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Hanshin Tigers Series 2024

一軍より多い勝ち星…藤浪、二軍で6勝目を挙げる。(9月28日・甲子園)

2017-09-30 11:40:23 | Western League


 藤浪晋太郎(14試合、5勝2敗、防御率2.89)、木曜日の(ウエスタン・リーグ)広島東洋カープ戦に先発して、54安打1四球6三振1失点で6勝目。一軍での勝ち星を上回ってしまった。如何に異常事態か……。そんな中で懸命に2位に食い込もうとしている(一軍の)阪神タイガース。

 そういえば、藤浪、また投球フォームが微妙に変わっていた。コントロール重視の脱力フォーム。初回は最速149km。しかし【2回表】4番エルドレッド(37歳)を迎えたら、ギアが入って、初球と2球目150km! 3球目~5球目のスライダーで「2-2」に追い込み、6球目(149km)で空振り三振! 本能の藤浪。
 5番打者と6番打者に脱力スライダーをセンター前に運ばれ、1-OUT一二塁のピンチ。あれだけ腕の振りがむのだから、打者は的を絞りやすいだろう(?)。7番打者には速球を3球(147km、152km、146km)続けて、ショートゴロに打ち取り、8番(左)打者にはフォークボールで空振り三振! 

【3回表】も先頭打者に脱力スライダーをライト前に運ばれ、続く1番(左)打者にも四球。2番(左)打者には初球153kmを計測して、3球目4球目も153kmを計測して、6球目は154km! ピンチになる(ランナーが溜まる)と、ギアが入るようだ。フォークで空振り三振! 3番(左)打者を初球(142km)でショートゴロに打ち取って、4番エルドレッドとの二度目の勝負
 初球155km! この日の最速! 2球目も154kmで空振り! ギアが入ったら、投球フォームが「いい時」に戻っている。3球目も155km。明らかにが入っている。4球目(154km)で見逃し三振! これが藤浪、これぞ藤浪。

【4回表】を3人で打ち取り、【5回表】も先頭(左)打者を「0-2」に追い込んだが、3球目(149km)をセンター前にき返される。この試合、初めて速球を捉えられた。続く打者はショートゴロに打ち取ったが、ショートが打球をいて、0-OUT一三塁。ショート・ストップは同期北條史也(5年目)。
 1番(左)打者を2球目(151km)でショートゴロに打ち取って併殺かと思ったら、ショートの北條がまたしても送球が遅れて、一塁はセーフ(三塁ランナー生還)。なぜか2-OUT後、2番(左)打者にカウント「3-2」から渾身の速球(151km)で空振り三振! マイナー・チェンジ(突貫工事)は成功したか? 答えはCS(クライマックス・シリーズ)で出る。

阪神・藤浪、花添える5回1失点「掛布さんの最後の試合だったので」(SANSPO.COM)



2017年9月28日(木) 対広島 30回戦 甲子園

最後の安藤(9月24日・タマスタ筑後)

2017-09-26 15:12:15 | Western League


「2対2」同点で迎えた【6回裏】福岡ソフトバンクホークスの攻撃。阪神タイガースのマウンドには、39歳(16年目)引退が決まっている安藤優也(28試合、0勝0敗、防御率4.10)が上がった。先頭(左)打者に初球(137km)でストライク! 場内には空気を読まない(読めない)女児の「かっ、とば、せー!」の声が鳴り響いている。2球目(123km)ファウル! 3球目(137km)空振り三振! 
 続く(左)打者もカウント「1-2」に追い込んで、7球目(113km)を打たせて、ショートゴロに打ち取ったが、ショートの北條史也(23歳)が送球ミスして、1-OUT一塁。3人目の(右)打者には2球目(133km)を打たせて、センターフライに打ち取ったが、なぜか「ボー」を宣告されて、1-OUT二塁。「空気を読まない」人間(球審)が此処にも……打ち直しの3球目(138km)を打たせて、ピッチャーゴロに打ち取ったが、安藤が三塁に送球して「ーフ」フィルダースチョイス(野選)。

 1-OUT一三塁のピンチを迎えて、右打席には(出身地・大分の後輩)内川聖一(17年目)。初球(137km)外角低めに決めて、2球目(136km)ファウル! 3球目(135km)を止めたバットでファーストゴロ。5人目の(右)打者にはカウント「2-0」からフォークボールを振らせて、5球目(136km)6球目(スライダー)ファウルの後、最後はフォークで空振り三振! 握手で迎えられる16年目のベテラン。……地元・九州で最後のマウンド。

安藤優也選手が現役引退を発表(阪神タイガース公式サイト)



2017年9月24日(日) 対ソフトバンク 30回戦 タマスタ筑後

植田海、チームをCS敗退に誘う深追い(9月23日・神宮)

2017-09-24 11:43:43 | Tokyo Swallows


 阪神タイガースが「40」とリードした【6回裏】東京ヤクルトスワローズの攻撃。2番手の左腕・岩崎優(61試合、4勝1敗、防御率2.20)が2-OUTから8番(左)打者(奥村展征)に(あろうことか)カウント「0-2」から四球を出して、な感じ。しかし、9番の代打リベロ(打率.217、6本塁打、20打点)が初球を打ち上げてくれて、ライト方向への平凡なフライ。二塁手の植田海(21歳)が追いして、グラヴで右翼手をして、自分で捕ろうとしたが、直前になって身をめて、右翼手=糸井嘉男(36歳)が捕球どころか、グラヴではなく(あろうことか)素手の右手に打球を当てて、「4対1」。

 その糸井。【7回表】の打席で代打を送られて、退場。右手をしたたかめたようだ。少なくとも、今日の試合は(相手の先発投手が左腕ということもあり)欠場になるだろう(?)。重症ではないと思いたいが……春のキャンプの前(自主トレーニング中)から糸井の(度重なる)怪我に悩まされてきたタイガース。CS(クライマックス・シリーズ)を目前にして、また不安要素がもたげてきた。それにしても、何で上本博紀(6回表で交代)の守備固めに(ショートが本職の)植田(3年目)? ベンチ(ダッグアウト)の愚策がチーム(を窮地に陥らせている)に冷や汗をかかせている。

阪神・糸井、落球で右手負傷 金本監督「腫れがあるらしい」(SANSPO.COM)



2017年9月23日(土)対ヤクルト 神宮


引退の狩野、センターフライが三塁打に!(9月22日・タマスタ筑後)

2017-09-24 09:07:20 | Western League


 金曜日の福岡ソフトバンクホークス戦、ウエスタン・リーグ。【2回表】阪神タイガースの攻撃。4番打者(北條史也)がレフトフライに倒れた後、5番・新井良太(打率.290、9本塁打、31打点)が5球目を打って、レフト前ヒット! 一軍での打率.091(11打数1安打)。来シーズンはどうなるのだろう? 広島東洋カープがってくれる(いの手を差し伸べてくれる)のだろうか? 

 6番は狩野恵輔(打率.263、5本塁打、17打点)。今シーズン限りで現役引退を決めている。背番号「99」。一時は捕手のレギュラーポジションを取りかけた男が……カウント「0-2」に追い込まれ、3球目を外角低めに決められたが、判定は「ボール」。球審の温情か? もっと狩野の打席を見せてあげたいという……ファウルで粘って、8球目を捉えてセンターフライ……かと思ったが、センター(中堅手)が打球を見失って、左中間に落ちる三塁打! センター(釜元豪)も狩野(阪神)ファンだったのかな? 

 7番は今成亮太(打率.244、6本塁打、35打点)。この選手は今シーズン、一度も一軍に呼ばれなかった。本当に来シーズンはどうなるのだろう? 良い打撃センスをしているのだが……5球目を華麗に流し打って、レフトフェンスに達する二塁打! 来シーズンは違うユニフォームを着ているか? それとも……

狩野、27日に甲子園で引退セレモニー開催 ウエスタン広島戦(デイリースポーツ)



2017年9月22日(金) 対ソフトバンク 28回戦 タマスタ筑後

今やエースの安定感…小野、7回9奪三振の快投!(9月9日・甲子園)

2017-09-12 09:09:43 | Koushien Stadium


 8月29日(東京ヤクルトスワローズ戦で)プロ勝利を挙げて、なぜか翌30日に登録抹消。ファームに落ちている間に調子を落とさなければいいが……と思っていたが、9月9日に再登録されて(横浜DeNAベイスターズ戦に)先発。7回6安打(0四球)9奪三振1失点の快投! 小野泰己(1勝7敗、防御率5.00)。

 初回は(圧巻の)1番打者から3者連続三振! 3番・筒香嘉智(打率.289、24本塁打、85打点)には初球146kmを外角低めに決めて、2球目に外角高めに151km! 8月の『月間MVP』(打者部門)男が「おっ」という顔でマウンド上の小野を見ている。3球目(148km)ファウル! 4球目≪最速152kmで外角高めに誘って、5球目のカーヴ(115km)で空振り三振! 

 筒香との二度目の対決では(4回表)ピッチャーライナーを好捕! これも筒香をかせる。三度目の対決は【6回表】2-OUT一塁で打席に迎えて、初球(144km)外角低めに決めて、2球目(145km)外角高めで誘って、3球目(フォーク)が外れ、4球目(フォーク)5球目(144km)ファウル、6球目(145km)外角高めで誘って、カウント「3-2」。7球目(143km)の後、8球目(143km)で空振り三振! 筒香をこの日、三度目、かせた。

 この迫力。今やエースの安定感だ。課題だった四球も「0」。ファームで何か掴んだようだ。投球フォームがどっしりして(沈み込んで)安定している。リリース・ポイントがブレない。
 秋山拓巳(12勝5敗、防御率3.01)が7日(広島東洋カープ戦)に5回6失点で降板し、藤浪晋太郎(3勝5敗、防御率3.72)は5日に(広島東洋カープ戦)4回5失点で試合をした現在、今や阪神タイガースのエースは、このルーキー(ドラフト2位)なのでは……そんな感じすら抱かせるピッチング。来シーズン、この3人の右腕が揃って、ランディ・メッセンジャー(11勝5敗、防御率2.46)が帰ってくれば、他球団にとっては脅威になるだろう。

鳥谷 2001安打目はサヨナラ 監督「一番しびれる場面で打ってくれた」(産経WEST)




一筋の光…榎田、3回無失点の好投!(9月7日・マツダスタジアム)

2017-09-08 16:52:00 | Hiroshima Carp


 9月1日に今シーズンめて一軍登録された左腕・榎田大樹(31歳)。ファームでも3勝3敗、防御率3.31という平凡な成績だったから、あまり期待されていなくて、先発投手が早々に崩れた際のロング・リリーフ要員として登録されたのだろうが、昨夜(7日)【6回裏】からに出番が回ってきて(広島東洋カープ相手に)【8回裏】まで3イニングスを投げ抜いて、2安打3三振1四球0失点の好投! 

 もはや、この3連戦で(阪神タイガースの)逆転優勝の可能性はほぼ「0」になったが、ポストシーズンを見据えて、貴重な戦力が戻ってきた。2011年のルーキーイヤーからセットアッパーとして活躍しながら、登板過多が祟って、左肘を痛め、2014年から3年間は低迷していた榎田。(昨夜の投球で)ようやく復活の兆しが見えた。今シーズンもダメなら、背番号(13)剥奪、トレード要員かと心配していたが……

阪神、痛恨の逆転負け 広島3連戦3連敗 秋山でも止められず(デイリースポーツ)