山口翔、プロ初登板初勝利したのか（5月30日・神宮）

　他球団ながら、密かに注目していた広島東洋カープの山口翔投手（20歳）がプロ初登板初勝利か。素晴らしい。２年前にNHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』で見たが、その彼が早くも…。阪神タイガースの新たな敵となって、立ち塞がるかーー。

山口「ごはんを食べて明るい未来を」／担当スカウト（日刊スポーツ）

能見、怒りを押し隠して…（4月5日・マツダスタジアム）

　4連敗中の阪神タイガース。初回に先制しながら、【3回裏】に同点に追いつかれ、【4回裏】に勝ち越されたが、【7回表】に代打・中谷将大（打率.333）の逆転2ランホームラン（第1号）で「３対２」リードしたが、【7回裏】に2-OUT二塁のピンチを迎え、マウンド上には３番手の左腕・能見篤史（防御率0.00）。【3回裏】に同点タイムリーを放った2番・菊池涼介（3打数2安打）を迎えて、カウント「2-2」に追い込むが、ここで危機感を持ったのは、捕手の後方で構えている球審（杉永政信）だった（？）。能見の５球目（146km）が外角低めにズバッと決まって、能見はその瞬間、ストライクを確信して、三塁側ダッグアウトに一歩二歩と歩を進めたが、判定はあろうことか「ボール」。その瞬間、グラブをポンと叩き、唇を噛み締める能見。その顔は明らかにキレていた（怒りを押し隠していた）。

　カウント「3-2」にされて、スライダーを2球ファウルにされて、能面の無表情を装って、3球目のスライダーを見送られて、四球。2-OUT一二塁、ピンチが継続するが、続く3番（左）打者を渾身の速球（143km）でサードフライに打ち取って、今度こそ三塁側に歩を進める能見。すれ違った二塁ランナー（曾澤翼）が能見に声を掛けて、能見が応えていた。「ナイス・ピッチです」とでも言われたのだろう。野球人としての共感。

阪神大山泳ぎ気味打でポイント前感覚戻る／真弓明信（日刊スポーツ）

一筋の光…榎田、3回無失点の好投！（9月7日・マツダスタジアム）

　9月1日に今シーズン初めて一軍登録された左腕・榎田大樹（31歳）。ファームでも3勝3敗、防御率3.31という平凡な成績だったから、あまり期待されていなくて、先発投手が早々に崩れた際のロング・リリーフ要員として登録されたのだろうが、昨夜（7日）【6回裏】から遂に出番が回ってきて（広島東洋カープ相手に）【8回裏】まで3イニングスを投げ抜いて、2安打3三振1四球0失点の好投！　

　もはや、この3連戦で（阪神タイガースの）逆転優勝の可能性はほぼ「0」になったが、ポストシーズンを見据えて、貴重な戦力が戻ってきた。2011年のルーキーイヤーからセットアッパーとして活躍しながら、登板過多が祟って、左肘を痛め、2014年から3年間は低迷していた榎田。（昨夜の投球で）ようやく復活の兆しが見えた。今シーズンもダメなら、背番号（13）剥奪、トレード要員かと心配していたが……

阪神、痛恨の逆転負け　広島３連戦３連敗　秋山でも止められず（デイリースポーツ）

年々劣化していく岩崎を見る哀しさ…（2日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島）

　

　2013年のドラフト会議で6位で入団しながら、2014年の安芸（二軍）キャンプで“秘密兵器”ぶりを発揮し、オープン戦から抜擢され、4月2日の中日ドラゴンズ戦（京セラドーム大阪）でプロ初登板初先発を果たし、5回無失点の好投で初勝利！　岩崎優（25歳）。2007年の小嶋達也（引退）以来7年ぶりの快挙だったらしいが、今、その小嶋と同じ運命を辿ろうとしているのかもしれない（？）。
　年々成績が悪化していき、今シーズンはとうとうリリーフ転向。先発投手としての実績を買われ、「勝利の方程式」に組み込まれる予定だったが、今春のキャンプ、オープン戦でずっと調子が上がらず、辛うじて開幕一軍に残ったが、昨日（4月2日）の初登板で2回5失点の大乱調！　ルーキーイヤーの耀きは失せていた。

　同じ左腕・山本翔也（28歳）と代わるべきだろう。ファーム（ウエスタン・リーグ）で既に4勝を挙げ、防御率0.00の山本と。ファームの開幕投手（3月17日）を務めた左腕・榎田大樹（30歳）もその後、リリーフに回っている（4月1日）。人には向き不向きがあるのだろう。岩崎もファームに落として、先発に再転向させ、先発投手としてのスキルを思い出させるべきだろう。もはや遅いのかもしれないが……。

岩崎、まさかの乱調　まさかの守りのミスもあり七回に５失点（デイリースポーツ）

【 オーナーズリーグ】ＮＷ白　阪神岩崎優《 19 弾 OWNERS LEAGUE 2014 03 》OL19-087

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杉本大成、「今日は広島に勝たせる」という信念を貫いて…（1日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島）

「8対5」阪神タイガースが3点リードで迎えた【6回裏】広島東洋カープの攻撃。マウンドには（タイガースの）2番手、松田遼馬（23歳）が上がった。先頭打者（安部友裕）に初球（146km）外角高めに大きく外れるボール。この1球で球審に「荒れ球」「コントロールの悪い投手」という印象がインプットされたのかもしれない。2球目（140km）ど真ん中にストライクの後、3球目（136km）4球目（135km）が（低めに高めに）大きく外れて、カウント「3-1」。5球目（138km）は左打者の内側に際どい球だったが、判定は「ボール」（四球）。ガッカリする松田。

　代打・會澤翼（28歳）に初球（140km）外角に何故か「ボール」。腑に落ちない顔で捕手からの返球を受ける松田。2球目も外角低めに「ボール」。捕手からの返球を右足を引きながら受ける松田。明らかに納得がいっていない。3球目（140km）は外角高めに浮いたが（なぜか）「ストライク」。4球目（138km）は外角低めに決まったが（なぜか）「ボール」。
　今度は口を尖がらせて、捕手からの返球を受けた松田。5球目（137km）は外角低めだったが（なぜか）「ストライク」で（一塁走者が盗塁）カウントは「3-2」。6球目（131km）7球目（134km）8球目（131km）ファウルの後、9球目（137km）の高めに浮いた球を痛打され、センター前にタイムリーヒット！　

　ここで降板、松田……何しに出てきたのか？　俯いてマウンドを降りていく。勝ちゲームで使えないことがハッキリした。勝ちゲームで使えないなら、一軍に置いておく意味がないと思うが……。しかし、この試合の球審の「今日は広島に勝たせる」という強い意思を感じた。この試合の球審＝杉本大成（20年目）。札付きの審判だ。この男の信念は（「8対7」1点差の）【7回裏】1-OUT満塁の場面でも存分に発揮される。

プロ野球ワーストタイの乱戦に香田コーチは「判定？それは言えない」（デイリースポーツ）

プロ野球タイ記録２６四球　球審判定に…梅野が複雑な心境（デイリースポーツ）

オーナーズリーグ　2013　01　13弾/広島東洋カープ/52/NW/安部 友裕 [おもちゃ＆ホビー]

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広島の赤いユニフォームを見たら、萎縮する若者たち（5日・甲子園）

　昨日（日曜日）先発（登板）したということは、開幕の第3戦（4月2日）の先発が想定されるが、先発のルーキー（ドラフト2位）小野泰己（富士大学）が3回4失点。真っ直ぐが走らず、140km前後。紅白戦や練習試合で140km後半、150km前後の速球を投げ込んでいた姿とは別人だ。これでは一軍では「使えない」。開幕第3戦では当然「使えない」。

　2番手で（4回表から）登板した左腕・横山雄哉（3年目）も先頭打者は（右打者の）外角低めの速球（135km）で見逃し三振に仕留めたが、続く左打者（西川龍馬）には変化球を多投して、カウント「2-2」からの5球目（128km）をセンター前に巧く運ばれ、2-OUT後、2番打者（堂林翔太）にも「2-2」からチェンジアップ（123km）を投じて、レフト前にタイムリーヒットを浴びて、1失点。……キャッチャー（梅野隆太郎）のリードに問題があると言うべきか？　
　続く3番打者（丸佳浩）にカウント「1-1」からの3球目（136km）を左中間に大飛球を飛ばされ、“恐怖”で顔が引き攣っていた横山。3回4安打1失点で降板して、開幕第3戦の先発に不安を残した。……広島東洋カープの赤いユニフォームを見たら、阪神タイガースの若い選手は萎縮して（ビビッて）しまうのだろうか？　

阪神・新井、“今季１号”含むマルチ！「感覚はいいよ。継続が大事」（SANSPO.COM）

BBM2015/1st◆レギュラーカード212/横山雄哉/阪神◆ ≪ベースボールカード≫

ベースボールマガジン

飯塚富司、「金本？ どんと来いや！」（25日・マツダスタジアム）

オーナーズリーグOLS01弾/OLS01 029Ｔ能見篤史SS
オーナーズリーグ
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　阪神タイガースが「3対0」でリードした【5回裏】広島東洋カープの攻撃。先発の能見篤史（10勝12敗、防御率3.84）が2-OUT一三塁のピンチを迎えて、左打席に丸佳浩（打率.253）。また能見の崩壊が始まるのかと、冷や冷やしながら見ていたが、カウント「2-2」からの5球目。真ん中に速球（141km）を決めて、キャッチャーの鶴岡一成（20年目）は立ち上がり、能見も三塁側ダッグアウトに帰りかけたが、判定は（あろうことか）「ボール」。
　その瞬間、能見は後ろを振り返り、何事か呟き、帽子のひさしに手をやった。この試合の球審＝飯塚富司（19年目）。球審がこの人物なら「仕方ない」と能見も観念（諦観）したのだろう。思い直して、次の球を投げ込んだ能見。6球目（135km）も同じ球だった。打席の丸も同じ球だから「ボール」なのだろうと判断して、見送ったのだろうが、判定は見逃し三振！　理不尽大王、飯塚（元阪急ブレーヴス外野手）。

　その飯塚審判員。来シーズンからタイガースの監督に就任するかもしれない男とは、因縁があるが、「○本？　どんと来いや！」という心境だろう（代弁）。来シーズンからは「監督と審判」と立場を変えて、因縁の戦いが始まる？　
　それにしても、現監督。就任時に「スパイスを加える」と言いながら、何か（チームに）スパイスを加えたのだろうか？　今シーズンも終盤に両外国人が共に時期を違えて、不調の時期があったのに、第6の外国人選手と「入れ替える」というスパイスを加えることができなかった。コーチ時代から長年、戦ってきた外国人選手との信頼関係という情に流されてしまった。

ペレス、Ｇ戦から初の１軍昇格！虎ＣＳ＆日本Ｓへ最後の起爆剤（SANSPO.COM）

カルビー2014 プロ野球チップス スターカード No.S-17 丸佳浩
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隼太、スタメン回帰の夜（27日・マツダスタジアム）

【 オーナーズリーグ】 伊藤　隼太 ノーマル(W)《 13 弾 OWNERS LEAGUE 2013 01 》 ol13-064
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　伊藤隼太（打率.263）“スタメン”復帰。8月14日に一軍登録されながら、約2週間（ダッグアウトで）“たな晒し”。14日からの神宮3連戦、東京ヤクルトスワローズの先発は右腕が3人揃ったのに、代打での登場のみ。18日からの東京ドーム（読売ジャイアンツ）も、21日からの横浜DeNAベイスターズも右腕2人が先発したのに、代打のみ。意味が解からなかったが、ようやく復帰。決断するのに、2週間も掛かった（首脳陣）。その間4勝6敗のタイガース。

　第1打席。【3回表】先頭打者で打席に入って、前田健太（9勝7敗、防御率2.32）の初球のカーヴ（114km）を捉えて、ライト前ヒット！　カーヴは隼太の“大好物”。相変わらず他球団の研究は進んでいない（スカウティング・レポートは完成していない）ようだ（大卒4年目）。

　第2打席。【5回表】1-OUTから打席に入って、「3-2」フルカウントからスライダー（135km）を叩いて、一二塁間を抜けるライト前ヒット！　変化球には強い（ついていく）隼太の特性は未だ（他球団に）見抜かれていないようだ（大卒4年目）。

　第3打席は【7回表】2-OUT一塁で打席が回ってきたが、「2-2」からの5球目を（強引に）流し打って、サードゴロ。
　第4打席は【9回表】2-OUT一三塁のチャンスで打席が回ってきたが、2球目を打って、セカンドゴロで試合終了！　チャンスに弱い（得点圏打率が異常に低い）隼太の特性が出た打席。こういうチャンスで打てなければ、「HERO」にはなれない、「STAR」にもなれない。レギュラーを奪取できない。このジレンマからいつ開放されるのだろうか？　開放される日は来るのだろうか？　（大卒4年目）

キラー健在！阪神・伊藤隼、マエケン撃ちマルチ「しっかり準備できた」（SANSPO.COM）

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岩貞、全員86番に幻惑されて…（6日・マツダスタジアム）

BBH2014 SP岩貞祐太(阪神)
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　阪神タイガースの和田豊監督（52歳）の背番号は「86」。それなのに、なぜか広島東洋カープの選手（監督コーチを含めて）全員が背番号「86」。……何のことかと思ったが、昨日は8月6日、広島。ユニフォームの胸には「PEACE」、背中のネームには「HIROSIMA」と記し、帽子の横には平和の象徴＝白い鳩をあしらう、念の入れよう。広島市民の平和への願いが叶うと良いが、願うだけでは、平和は来ないものだと念じたい。

　タイガースの先発、左腕・岩貞祐太（1勝1敗、防御率4.76）が打線の援護をもらいながら、フラフラした投球で、制球難。【3回裏】に2番・丸佳浩（打率.251）に初球（134km）を流し打たれ、レフトスタンド（ポール際）に（第13号）ソロホームランを喰らい、【4回裏】も1-OUT満塁のピンチを招いて、打席には「その」丸。
　カウント「2-2」からの5球目を（またしても）レフトに流し打たれ、ポール際に大飛球を飛ばされたが、ファウル！　タイガースファンは肝を冷やされた。タイガースファンが肝を冷やされたということは……6球目のチェンジアップを振らせて、空振り三振！　しかし、ここで岩貞に「まさか」（？）の交代指令。またしても、試合を作れなかった岩貞。彼の今シーズンは（この試合で）終了したかもしれない。

虎・岩本が救った！２回１／３無安打無失点で４カ月ぶり星（SANSPO.COM）

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ロサリオ、右手を振って「I got it！」（5日・マツダスタジアム）

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　広島東洋カープの栄光（？）の背番号「22」を受け継ぐ、左腕・中村恭平（5年目）が先発、昨夜の阪神タイガース戦。【2回表】（1-OUTから）5番マット・マートン（打率.275）が初球（スライダー）を捉えて、左中間スタンドに（第6号）先制ソロホームラン！　

【3回表】は2-OUTを取られ、2番（二塁手）大和（打率.197）の打ち上げた（平凡な）打球はライトへ……右翼手（ロサリオ）が「All right！」（「I got it！」）と右手を振ったが、グラヴに当てて落球！　
　こういうミスをしてくれるから、カープは組し易い相手。そういう相手に前夜（4日）逆転負けして、3連敗を喫したタイガースって、いったい？　この後、気落ちした22番が3番打者に四球を出して、4番打者にタイムリーヒットを打たれて、「2対0」。【4回表】には6番打者からの3連打で「4対0」。……昨夜は“左団扇”で試合を見ることができた。今夜（8月6日）はどうか？　

猛虎祭！８点快勝２位浮上さぁＶロード（デイリースポーツ）

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