ホーム=トロピカーナ・フィールドに2度目の登板、野茂英雄(タンパベイ・デヴィルレイズ)。相手は古巣であり、初戦で打ち込まれた「世界一」ボストン・レッドソックス。雪辱を期すマウンド、だ。1番ジョニー・デーモンに3球目のスプリット(フォーク)を狙われ、センター前ヒット。早くもノーアウトで走者を許す。1塁ベース上でニンマリ、デーモン。長い髪をかき上げる。
2番トロント・ニクソンの4球目にデーモンが走り、キャッチャーの送球が逸れて、デーモンは3塁へ。ニクソンを歩かせて、ノーアウト、1,3塁。初回からピンチを招く。地元トロピカーナ・フィールドの観客からブーイング。マウンド上で顔の汗を拭う野茂。続く3番マニー・ラミレスに初球(86MPH)を叩かれ、レフトへ大飛球。これが犠牲フライになって、あっさり「王者」が先制する。
4番デヴィット・オルティーズには、ピッチャー強襲打を浴びるが、ショートのフリオ・ルーゴの好守で1塁封殺。しかし5番「クラッチヒッター」ケヴィン・ミラーに今度はサード強襲!! レフト線に転がるダブル(2塁打)を打たれ、2失点。トロピカーナ・フィールドの観客から大歓声。ボストン・ファンが大挙詰め掛けているようだ。「世界一」ともなれば、人気も「全国区」になるようだ。
【2回表】「天敵」(対野茂の通算打率.350)7番エドガー・レンテリアに初球(79MPH)2球目(85MPH)で「0-2」と追い込んだものの、3球目(84MPH)ファウル、4球目(77MPH)ボール、5球目、勝負に行ったフォーク(76MPH)をカットされ、6球目(77MPH)も見送られ、仕方なく7球目に投げ込んだ速球(ファストボール)(83MPH)をライト前に持っていかれ、ノーアウトで1塁。やはり「天敵」。野茂に攻略する術なし。
8番「元シアトル・マリナーズ~サンディエゴ・パドレス」ラモン・ヴァスケスはセンターフライに打ち取るが、9番マーク・ベルホーンの2球目にレンテリアが走って、盗塁成功。ベルホーンはピッチャーゴロに仕留めて、2アウトに漕ぎ着けるが、1番デーモンに初球(87MPH)を叩かれ、ライト線に転がるダブル(2塁打)。1点入って、「0対3」。
味方打線が2点を返し、「2対3」と詰め寄ったものの、【6回表】にも、1アウト後「天敵」に「3-1」からレフト前ヒットを浴びて、8番ヴァスケスに右中間を破られ、「2対4」。野茂はこの回限りで降板して、試合は結局「3対11」ボストンの大勝。6イニングス4失点なら、まずまずのピッチングだが、序盤早々の失点は痛かった。味方が1点差に追いついての失点も痛かった。
これで「2勝2敗」(防御率6.41)。先発(スターター)の一角、左腕マーク・ヘンドリクソンがDL(故障者リスト)から戻ってくるが、29日(日本時間・30日)の野茂の先発予定は変わらず。相手は、ボルチモア・オリオールズ。サミー・ソーサと対決、だ。
それにしても、地元トロピカーナ・フィールドなのに、ボストンファンの声援が圧倒的。途中からキレた地元ファンが、歓声にブーイングで対抗して、観客同士が戦っていた。それに煽られたのか、【7回】の攻防で両チームが二度に渡る乱闘。新たな遺恨の発生か……野茂も「次は」マウンドで戦う。
BALLPLAYERS.jp
2番トロント・ニクソンの4球目にデーモンが走り、キャッチャーの送球が逸れて、デーモンは3塁へ。ニクソンを歩かせて、ノーアウト、1,3塁。初回からピンチを招く。地元トロピカーナ・フィールドの観客からブーイング。マウンド上で顔の汗を拭う野茂。続く3番マニー・ラミレスに初球(86MPH)を叩かれ、レフトへ大飛球。これが犠牲フライになって、あっさり「王者」が先制する。
4番デヴィット・オルティーズには、ピッチャー強襲打を浴びるが、ショートのフリオ・ルーゴの好守で1塁封殺。しかし5番「クラッチヒッター」ケヴィン・ミラーに今度はサード強襲!! レフト線に転がるダブル(2塁打)を打たれ、2失点。トロピカーナ・フィールドの観客から大歓声。ボストン・ファンが大挙詰め掛けているようだ。「世界一」ともなれば、人気も「全国区」になるようだ。
【2回表】「天敵」(対野茂の通算打率.350)7番エドガー・レンテリアに初球(79MPH)2球目(85MPH)で「0-2」と追い込んだものの、3球目(84MPH)ファウル、4球目(77MPH)ボール、5球目、勝負に行ったフォーク(76MPH)をカットされ、6球目(77MPH)も見送られ、仕方なく7球目に投げ込んだ速球(ファストボール)(83MPH)をライト前に持っていかれ、ノーアウトで1塁。やはり「天敵」。野茂に攻略する術なし。
8番「元シアトル・マリナーズ~サンディエゴ・パドレス」ラモン・ヴァスケスはセンターフライに打ち取るが、9番マーク・ベルホーンの2球目にレンテリアが走って、盗塁成功。ベルホーンはピッチャーゴロに仕留めて、2アウトに漕ぎ着けるが、1番デーモンに初球(87MPH)を叩かれ、ライト線に転がるダブル(2塁打)。1点入って、「0対3」。
味方打線が2点を返し、「2対3」と詰め寄ったものの、【6回表】にも、1アウト後「天敵」に「3-1」からレフト前ヒットを浴びて、8番ヴァスケスに右中間を破られ、「2対4」。野茂はこの回限りで降板して、試合は結局「3対11」ボストンの大勝。6イニングス4失点なら、まずまずのピッチングだが、序盤早々の失点は痛かった。味方が1点差に追いついての失点も痛かった。
これで「2勝2敗」(防御率6.41)。先発(スターター)の一角、左腕マーク・ヘンドリクソンがDL(故障者リスト)から戻ってくるが、29日(日本時間・30日)の野茂の先発予定は変わらず。相手は、ボルチモア・オリオールズ。サミー・ソーサと対決、だ。
それにしても、地元トロピカーナ・フィールドなのに、ボストンファンの声援が圧倒的。途中からキレた地元ファンが、歓声にブーイングで対抗して、観客同士が戦っていた。それに煽られたのか、【7回】の攻防で両チームが二度に渡る乱闘。新たな遺恨の発生か……野茂も「次は」マウンドで戦う。
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