野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

さらば、中村泰!(5日)

2007-11-07 20:04:43 | Tigers DEN β
 中村泰広にとっては、今シーズンが最後のチャンスだった、かもしれない。しかし今シーズンもチャンスを生かせず……左腕「エース」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)が抜けて、「ポスト井川」の一人として、先発ローテーションに食い込めるチャンスだったのに、今年は春のキャンプで出遅れ、それでも途中から1軍に昇格して、ローテに入り掛けたのだが、交流戦の日程の都合で先発が飛ばされたりして、不運な中村だった。「悔しいことが多かった」という本人の言葉はこの辺りのことも指しているのだろう。

 代わりに獲得した金村暁(北海道日本ハムファイターズ)は、プロ通算88勝の実績、かつての「エース」だが、右肩痛の故障もあって、もう「終わっている」かもしれない、31歳。しかし29歳、左腕・中村はまだ「終わってはいない」。このトレード、果たして上手くいくのか? 中村は来シーズン、北海道(札幌ドーム)で見違えるようなピッチングを見せて、我々ファンを悔しがらせることになるのか? それとも金村が本領発揮して、タイガースを優勝に導く、使者の一人になるのか? 

“金村と中村泰” 阪神トレード第1号 (デイリースポーツ)


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桟原、右肘の手術成功、らしい(3日)

2007-11-04 18:39:54 | Tigers DEN β
 そりゃ上から投げたり、横から投げたりしてりゃ、肘も痛めるヨ!! 桟原将司もデビュー当時(2004年)は≪凄い≫球を投げていたのに、年々球が遅くなって、そして「鏡視下における右ひじ関節形成手術」。このまま三東洋氏(引退)みたいに消えていかなければいいのだが……この男が(額面通りに)戦力になっていれば、タイガースは連覇できていただろうに。

阪神桟原の手術成功(nikkansports.com)


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ヤクルトの球団社長が導いた、53年ぶり!(1日・ナゴヤドーム)

2007-11-02 19:06:40 | Nippon Series
 昨シーズンのオフは一時、東京ヤクルト・スワローズが、中村紀洋の獲得に乗り出していたのに、球団社長(多菊善和)の“鶴の一声”で獲得を断念。獲得できていれば、古田敦也監督の「辞任」も無かったかもしれない。その代わりに獲得したのが、中日ドラゴンズ。しかも育成選手として(背番号205)。

 このニュースを聞いたとき、タイガースファンとしては嫌な予感がした。すんなりスワローズに入っていれば、メジャーリーグに移籍した岩村明憲(タンパベイ・デヴィルレイズ)の穴を埋めて、プラス・マイナス「0」に過ぎないが、ドラゴンズに移籍したとなれば、プラス「α」しかない。
 しかしタイガースの岡田彰布監督は「オレ竜ノリで分裂するぞ」と発言して、寧ろドラゴンズにとっては「マイナス」に作用すると予言して見せたが、まんまと外れた。落合博満監督は見事に「問題児」中村紀をチームに中和させることに成功した。

 これはもはや監督の力量の「差」としか言いようがない。岡田監督は自分に当て嵌め、中村紀のような「問題児」をチームに溶け込ませる自信が無かったのだろう。
 我々はこの「他人事」の日本シリーズで改めて落合監督の「将」としての「器」の大きさを思い知らされた。この落合監督に勝てなければ、タイガースの覇権奪回は成功しない。岡田監督で大丈夫か? 岡田監督も「もう一段上」の監督としてのステップを踏まなければ、落合監督には「勝てない」。

鶴 肋骨骨折で無念…リタイア第1号(デイリースポーツ)

コーチング―言葉と信念の魔術