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久々に藤川を見た…連敗脱出!(6日・広島)

2008-09-08 12:48:02 | Hiroshima Carp
 5連敗していた阪神タイガース。昨年同様、シーズン終盤になってから、失速(大型連敗)する。こんなチームに≪優勝≫する資格があるのかどうか……間違いなく現在セントラル・リーグ≪最強≫は読売ジャイアンツ。もしかたしたら【NPB】(日本プロ野球組織)≪最強≫かも……このチームに逆転優勝を許すのか? それとも逃げ切ることが出来るのか? 「不在」の新井貴浩(第五腰椎疲労骨折)もCS(クライマックス・シリーズ)から出場などと悠長なことを言っていられる状況ではなくなった。

 初回に先制点。先頭の赤星憲広が四球で出塁して、平野恵一が送って、3番打者(PL学園出身、7年目)が酷いスウィングで三振の後、4番・金本知憲がレフト前へ流し打ちのタイムリーヒット! 
 ベテラン・キャッチャー(石原慶幸)のサインに二度首を振って、金本に真っ直ぐ勝負を挑んで打たれた、広島東洋カープ3年目の左腕(斉藤悠葵)。若者の個人プレー(我儘)が瀕死の重症の≪虎≫に勝利への糸口を与えた。

【2回表】にも1点=6番・関本賢太郎の左中間スタンドに飛び込む(第7号)ソロホームランで「2対0」! 関本は3番に据えるべきだ。新井不在の今、新井と同じ右打者の関本に「擬似新井」を期待するしかない。あるいは5番に据えて、鳥谷敬を3番に戻すか。左打者が1番から6人(7人)も並ぶ打線や、3番打者が日替わりに起用される異常事態は避けなければならない。

 しかし先発の「エース」安藤優也が【3回表】に1点を返され、【5回表】に一気に逆転される。安藤には「エース」の風格(だけ)は備わっているし、今シーズンもここまで12勝を挙げているが、内容が「エース」と呼べるほど伴っていない。毎回のようにランナー(ヒット)を許し、抑えるときもあれば、連打を許して、失点されることもある。実に安定感に欠ける「エース」。優勝するチームの「エース」に相応しいかどうか……微妙なところだ。

【6回表】(初回にキャッチャーファウルフライを落球した)矢野輝弘のタイムリーで同点に追いついて、延長戦に突入! スコット・アッチソン、藤川球児の磐石なリレーで延長【12回表】を迎えて、先頭の赤星がセンター前ヒット! 
 2番・平野が確実に送って、3番打者(平安高校出身、17年目)のライトライナーの後、4番・金本が敬遠。ここで5番・鳥谷が勝負強さを発揮して、三遊間へ流し打ち! 2者が還ってきて「5対3」勝ち越し! やはり現状、鳥谷は5番に置くべきだろう。 

 延長【12回裏】は(4番手)久保田智之。延長には強い(イメージがある)久保田。【11回裏】同様、最初のランナーを出すが、後続を抑えて、勝利投手。これで「不調」久保田も立ち直ってくれればいいのだが……連敗脱出! マジックも復活(再点灯)したらしい「22」。しかし翌日(7日)それも消滅する。……点いたり消えたりするものに、これ以上≪一喜一憂≫させられて堪るかっ。 

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