秋山拓巳(3勝1敗)が良くなっていた。前回(7月28日・東京ヤクルト戦)完投して、登録抹消されて、11日ぶりの登板。防御率は4.83。先発しても毎回4、5点は取られていた。今年の秋山は「良くない」と感じていたが、昨夜は初回から抜群の立ち上がり! 外角低めに抉るストレート。これが決まっていた。秋山の制球力が戻っていた。いったい(抹消されていた)10日間に何があったのか? その謎は翌日=今日(10日)解き明かされることになる。秋山の復調は頼もしい。優勝の可能性が見えてきた。
4連敗で脱出した(阪神タイガース)7月4日、「9対3」でリードした【9回裏】広島東洋カープの攻撃。マウンドに上がったのは、2017年のドラフト1位で背番号「18」馬場皐輔(25歳)。先頭(左)打者に初球から5球連続スプリットで空振り三振❗️
続く7番打者には2球目に初めて直球(149km)を投げ込んで、これをライト前に弾き返される。
3人目の打者(左)には初球(147km)ファウルの後、スプリットの連投で(空振り)3球三振❗️
4人目の打者(左)には初球(149km)の後、2球目のスプリットで空振りを取り、3球目(147km)4球目(145km)、5球目6球目のスプリットでファウルの後、7球目のスプリットで見逃し三振❗️
その瞬間、三塁側ダッグアウトに帰ろうとした馬場。無我夢中で投げていて、【9回裏】で投げている意識が飛んでいたのだろう。
スプリットがいい。「これが俺のプロで生きる道」を遂に見つけたようだ。自在にコントロール出来ている。直球も力強い。投球フォームが安定し出したから、球がバラつかなくなった。ようやくドラフト1位が、背番号「18」が、タイガースの戦力になってくれそうだ。
(カープの先発)左腕ジョンソンに対しては2打数ノーヒットだったが、8回表2アウト一塁、3番手の左腕からレフト・オーバーのツーベース❗️ 4番マルテ。
二線級なら打つマルテ。ジョンソンや菅野や今永や大野や(小笠原や)一線級投手は「打てない」。一線級を「打って」こそ“助っ人”。来シーズン「こそ」は一線級を「打てる」新外国人選手を獲ってこなければ。
【2軍】伊藤和 実戦復帰前倒しも(デイリースポーツ)
前代未聞だなっ。俊介が登録抹消されて、俊介はまだ一軍にいたのか……「最後の俊介」だなっと個人的に思っていたら、ソラーテ、逃亡。
ソラーテをまだ一軍で「使う」気でいたのが凄いが。守らせる所なんか「ない」。代打で「使う」つもりだったのだろうか? ソラーテ本人もスタメンで使ってくれなければ、そりゃ「帰る」となるだろう。実は三塁しか守れない野球選手を二塁や遊撃で使おうとした方に問題があった。
「ソラーテは三塁しか守れない」って、私のような素人でも基礎知識があるのに、そんな基礎知識もなしにソラーテを獲得した阪神タイガース。真面目にGM(ゼネラル・マネージャー)を置いて、責任の所在を明確にすべきだ。
【阪神】ソラーテを1軍合流当日に強制送還、退団も…先発外れ不満か「モチベーションが上がらない」(スポーツ報知)
この3連戦、3タテされることもあり得ると思っていたが、昨夜、西が踏ん張り、最悪は免れたが、今夜は予測通り、大敗。初回に5失点。2回7失点でKO。岩田稔に「次」はあるか? ないとしたら、誰が代わりを務められる? 岩貞?
それにしても、3番手の高野(3失点)。また阪神タイガースは、トレードで「滓」を掴まされたか? 背番号「30」が泣いている……。
阪神 2桁10失点で大敗 岩田がプロ最短2回7失点でKO負け 原口初アーチも及ばず(デイリースポーツ)
昼間のウエスタン・リーグ(鳴尾浜)で ドリスが9回表のマウンドに上がって、3失点……もし、まだ一軍に居たら、今夜は「4対4」同点に追い付かれていたのか……。
藤川球児は往年の球速はもう無いのに、高めのストレートで「まだ」空振りを奪える。150km超のファストボールを持ちながら、鋭いスプリットを持ちながら、抑えられないドリス。この差はなんだろう……。
矢野監督「今日の勝ちは西の頑張り」力投の右腕を称賛(デイリースポーツ)
藤浪が先発した8月1日に先発したということは、藤浪が悪ければ、代わりに秋山が来週(8日)投げるということだが、藤浪が悪かった(登録抹消された)ので、そういうことになりそうだ。しかし、その秋山も初回にマレーロに2ラン喰らって、3回2失点。
…両雄、並び立たず…二人が先発ローテーションに入って、フル回転する日が阪神タイガース《優勝》の年になる筈なのだが……そんな日は来るのか?
阪神秋山が8日ヤクルト戦先発へ 先発ローテ枠空き(デイリースポーツ)