早くもNYの地元紙では「マツイとA-RODが敗因」と書かれている。日本人期待の松井秀喜はこの大一番に「5打数ノーヒット」。チャンスで悉く打ち取られ、“戦犯”扱いも仕方がないか……アレックス・ロドリゲスもこの地区(ディヴィビジョン)シリーズ、打率.133、打点「0」に封じ込められた。このキーマン二人を抑えきったロスアンジェルス・エンジェルス・オブ・アナハイムの勝利。
A-RODは「ソーシア監督とB・モリーナの配球にやられた」と試合後、語ったそうだが、それは「真実」だろう。ダッグアウトから配球のサインを出す“智将”マイク・ソーシア監督。イチロー(シアトル・マリナーズ)も、この“智将”に苦しめられた。
エンジェルスはヤンキースを倒して、しかし、先発投手(スターター)を二人も欠いて、チャンピオンシップを戦えるのだろうか? 明日(11日)シカゴで、休養十分の「強敵」ホワイトソックスが手薬煉(てぐすね)引いて待っている。
松井の「2005年」も終わった。ヤンキースとの契約も終了。このオフにフリーエージェントになる。当然、再契約するだろう。しかし、この結末に怒り狂ったオーナー(ジョージ・スタインブレナー)が“粛清の嵐”を吹かせて、松井もその「犠牲」に供されるかもしれない。
「怒り」沸点に達しているであろうオーナーには「真実」を見ろっ、と言いたい。レギュラーシーズン中の松井の「勝負強さ」の襞(ひだ)を見逃すな、と言いたい。
……人はそうして、他人の襞(ひだ)を見逃して、他人を裁こうとする。それに加勢するのが、メディアだ。世界最強のメディア・シティー「NY」で松井は生き残れるのか?
New York Yankees
A-RODは「ソーシア監督とB・モリーナの配球にやられた」と試合後、語ったそうだが、それは「真実」だろう。ダッグアウトから配球のサインを出す“智将”マイク・ソーシア監督。イチロー(シアトル・マリナーズ)も、この“智将”に苦しめられた。
エンジェルスはヤンキースを倒して、しかし、先発投手(スターター)を二人も欠いて、チャンピオンシップを戦えるのだろうか? 明日(11日)シカゴで、休養十分の「強敵」ホワイトソックスが手薬煉(てぐすね)引いて待っている。
松井の「2005年」も終わった。ヤンキースとの契約も終了。このオフにフリーエージェントになる。当然、再契約するだろう。しかし、この結末に怒り狂ったオーナー(ジョージ・スタインブレナー)が“粛清の嵐”を吹かせて、松井もその「犠牲」に供されるかもしれない。
「怒り」沸点に達しているであろうオーナーには「真実」を見ろっ、と言いたい。レギュラーシーズン中の松井の「勝負強さ」の襞(ひだ)を見逃すな、と言いたい。
……人はそうして、他人の襞(ひだ)を見逃して、他人を裁こうとする。それに加勢するのが、メディアだ。世界最強のメディア・シティー「NY」で松井は生き残れるのか?
New York Yankees