
◆第1戦 阪神2-3巨人
最大の転機となったエース・西勇の交代機。宿敵のエースが七回までマウンドに上がる中、「菅野に投げ勝ちたいという気持ちが伝わってきている。続投させなあかん」と七回攻撃中に語っていた。
最大の転機となったエース・西勇の交代機。宿敵のエースが七回までマウンドに上がる中、「菅野に投げ勝ちたいという気持ちが伝わってきている。続投させなあかん」と七回攻撃中に語っていた。
◆第2戦 阪神1-11巨人
ただこの試合で岡田氏が分岐点としたのは新人・小川への継投。2点ビハインドの七回から投入したことに「まだ2点差やったら分からん。勝ちにいくんやという姿勢をチームに示すには、新人の小川じゃないよ」。打ち込まれ、逆転の望みはその時点で消えた。
「さすが」岡田元監督、的確な分析。金本、矢野の未熟な采配に、僕ら阪神タイガースファンは何度、苦汁を飲まされてきたか……全ては、あなたが、監督「職」を投げ出した「せい」です。
2008年の大失速の責任をとって勇退。将来の「再登板」を見据えていたのだろうが、球団が金本を選んだ時点で、その可能性は失せた。その座を、手放すべきではなかった。阪神タイガースが奇蹟の如く産み出した「名将」。