筒井和6回1失点（13日・西京極）

　先発の筒井和也が6回を1失点。今週末のスワローズ3連戦（神宮）の先発の谷間に出てくるかもしれない。今日（14日）恐らく投げるであろう（ルーキー）能見篤史の出来次第、一昨日（12日）6回無失点のジェイミー・ブラウン、10日に5回無失点の太陽との争いになると思うが……
　それにしても、昨日の東京ドームは「2日続けてのサヨナラだけは（ご）勘弁！」と祈りつつ見ていたが、案の定の結末。長年、野球を見続けてきた者の≪勘≫と言うか、「サヨナラ負け」の予感に震えながら見ていた。

　今日は開き直って、ジャイアンツの≪甲子園野球≫（1塁にヘッドスライデイング！）も見習って、気迫で負けないように、不調の今岡誠も外して（休ませて）、桑田真澄が先発だし、5番・片岡篤史で勝負して、何としても「3タテ」だけは阻止しなければ！　
　先発（予想）能見。チビって序盤で潰されるか、無表情で乗り切るか？　今シーズンのキーポイントになる試合だ。それにしても、22時で中継を打ち切った、NHK！　実況のアナウンサーもあまりのことに謝罪の言葉も出てこなかった。受信料の支払いを拒否する＜悪の同盟＞に与するゾ!!　

ブラウン6回無失点（12日・鳴尾浜）

　先発ジェイミー・ブラウンが6回を無失点。これで来週末のスワローズ戦（神宮）の先発の谷間に出てくるかもしれない。明日（14日）恐らく投げるであろう（背番号14）能見篤史の出来次第、先日（10日）5回無失点の太陽との比較になると思うが。
　それにしても昨日の東京ドームは最初から勝てる気がしなかった。初回に鳥谷敬の2ランで先制したが……【8回表】に金本知憲の2ランで「4対4」同点に追いついたが……。前日までの首位攻防戦を「2勝1敗」で勝ち越したものの、その疲れが出るんじゃないか、と思ったが、その通りになった。

　向こう（ジャイアンツ）は「エース」工藤公康をぶつけてきているし。こちらは能見か、あるいはダーウィン・クビアンの奇襲先発でもよかったのではないかと思った。下柳剛、杉山直久を予定通りに「中6日」で使った方がよかったのでは？　昨日は「棄てゲーム」でもよかったのでは？　と思った。
　疲労感だけが残った昨日の「敗戦」（延長10回サヨナラ負け）。首位攻防戦に勝ち越しても、その直後のジャイアンツ戦で3タテを食らったら意味がない。その可能性、危険性は大。今日（13日）が勝負、だ。

虎が竜を2.5差に突き放す！（11日・ナゴヤドーム）

　安藤優也と川上憲伸の両「エース」対決で昨日（11日）は辛勝、「3対2」か「2対1」を予想していたが、序盤（2回裏）にドラゴンズに2点を先制され、【4回表】に金本知憲の一発で1点を返したものの、その裏に今度は「4番」タイロン・ウッズに一発を噛まされ、「1対3」に。予測が外れ、嫌な感じがしたが、今シーズンの川上は「絶対」ではないので、何とかなると思っていたが、期待通りに【5回表】に一挙4点。
【7回表】にも金本の2本目が出て、「6対3」これで「磐石」。【8回表】にも2点を追加して、【8回裏】に藤川球児が珍しく連打を食って、1点を失ったが、最後はクローザー久保田智之が締めて「8対4」で快勝！　首位攻防戦、最初の天王山を「2勝1敗」で勝ち越した。これは大きい。ドラゴンズは「エース」川上で落としたのが「痛い」だろう。精神的ショックを与えることが出来た。

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ナゴヤは鬼門に非ず（10日・ナゴヤドーム）

　昨日の試合など見ていると、すっかりナゴヤドームへの苦手（鬼門）意識は払拭されているようだ。初回の金本知憲の3ランで前日（9日）の嫌な流れを断ち切り、先発・福原忍が何とか5回を2失点で凌ぎ、6回から藤川球児を継ぎ込んで、8回にジェフ・ウィリアムスがタイロン・ウッズに（この日2本目の）ホームランを打たれたものの、クローザー久保田智之を8回2アウトから継ぎ込み、「5対3」で勝利。
　これで今日の（先発）安藤優也が、川上憲伸との実質「エース」対決を制すれば、首位決戦「2勝1敗」の勝ち越し。緒戦に勝っていれば、3タテだって夢じゃなかった!?　今や名前だけの「エース」井川慶が踏ん張っていれば……と思う。

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太陽5回無失点！（10日・鳴尾浜）

　先発の太陽が久々に5回を無失点。しかし、次の先発の谷間、週末のジャイアンツ戦（東京ドーム）には「中3日」になるので、今回は（1軍昇格は）見送りか？　今回は今までの流れでいくと、ルーキー左腕・能見篤史になりそうだ。早く潰されなければいいのだが……
　2番手で復帰の金沢健人が1回を無失点。先発では無理かもしれないが、何とかシーズン後半に中継ぎで戻ってきて欲しい。私の好きなピッチャー、金沢。ああいう気持ちを前面に押し立てて投げるピッチャーが「好き」だ。

　打線は1番に赤松真人を戻したものの、ノーヒット（3タコ）。2番に起用された萱島大介が2本ヒットを打っているのが嬉しい。今シーズンに飛躍が期待された萱島。伸び悩んでいるが、何とか来シーズンに繋げるバッティングを見せてほしい。あの赤星憲広よりも速い（らしい）「快足」を活かさない手（策）はない。
　本来の守備位置はセカンド（らしい）でショートやセンターも守らされているが、ショートの守備はイマイチ。セカンドに固定して、藤本敦士、関本健太郎への挑戦者にすべきだと思う。試合は「4対1」でドラゴンズに（1軍同様）快勝！

前川5回4失点（9日・鳴尾浜）

　先発の左腕・前川勝彦が5回を4失点。1軍への道のりは険し……3回までは0に抑えていただけに悔やまれる。3回の短いイニングなら抑えられるのかもしれない。ずっと先発での起用が続いているが、この際（球児のように）中継ぎに回して、テストして見るのも策だと思う。打線は1番に起用した（移籍の）前田忠節が（4打数）3安打。3番の桜井広大も（3打数）3安打したものの、「5対6」で（1軍同様）ドラゴンズに逆転負け。今日は勝てっ!!　

ダーウィン5回1失点（7日・雁ノ巣）

　先発のダーウィン・クビアンが5回1失点。マズマズのように見えるが、7安打も打たれて、安定感は無し。本人は「満足」そうだが。低レヴェルの「満足」。最近は中抑え（セットアッパー）に回っていて、その方向で行くのかと思ったら、また方針転換。
　太陽の調子が上がってこないし、ジェイミー・ブラウンも下に降りてきたので、（1軍の）先発6人目のテストのようだ。これも左腕・三東洋の再離脱（左肩痛）の余波。こうなったら、金沢健人、間に合うか!?　

「13対2」で大勝！（6日・松山）

「13対2」で大勝！　しかし【7回表】と【8回表】の（2番手）桟原将司のピッチング（4四球1失点）を見て、腹が立って、「圧勝」気分も吹き飛んでしまった。昨シーズンは150キロ台の荒れ球で猛威を振るったピッチャーだったが、今シーズンは140㎞そこそこ。それでコントロールが尚悪くなっているから「最悪」。三振か四球か、のピッチング。こんなピッチャー、投げさせないで欲しい。
　時々、いい球も決まるのだが、時々、危ない球もあるし、とんでもない球が行くし、見ていてストレスが溜まる。キャッチャーの矢野輝弘もベンチの下柳剛も「不快感」を隠そうともしないし、それ以上にマウンド上の本人が＜ストレス＞を感じているのだろうが……もっとファームで修業させるべき。

　それにしても、中日ドラゴンズも負けない。すっかり≪優勝≫ムード。落合博満監督が「暗示」をかけて、選手も「その気」になっているようだ。チームリーダー福留孝介の「調子」が良いのが、厄介だ。横浜ベイスターズもタイガースに連勝して、ドラゴンズに連敗じゃあ、不公平。意地を見せて欲しい。横浜市民として憤っている。今日（の先発）は野口茂樹と龍太郎か……大丈夫か？　タイガースは（先発）杉山直久の踏ん張りに期待だ。

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4連敗で脱出！今岡の逆転満塁弾!!（4日・横浜）

【7回表】1アウト満塁で、5番・今岡誠が初球のど真ん中（実際は外角寄り）のストレート（146㎞）を見逃して、解説（CS）の平松政次氏が「今岡は何を考えているんでしょう」と嘲っていた。非常に腹が立ったのだが。この人、タイガースが弱い頃から、タイガースを馬鹿にするような発言を繰り返していて、最近は強くなったから、慎むようになったのかな、と思っていたら、この4連敗中に乗じて、この発言。言葉が「軽い」。そんなことだから、監督やコーチ業のお声が（一度も）掛からない、のだ。

　初球の真っ直ぐを見逃したのだから、変化球（フォーク）を待っていたに決まっているじゃないか？　そんなことも判らないのか、この元プロ野球選手は？　と思った。今岡がグランドスラムを放った後では一転「今岡は凄いですね！」と絶賛。プロ野球の解説者は「サル」でもできるのか？　今岡の一発は別の意味でも鬱憤晴らしになった。「6対2」で逆転勝ち。連敗も「4」で止めて、これで落ち着くだろう。週末のカープ戦に悪くてもタイで終えて、来週から首位攻防戦、だ。

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太陽6回3失点（29日・広島）

　太陽が6回を3失点。8安打も打たれているので、調子は良くなかったようだ。30日に先発ジェイミー・ブラウンが打ち込まれて、能見篤史もダウン。明日から始まる“死のロード”では、来週末のジャイアンツ戦に先発の谷間が出来るので、太陽が埋めることになりそうだ。この調子で大丈夫なのか？　惜しまれるのは昨シーズン後半「5勝」を挙げた三東洋の左肩痛の再発だ。彼がいれば、このロードも何とか乗り切れる計算が立ったのだろうが……この誤算は痛い。

　それにしても昨日は伏兵アダム・リグスにやられる（9回表）とは！　“安全牌”だと思って、これで3アウトチェンジだと思っていたのに……先発・杉山直久もあそこ（7回表2アウト2，3塁）で踏ん張れないのが、彼の弱さ。首脳陣も何とか抑えてくれ、と我慢して続投させたのだろうが。背番号「18」に大きく育ってもらう為に、敢えてリリーフを送らなかったのだろうが、裏目に出た。
　シェーン・スペンサーの一発が出たとき（5回裏）には、「いける！」と思ったのだが。【9回裏】の最後の場面で打っていれば、ヒーローになれたのだが……これも彼の「資質」だろうか。