野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

石井、ALCSを視察(16日・アナハイム)

2005-10-19 19:48:50 | Post Season
「鳥肌が立ちました。選手とファンが一緒に野球を楽しんでいるし、1球への集中力が違う」。A.L.C.S(アメリカンリーグ・チャンピオンシップ・シリーズ)【GAME-4】【GAME-5】を観戦した石井弘寿(ヤクルト・スワローズ)の言葉には「実感」がこもっている。
「そこに往けば、どんな夢も叶う」と昔、ゴダイゴは歌ったが、まさにメジャーリーグのスタジアムは、野球人の<ユートピア>。誰もが皆行きたがる……。

 メジャーリーグの各チームはブルペンに「左腕」が枯渇しているだけに、石井がポスティングの名乗りを挙げれば、高い値で入札があるだろう。特にニューヨーク・ヤンキースは今シーズンも「左腕」不足に苦しみ、シーズン前は38歳のベテラン、マイク・スタントンを呼び戻したが、かつての力はなく、シーズン途中で放出。
 代わりに「ライヴァル」ボストン・レッドソックスをリリース(解雇)された左腕アラン・エンブリーを獲得したが、機能せず、結局シーズン後半からポストシーズンは、スターターのベテラン左腕アル・ライターをプライドを捻じ曲げさせ、起用し続け、何とか糊口を凌ごうとした。

 石井には、アトランタ・ブレーヴスが目を付けているらしいが、ヤンキースは早くGMのスタンスを定め、石井獲得に乗り出すべきだ。もはやアメリカ全土には「目ぼしい」左腕は残っていない。「即戦力」のジャパン・マーケットで探すのが得策。
 あるいは、ニューヨーク・メッツをリリースされ、昨シーズンオフ、契約寸前まで行った韓国人左腕ク・デ・ソンを獲得するか? しかし石井とは「モノ」が違うだろう。急げ!! ヤンキース! と(日本から)督促したい気分、だ。

GODIEGO

藪、オークランドを去る(17日)

2005-10-19 13:50:37 | Oakland Atheletics
 藪恵壹が17日、オークランド・アスレティックスから解雇された。予想通りだが、果たして日本に戻ってくるのか? それともMLBでフリーエージェントとなって、移籍先を探すのか? 37歳の高齢だけに難しいかもしれないが、しかしMLBも投手「不足」。ニューヨーク・ヤンキースを見れば明白なように、ブルペンに人材が決定的に足りない。中継ぎをこなせる藪にはオファーがある、と思える。

 そんな中、中村勝広新監督のオリックス・バファローズが獲得を検討しているようだ。中村監督は阪神タイガース時代の恩師(?)でもあり、藪も日本に戻ってくるなら、「此処」になりそうだ。
 そうなると「あの」“天敵”清原和博とチームメイトになる可能性もあるが……それも話題性があって、「狙い」かもしれない。何しろ、中村新監督にはタイガースを追い抜きたい、と言う(妙な)「野望」があるそうだから……。
k-yabu.net