野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

バルさん、初のお立ち台へ!(29日・甲子園)

2008-08-31 19:54:51 | Koushien Stadium
 4連勝中の読売ジャイアンツを(甲子園に)迎えた3連戦。初回に赤星憲広が四球を貰って、平野恵一がキッチリ(初球で)送って、2-OUT後、金本知憲も四球。ここで林威助が(詰まりながらも)センター前に落として、先制点! さらに関本賢太郎が(得意の)右打ちで右中間を破って、「3対0」! 大事な≪天王山≫(?)の緒戦を優位に進めるタイガース。先発はベテラン左腕・下柳剛

【3回裏】にも四球の鳥谷敬を置いて、5番・林がセンターオーヴァー! 三塁打になって、追加点。
【4回裏】には(久々スタメン)アーロム・バルディリスが右中間にツーベースを放って、ヘッドスライディング! 2-OUT後、赤星がセンター前にクリーンヒットを放って、これも追加点。
【5回裏】にはレフト前ヒットの鳥谷を置いて、6番・関本が(今度は引っ張って)レフトオーヴァー! 
【6回裏】には先頭のバルディリスがレフトスタンドに甲子園「初」アーチ(第2号)を架けて、「7対0」! 

 好投を続ける下柳は【7回表】も2-OUTに抑えて、3人目の李承をピッチャーゴロに仕留めたが、これが不規則なバウンドになって、内野安打になり、この後「まさかの」4連打を喰らう。
 2番手の「新」セットアッパー、スコット・アッチソンが好救援で繋いで、【9回表】のマウンドには左腕ジェフ・ウィリアムスが上がったが、2点を取られて、「7対5」2点差に迫られて、球児を「温存」したいタイガースはヒヤヒヤさせられた。何とか逃げ切ったが、ジェフに往年のスピードとキレなし!! 4度の追加点が「効いた」。

未勝利金村暁 意地の熱投…5回1失点 (デイリースポーツ)

2007 阪神タイガース GAMEMAKERSシリーズ1 林威助(ホーム)限定1.500体

帰ってきた球児…林のサヨナラ犠牲フライ!(28日・甲子園)

2008-08-30 14:25:05 | Koushien Stadium
「1勝1敗」で迎えた中日ドラゴンズとの3連戦の3戦目。タイガースの先発は(選りに選って)杉山直久。初回にいきなり先頭打者(井端弘和)に四球を与えて、どうなることかと思ったが……1-OUT一、三塁に拡がったピンチを何とか(連続三振で)切り抜けて、【1回裏】先頭の赤星憲広が三遊間を抜いて、平野恵一がキッチリ送って、2-OUT後、金本知憲がレフト前に落として、先制点! 

 先制点を貰って、【2回表】を3者凡退に抑えた杉山だったが、【3回表】先頭打者(また井端)をショートのエラーで出塁させて、2番に入る中村紀洋にストレートの四球。3番打者(李炳圭)にライトスタンドに運ばれて、甲子園を凍りつかせる男……
【3回裏】先頭の赤星が四球を選んで、2番・平野がセーフティーバントを決めて、1-OUT後、4番・金本がライトスタンドへアーチを描いて、逆転3ランの応酬! 

【4回表】【5回表】を無難に抑えて「勝利投手」が見えてきた杉山だったが、【6回表】先頭のタイロン・ウッズに勝負球のシュートが真ん中に入って、レフトスタンドに豪快に運ばれた。……再び凍りつく甲子園(観衆43,522人)。
 だが【7回表】平野の四球を5番・林威助のセンター前ヒットでチャンス拡大して、2-OUT一三塁から、6番・関本賢太郎が(いつものように)バットを短く持って、ライト前に落として、勝ち越しタイムリー! ……そして【9回表】のマウンドには≪あの男≫が上がる(帰ってきた)。

 やっぱり≪その男≫=藤川球児には甲子園が一番良く似合う……そう思いながら見ていたが、先頭の代打(立浪和義)に154kmの速球をライト前に弾き返され、やっぱり北京五輪の疲れが抜けていないのか、それとも今シーズンはずっと、この程度の調子が持続しているのか、と思う。1-OUT後、2番・中村に勝負球のフォークをセンター前に持っていかれ、「5対5」同点に追いつかれる球児。

 しかし(こういう場面で)岩瀬仁紀(日本代表)は出てこないドラゴンズ。【9回裏】先頭の平野が(渋く)レフト前ヒットで出塁して、1-OUT後、金本が一二塁間を抜いて、5番・林がセンターへ大飛球! 犠牲フライで「6対5」サヨナラ勝ち!! 歓喜の輪の中で金本が(何故か)藤本(敦士)に右ローキックを放っていたが、これは? 

リーソップ 2軍戦で先発テスト (デイリースポーツ)

every little thing every precious thing

帰ってこなかった新井…林の先制2ラン!(26日・甲子園)

2008-08-27 19:43:01 | Koushien Stadium
 新井貴浩は帰ってこなかった。現地に留まって“北京の風”になったわけではなく、疲労骨折(第五腰椎)。今シーズンは絶望、CS(クライマックス・シリーズ)からの復帰を目指すらしいが、骨折だから……新井「抜き」で戦うことが決したタイガース。新井の存在(加入)で齎(もたら)された貯金「26」マジック「29」。新井「抜き」でも(そんなに)「減らさず」×(確実に)「減らす」自信が現在のチームには「ある」だろう。(手応え)

【4回裏】に先制。一塁に(内野安打の)金本知憲を置いて、5番・林威助が初球をガツン! ライトスタンド(ポール際)に叩き込む(第2号)2ランホームラン!! 新井がいなくなっても、タイガースには林が「いる」。3番に座る鳥谷敬と二人で新井の不在をカヴァーする。
 その鳥谷。【8回裏】四球の平野恵一を一塁に置いて、一二塁間を痛烈に破って、チャンス拡大。金本が左中間を破って、二人が還ってきて、貴重な追加点=「4対0」! 

 先発の左腕・岩田稔はすっかり復調して、7回を無失点の好投! 【8回表】を「正規」のセットアッパー=久保田智之が力(MAX152kmの剛速球!)で抑え込み、日本代表の大野豊ピッチングコーチは「彼(久保田)を代表に選んでおくべきだった」と後悔していることだろう。丁度、北京五輪(選出)前に調子を落とした久保田、だった。
 2点差のままなら【9回表】帰国した直後の藤川球児が見られるかも、と思ったが、【8回裏】の2点でそのプランも消滅。「暫定」守護神(ジェフ・ウィリアムス)で逃げ切って、5連勝! 

石川“1軍テス投”で炎上7失点 (デイリースポーツ)

Sports CARD MAGAZINE (スポーツカード・マガジン) 2008年 07月号 [雑誌]

君は見たか? 平野のジャンピングスロー!(25日・神宮)

2008-08-26 22:36:13 | Tokyo Swallows
【9回裏】1-OUT後、タイガースの暫定≪守護神≫左腕ジェフ・ウィリアムスが(東京ヤクルトスワローズの)3番・飯原誉士にセンター前ヒットを浴びて、4番・畠山和洋にもピッチャー返し! ジェフが一塁側に傾いて無人になったマウンドを通過して、センター前に抜けようかという当たりに逆シングルで追いついたセカンド(二塁手)平野恵一! そのままジャンピングスローで一塁に送球して「OUT」! 超ファインプレーに救われた「暫定」守護神……

 そういえば【7回裏】も「暫定」セットアッパー(2番手)スコット・アッチソンが1-OUT満塁のピンチを迎えて、7番アーロン・ガイエルが放った打球はボテボテのファーストゴロ! 一塁手の関本賢太郎が素早く二塁に送球して、一塁に返球されたが、微妙なタイミング。併殺崩れで1失点を覚悟したが、塁審の判定は「OUT」! 
 一塁塁審=杉永政信。1979年の横浜大洋ホエールズのドラフト1位。タイガースOBではないが、岡田彰布監督とは同期。そういう訳(動機)ではないだろうが、彼の判定に救われた。VTRを見れば、明らかに打者走者の足の方が速くベースに着地していた。彼と平野によって齎(もたら)された「3対0」の勝利! (4連勝!!)

安藤自己最多12勝!粘ってトップタイ (デイリースポーツ)

月刊 タイガース 2008年 06月号 [雑誌]

下柳、40歳で10勝!(21日・広島)

2008-08-24 22:42:39 | Hiroshima Carp
 こうなったら、イケイケ(?)のタイガース。初回に四球の赤星憲広を置いて、3番・鳥谷敬がライトスタンドに先制(第9号)2ラン! 【3回表】にも四球を2つ貰って、4番・金本知憲がライトスタンドへ高々と舞い上げて(第20号)3ランホームランで「5対0」! 
 しかし「中5日」で先発のベテラン(40歳)下柳剛。【3回裏】に1点を返され、【5回裏】に2点を返され、降板。【6回裏】にも1点を返され、1点差に詰め寄られたタイガース。

【8回裏】にも2-OUT二塁から、三遊間を破られて、レフト金本から好返球が還ってきたが、タイガースファンの目から見ても、「セーフ」だった。しかし球審(敷田直人)の判定は「OUT」! 球審の判定に救われた。これで同点になっていれば、この試合どうなっていたか分からない。
【9回表】2-OUTから代打・桧山進次郎が右中間を破って、赤星と平野恵一が連続四球で2-OUT満塁。ここで鳥谷がバットを折られながらも、センター前に運んで、「7対4」! 3点差があれば、。フラフラ守護神(ジェフ)でも抑えられる。敵地(市民球場)でカープを3タテ(連勝)!! 

黒田 147キロデビュー…2回無失点 (デイリースポーツ)

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岩田、6回1失点の好投で7勝目!(20日・広島)

2008-08-23 19:00:31 | Hiroshima Carp
 今度こそ(先発に)コルビー・ルイスが来た第2戦。予想通り≪苦戦≫して、【6回表】まで「0対0」。タイガース先発の左腕・岩田稔も好投していたが、【6回裏】に1点を許して、【7回表】。
 先頭の林威助が右中間を抜いて、突破口を開き、葛城育郎が一二塁間、関本賢太郎が三遊間を破って、同点~! 
 ここで代打・桧山進次郎が「型通り」三遊間を抜いて、勝ち越しタイムリー! 1番・赤星憲広と2番・平野恵一が(仲良く)一、二塁間を抜いて、「4対1」! 

 単打(シングルヒット)で「繋ぐ」野球が復活したタイガース。北京で戦う野球の日本代表にも欲しかった展開だが……

【7回裏】【8回裏】を抑えた「新」中抑え(セットアッパー)スコット・アッチソンがパーフェクトに抑え、【9回裏】のバトンを左腕ジェフ・ウィリアムスに渡したが、連打を浴びて、2失点。「4対3」1点差にまで詰め寄られ、ヒヤヒヤさせられたが、辛うじて逃げ切って、連勝!! ……早く帰って来い、藤川球児

福原5回3失点…1軍昇格へ内容不満 (デイリースポーツ)

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林、復活の第1号!(19日・広島)

2008-08-21 23:21:04 | Hiroshima Carp
 京セラドーム大阪で(横浜ベイスターズに)3連敗を喫して、乗り込んだ広島市民球場。その初戦のカープの先発「予想」は、コルビー・ルイス(11勝5敗)だっただけに、戦々恐々としていたのだが、蓋を開けてみれば、2年目(右腕)の宮崎充登(1勝5敗)。タイガース先発の(エース)安藤優也が(この試合で)4失点しただけに、ジェフ・リプジー「代行」監督の采配に助けられた感じ。

 初回に先制点。四球で出塁の赤星憲広を置いて、3番・鳥谷敬がライト前ヒット! こんな気持ちの良い…点の取り方を久々に見た。
【2回表】には先頭の(5番)林威助が初球を打って、今シーズン初! ライトスタンド最前列に飛び込む(第1号)ソロホームラン! ベースを回りながら、首を軽く捻って、舌を出したのは、市民球場の狭さに助けられてのホームランだったからか、それとも、ようやく今頃になって第1号の自身への照れ、か。
 負けじと、6番・葛城育郎もライト前に落として、1-OUT後、8番・野口寿浩も三遊間を抜いて、2-OUT後、連続四球で「押し出し」。鳥谷、4番・金本知憲の連打で「6対0」!
 
 2点差に迫られた【6回表】には3連続四球で満塁のチャンスを貰って、林が(またしても)初球を打って、三遊間を抜いて、この気持ちの良いバッティング! 葛城も一、二塁間を抜いて、トドメは「7番を打つ」関本賢太郎。レフトスタンドに放り込んで(第6号)満塁ホームラン! (更に2点を加えて、【9回裏】に1失点して)「14対5」で連敗脱出!! 

石川やった!2軍戦でプロ初勝利 (デイリースポーツ)

2007 阪神タイガース GAMEMAKERSシリーズ1 林威助(ホーム)限定1.500体

金本の一撃で連敗脱出!(13日・東京ドーム)

2008-08-15 12:49:45 | Tokyo Giants
 横浜(4日)で連勝を逃して、京セラドーム大阪(5~7日)で(広島東洋カープに)「まさかの」3タテを喰らって、東京ドームの初戦(12日)に大敗(0対7)……5連敗中のタイガース。マジックも(簡単に)消滅して、読売ジャイアンツに「7」差に詰められて、翌13日も初回に先制点を許した。……6連敗ムードは高まったのだが、【4回表】に同点に追いついて「1対1」。

 最近「不調」続きだった先発の左腕・岩田稔が【7回裏】まで1失点の好投! ようやく調子を上げてきたのか、それともジャイアンツとの相性が良いのか? その両方だと思いたいが、2番手にはスコット・アッチソンを投入して、延長戦に突入。【10回表】に金本知憲の3ラン(第19号)で試合を決めた。
 そういえば、金本の3ラン。CS【G+】解説者の掛布雅之さんは「金本君の頭の中にはインサイドは無いです」と断言されていたが、そのインサイドを狙い打った金本。タイガースの「四番」≪昔≫と≪今≫だが、≪今≫が≪昔≫を遥かに凌駕してしまっているのだな、と感じさせる瞬間だった。「4対2」で連敗脱出! 

球児 お見事1回ピシャリ (デイリースポーツ)

虎バン 金本知憲 鉄人の歩み

祝、小宮山、プロ入り初ヒット!(3日・横浜)

2008-08-06 13:29:43 | Yokohama Baystars
 初回に3点。先頭の赤星憲広が三遊間を抜いて(盗塁して)2番・平野恵一が送って、2-OUT後、4番・金本知憲が歩かされて、一二塁。5番「絶好調」関本賢太郎も(警戒されて)ストレートの四球で2-OUT満塁。ここで6番「満塁の打率.556」葛城育郎がライトフェンス(最上段)を直撃するツーベース(二塁打)で走者一掃! 
 そういえば翌日(4日)も初回に関本の3ランで「3対0」先制して、これは(横浜スタジアムで)連勝だと思ったのだが……

【3回表】にも3点。3番・鳥谷敬がライトフェンス、金本がレフトフェンスに直撃させて、連続ツーベース!! 関本が高いバウンドのサードゴロ内野安打。2-OUT後、7番「スタメン抜擢」庄田隆弘が左中間に高く打ち上げた打球も、レフトとセンターが“お見合い”して、二塁打になって、「6対1」! 

【6回表】にも3点。先頭の「新婚」庄田がレフト線に流し打って、2-OUT後、赤星も(同じく)レフト線に(チョコンと)流し打ち! 続く平野は死球。右足首(レガース)にぶつけられて、バットを持ったまま二歩、三歩、マウンドに向かって歩き出した≪怒りの≫平野。横浜ベイスターズ(3番手)吉原道臣(2年目)は帽子を取って謝って事なきを得たが……この辺りは10年目(小笠原孝)と2年目の違い。
 動揺したのか(平野の威嚇が効いたのか)、満塁から鳥谷に押し出しの四球を与えて、金本にセンター前にゴロで転がされて、「9対1」! 

【7回表】には7点(!)。先頭の葛城の打球がセンター前に抜けて、続く背番号「0」庄田の高いバウンドのサードゴロ、ファウルになる瞬間にサード(石川雄洋=4年目)が捕球して、これがフェアになって内野安打。8番・野口寿浩が四球でまた満塁。
 1-OUT後、赤星が左中間を破って、走者一掃! 平野のファーストゴロが(エラー絡みで)内野安打に変化(進化)して、2-OUT後、金本がレフト前に運んで、トドメは関本。横浜(YMCA)の夜空にアーチを架けて、左中間スタンドに(第4号)2ランホームラン! 「16対2」! 

 これで終わりかと思いきや、【9回表】先頭の平野が三遊間の真ん中に内野安打を放って出塁して、鳥谷が、金本が、三塁線、右中間を破って、「18対2」! 2-OUT後、途中出場の背番号「60小宮山慎二(5年目)がバットを短く持って、一二塁間を抜いて、これがプロ入り「初」ヒット「初」打点! 横浜隼人高校出身。地元で「記念」の一打、だ。
 狩野恵輔(8年目)でも、岡崎太一(4年目)でも、清水誉(2年目)でもなく、タイガースの将来の「正捕手」(ポスト矢野)は、この小宮山なのかもしれない。この若者、どこまで伸びるか……「19対2」圧勝! 


安藤10勝!粘りの投球で6回2失点 (デイリースポーツ)

(仮)猛虎の魂 金本知憲&新井貴浩 栄光への軌跡