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Hanshin Tigers Series 2024

戻らない小野(3月6日・甲子園)

2020-03-07 22:42:22 | Pre-Season Game
「投げる球はエゲツないですからね」「ルーキーで来たとき、ビックリしましたね」「力感はないんですけど、物凄い真っ直ぐ投げますからね」…7回表から3番手で登板、小野泰己(4年目)の“過去の栄光”を語る放送席の下柳剛(51歳)。今やその見る影もない、が。

それでも、先頭(左)打者は148kmで空振り三振を奪い、二人目(右)の初球(147km)に外角低めに決めて、「これでカーブか何かで簡単にストライク取れるようになったら鬼に金棒」と下柳が言ったら、本当にカーブを投げたが、ワンバウンド。ルーキー時代は、このカーブが面白いように決まっていたのだが……「こうなったら、また真っ直ぐになって狙われる」「今度は狙ってカウントを悪くする」と予言したら、その通りになった。カウント「2-1」から(甘く入った)4球目(146km)を狙われて、センター前に抜けるヒット!

三人目(左)の打者は「1-2」に追い込むが、4球目(147km)を叩かれ、ショートライナー! 完全に芯で捉えられていた。そりゃ真っ直ぐばかり投げていたら、狙われる。小野の持ち味=カーブが甦らない。カーブが決まらない限り、小野の2018年(7勝)は戻ってこない。







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