野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

筒井和7回1失点(30日・広島)

2005-07-31 20:09:22 | Western League
 昨日は「いい」筒井和也が「出た」ようだ。7回を1失点。この日、甲子園で先発ローテーション6番目の男達(ジェイミー・ブラウン、能見篤史)が揃って討ち死に、打ち込まれたので(一昨日の太陽同様)この筒井にもチャンスが巡ってくるかもしれない。
 それにしても昨日は酷い試合だった。今シーズン最悪のゲーム。私も怒りに任せて、録画しておいたHDDを「即」削除した。(東京ドームで)ドラゴンズが10連勝を決めて、4ゲーム差。ジャイアンツには期待できないので、3タテ=11連勝は確実。今日は何としても勝っておきたい試合だが……。

9勝目の下柳、お立ち台を拒否(29日・甲子園)

2005-07-30 11:53:01 | Koushien Stadium
 初回にスワローズ先発・川島亮から1点を先制した後、最後に今岡誠が打ち取られた球を見て、解説の安藤統男さん(CS・GAORA)が「川島は良くなりますヨ!」と断言されていたが、その通りになった。その後【6回裏】まで「0」に抑え込まれたが、それ以上に安定感抜群だったのが、タイガース先発の下柳剛。
 しかし【6回表】の岩村明憲のセンターフライは「行かれた」と思ったが。神宮(球場)だと確実にホームランだろう。【3回表】には藤本敦士のファインプレー(起き上がってからが速い!!)もあったし。ダッグアウトで見ていた関本健太郎は何を思っただろう? 

 結果的には「5対0」【7回裏】にアンディー・シーツに3ラン(13号)が出て、完勝! 下柳は「お立ち台」級のピッチング(6回無失点)だったが、またしても「お立ち台」拒否。「優勝」が決まる、その日まで……か? 今日はお互い先発の谷間。先発(予想)ジェイミー・ブラウンで「勝てる」と大きいが。それにしても、中日ドラゴンズ(東京ドーム)も負けない(9連勝!)。

和田豊オフィシャルサイト『虎の意地』

安藤プロ入り初完投!(28日・東京ドーム)

2005-07-29 11:47:51 | Tokyo Giants
 私がジャイアンツのピッチングコーチなら、第1戦に高橋尚成を先発させ、第2戦に「好調」のルーキー野間口貴彦、昨日の第3戦に「中5日」万全で「エース」上原浩治を先発させる。このシフトなら、「1勝2敗」で逆にタイガースがやられていたかもしれない。敵の戦略性の無さに助けられた。ピッチングコーチが若すぎるのだろう、阿波野秀幸。タイガースは久保康生コーチ。第3戦にキッチリ「裏番長」(裏のエース)安藤優也を用意して、14カード連続の勝ち越し。

 それにしても、安藤は【8回裏】を投げ終えて、ベンチに座っている顔はバテバテで顎が上がって、疲れきっていた。普通は代えさせると思うが、【9回裏】も行かせたのは安藤への信頼感があるから。安定感抜群、現在のエース、と見込んでいるから完投させたのだろう。本来なら「9対1」の8点差リードで、桟原将司を【9回裏】に投げさせるべきなのだろうが。そのために1軍に入れて、ブルペンに待機させているのだろうが、あそこで投げさせないなら、1軍に置いている意味がないと思うのだが。

和田豊オフィシャルサイト『虎の意地』

ダーウィン8勝目!(27日・甲子園)

2005-07-28 11:17:55 | Western League
 先発の前川勝彦が4回2失点。本来なら、今頃オリックス・バファローズで先発ローテーションに入っているピッチャーかもしれないが……何故、あのトレード話、破談になってしまったのだろう? 2番手のダーウィン・クビアンが2回を無失点。サンスポによると、5三振を奪ったそうで、これは楽しみ。近いうちに桟原将司と交代で(?)1軍に上がってくるかもしれない。試合は4番・喜田剛のホームランを含む2打点の活躍で「3対2」の勝利。ファーム(甲子園)は勝った。

 東京ドームは途中から放送席が原辰徳新監督(予定)就任「所信表明」演説の場と化し、日本テレビもお墨付きを与えているようだ。しかし、それにしても、負けているときの日本テレビの中継には苛々する。圧倒的なジャイアンツ中心、肩入れの放送。CMもタイガースの攻撃前になると長くなって、【7回表】のように先頭打者のアンディー・シーツが初球を打ってショートゴロに倒れたりすると、1アウトから放送が再開になったりする。こんな放送を続けているから視聴者にソッポを向かれるのだ。今日は「裏番長」(エース)安藤優也でガッチリ締めたい。

シーツよ、オマエはアリアスか?(26日・東京ドーム)

2005-07-27 12:29:12 | Tokyo Giants
 東京ドームの巨人戦に強かったジョージ・アリアス(現ワシントン・ナショナルズ)。そのジョージを(昨年オフに)解雇して、今シーズンからは東京ドームで戦力「減」だな、と思っていたら、アンディー・シーツが1試合3ホーマー! 【9回表】の3本目を見たときは、オマエはアリアスか? と叫んでしまった。大事な後半戦の3連戦の緒戦、心配していたが、杞憂に終わった。「中3日」で上原浩治を先発させたジャイアンツ首脳陣の「無能」にも助けられたが。

 それにしても昨日は地上波(日本テレビ)の放送が始まった時点で「4対1」。18時から放送の【G+】(17時30分~)を録画しておけばよかった、と後悔した。今日は実行したい。今日の先発(予想)は福原忍。何とか、打線が援護してやって欲しい。最近、3連戦の緒戦は取っても、2戦目を落とすケースがあるから。
 昨日はドラゴンズも勝って「8連勝」。まだまだ油断ができない。不気味な“蠢動”が始まっている。この3連戦でジャイアンツに引導を渡して、ライヴァルとの「決戦」に備えたいものだ。

和田豊オフィシャルサイト『虎の意地』

赤松が飛び、岡崎が跳び、能見が締める(24日・サンマリン宮崎)

2005-07-25 19:40:47 | All-Star Game
 期待していた赤松真人は打つ方はサッパリだったが、初回にバシフィック・リーグ選抜の5番・鵜久森淳志(北海道日本ハムファイターズ)のセンターオーヴァーの打球を背走してキャッチ! 俊足ぶりを見せてくれた。【4回裏】にはセントラル・リーグ選抜の「4番」に座った林威助が、ライト線をライナーで破るツーベースを放ち、【7回表】にはキャッチャーの岡崎太一が、キャッチャーフライを追って、3塁側ベンチにダイヴ! 木戸修(2軍)監督もビックリしていた。そして最後は能見篤史が【9回表】を(2三振で)締めて、それでも勝敗は付かず、「4対4」の引き分け。

 それにしても、今年のジュニア(フレッシュ)オールスター。今年からセとパに分かれたのは不自然極まりない。ウエスタンが1球団減って、イースタンが7球団に増えたから、とはいえ妙な感じ。普段顔を合わしたことない選手と同じベンチに入って戦う心境というのは本当に「変」な感じだと思う。指揮を執った佐藤道郎(中日ドラゴンズ)監督も選手の顔と名前も一致しないのに、采配を振るわなければならなかった。プロ野球機構の背広組はロクなことを考えない。

赤星、今岡、金本の3連打!(23日・甲子園)

2005-07-24 11:57:48 | All-Star Game
 昨日は関東地方で「震度5強」の地震があり、18時からNHKのニュースにかじりついていた為に、初回の赤星憲広、今岡誠、金本知憲の3連打は見ることができなかった。下柳剛の2失点も見ることができなかったが、これは良しとして。しかし、工藤公康(読売ジャイアンツ)vs.城島健司(福岡ソフトバンクホークス)の「師弟対決」は見られたし、新庄剛志(北海道日本ハムファイターズ)の「金ピカ・バット」も見た。
「師弟対決」は素晴らしかった。あの真っ向勝負に「鳴り物」など要らないだろ? と思ったが。昔、前田日明が(新日本プロレス時代)スーパー・ストロング・マシン(平田淳二)に「俺たちの闘いにマスクなど必要ないだろ!」と迫った、あれと同じ(?)だ。

 昨日はABC(朝日放送)の中継。解説に星野仙一SDが登場して、熊本工業高出身の前田智徳(広島東洋カープ)と荒木雅博(中日ドラゴンズ)の活躍を讃えながら、その間の世代の「秀太は何やってる!」には笑った。テレビで見ていた(?)秀太もビックリしたことだろう。全国ネットで恥をかかされた。これに奮起して、明日から頑張って1軍復帰を目指して欲しいものだ。
 そういえば、今日はジュニア(フレッシュ)オールスター戦(サンマリン宮崎)。順序が逆のような気がするが。タイガース勢の活躍(特に赤松真人)に期待して、CS(sky-A)で観させてもらう。

鳥谷、藤本で2得点!!(22日・インヴォイスSEIBU)

2005-07-23 11:57:56 | All-Star Game
 鳥谷敬と藤本敦士が二人してホームに帰ってきた【6回表】の攻撃は、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていたので、見られなかったが、二人とも活躍したようだ。3者三振を狙った藤川球児は力み過ぎて、惜しくも「賞」獲りを逃してしまったが。それにしても今日(23日)もオールスターゲームがあるのかと思うと、気が重くなる。甲子園で開催とは言え、2試合は多すぎる。交流戦も実現したことだし、1試合にすべきだ。

 甲子園でオールスター開催といえば、1992年も「新庄剛志・亀山努」フィーヴァーで、タイガース勢が大活躍して、「優勝」間違いなしと思われたのに、「あの」八木裕の幻のホームランで優勝を逃し、それ以降、優勝争いに絡むどころか、テールエンドをさ迷うことになった。今年もそうならないようにして欲しいものだ。何だか、1992年にムードが似ているような、嫌な気もするが。
 それにしても、相変わらずスタンドの「鳴り物」が煩くて、閉口。オールスターぐらい「鳴り物」禁止にしろよ、と言いたくなる。テレビの視聴率「低迷」の一因になっている、と言える。

スペンサーの怒り!(19日・甲子園)

2005-07-21 20:59:01 | Koushien Stadium
 シェーン・スペンサーの怒りはご尤も。あのインコースは「絶対」メジャーリーグでは「ストライク」に取らない。メジャーどころか、国際的にも御法度。日本だけの特殊なストライクコース。来シーズンからピッチャーの2段モーションを認めないなら、このストライクゾーンも国際基準に改めるべきだ。スペンサーも初球のアウトコース真っ直ぐを仕留めていれば、こんなことにはならなかったのだが。

 しかし、それもバッテリーの計算の内。初球アウトコースでファウルを打たせておいて、2球目、3球目シュートを続けて、3球勝負で仕留める、という戦術に見事に嵌ってしまった。だが、その後、スペンサーの怒り=「退場」で闘志に火が点いた打線が、1点をもぎ取って同点に。スペンサーの退場処分の如何に関わらず、同点になっていたかもしれないが、少なからずナインの闘志に火が点いたことは確かだろう。

 昨日(20日)も「0対1」で敗れて、中日ドラゴンズに5ゲーム差に詰められてしまった。これで2003年のように独走でゴールまで辿り着ける、というわけにはいかなくなりそうだ。ドラゴンズとの一騎打ちが待っているか? ドラゴンズは登り(龍)調子。タイガースはこれから死のロードを控えている。5ゲーム差はあってないようなもの(?)。果たして、2年前に優勝を経験して逞しくなった戦士達はデッドヒートに競り勝てるのか? 見守るファンも腹の括り具合が試される。

筒井和4回無失点(17日・甲子園)

2005-07-19 11:42:08 | Western League
 前回(7日)鳴尾浜で6失点の筒井和也が、一昨日(17日)は甲子園で4回無失点。勝ち投手にはなれなかったが、いいピッチングだったようだ。いいときと悪いときの振幅が激しすぎるのが、この筒井和。この波を無くさないと1軍では怖くて使えない。投げてみないと(全く)分からないピッチャーだ。そして、3番手に登板したのが、甲子園初登場の辻本賢人。1回を投げ切れなかったようで、「まだまだ」のようだ。緊張で足が震えていたそうだから(木戸修2軍監督・談)。

 この試合、勝ち投手になったのが、2番手で投げた同じくルーキーの玉置隆。【5回表】を0に封じて、プロ入り初勝利が転がり込んできた。以前CSでピッチングを見たが、フォームがキレイなので、素質を買われているようだ。このまま伸びれば1軍で活躍できそう。高校(市立和歌山商高)の先輩の田村領平のように、なかなか壁を突き破れないケースもあるが……
 そういえば、この日は1軍登録を抹消された浜中おさむが「4番ライト」で出場。これからテストが続く。シェーン・スペンサーが見限られた、とは思いたくないが。調子が上がってきて、大事なときに捻挫するなんて、彼の野球人生は成功する寸前でいつも、こんなことになる、その繰り返しなのかもしれない。