の岡田監督といえば、2005年9月7日のナゴヤドーム、中日ドラゴンズ戦の【9回裏】絶体絶命のピンチでマウンドに上がり、（当時の）≪守護神≫久保田智之に向かって、「ムチャクチャしたれ！」。

　あの後、久保田が神懸かり的なピッチングで窮地を脱出し、延長の末≪伏兵≫中村豊のソロHRで「4対3」で勝った試合。その年の≪優勝≫を決定付けた（タイガース史に刻まれた）伝説の「9・7」。岡田監督のリーダーシップで勝った試合だった。
　岡田監督＝「名将」の評価が定着した試合と言っていいだろう。タイガースが自力（生え抜き）で「名将」の監督を生み出す（育てる）ことが出来るとは……（感動）。

　その前の監督が≪怖い人≫で、ダッグアウトの中でも常に仏頂面（無表情）。それに較べて、岡田監督は喜怒哀楽を素直（ストレート）に表して、選手と共に喜び、怒り、楽しむ監督だった。来シーズンから見られなくなると思うと、寂しくなる。何よりも、選手達が寂しがる、だろう。
　真弓明信新監督はその空隙を埋められるだろうか？　真弓監督の最大の敵は（案外）「前監督」（その存在感）かもしれない。

柴田“盗魂”や！開幕１軍へ目標決定（デイリースポーツ）

頑固力―ブレないリーダー哲学 (角川SSC新書)著者：岡田 彰布販売元：角川SSコミュニケーションズ発売日：2008-11おすすめ度：クチコミを見る