野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

カモメが飛ぶ中、「8対7」で4連勝!(11日・ジェイコブスフィールド)

2007-06-14 13:07:21 | Seattle Mairners
 ニューヨーク・ヤンキースが(相手チームの)移動日で試合の無い、この日(日本時間12日)【NHK-BS】では「シアトル・マリナーズ@クリーヴランド・インディアンス」の試合が放送された。そもそも、この試合、4月の降雪の為、中止になった試合の代替試合。移動日が潰され、3連戦の間に組まれた、このクリーヴランド戦。

 シアトルは3連勝中。敵地<インターリーグ>のサンディエゴ・パドレス戦(現地8日~10日)を<スウィープ>(3タテ)。その前の「HOME」セーフコ・フィールドでのボルティモア・オリオールズ戦(4日~6日)も「2勝1敗」で勝ち越し。その前の(同じくHOME)テキサス・レンジャーズとの4連戦(31日~2日)も「3勝1敗」で勝ち越して、6月は「8勝2敗」と好調のシアトル。

 テキサス戦の1敗も、1日の「8対9」1点差で惜しくも敗れた試合。【7回裏】1-OUT_1塁「8対8」同点の場面で、6番エイドリアン・ベルトレが放った左中間フェンスを越える打球を、センターの「ベテラン」ケニー・ロフトンがスーパーキャッチして、勝ち越しの2ランホームランを阻止された。この「」が無ければ、シアトルの4試合<スウィープ>だった。

 11日のクリーヴランド戦も初回、先頭のイチローがセンター前ヒットで出塁して、3番ホゼ・ギーエンが左中間を割って、先制点! 【3回表】にも先頭のギーエンがセンター前ヒットで出塁して、4番ラウル・イバニェスが左中間スタンドに流し打って、(第3号)2ランホームランで「3対0」! 
 さらに2-OUT後、7番に下がったベルトレがライト前ヒットで出塁。このとき、外野の芝生にカモメの大群が翼を休めていた。ベルトレの打球に驚いて、一斉に飛び立ったが、1羽だけ逃げ遅れて、翼に掠って、グラリ。しかし、それでもカモメ達は飛び立つことなく、この試合を見守っている!? 
 カモメが横切る(カット・インする)中、8番ホゼ・ロペスが初球をレフトスタンドに叩き込んで(第7号)2ランホームランで「5対0」!

【4回表】にも1-OUT後、2番ホゼ・ヴィドロがレフト前に流し打って、2-OUT後、4番イバニェスが2打席連続、今度はライトスタンドに弾丸ライナーで叩き込んで、「7対0」! ≪強い≫シアトル!!
 打線は好調、今シーズンのシアトル。しかし投手陣、特にスターター(先発)には≪弱さ≫を抱えていて、この試合も先発の韓国人=白嗟承が【4回裏】まで無失点に抑えてきたが、【5回裏】に3失点を喫して、【6回裏】にも2失点で「7対5」2点差に……

 アメリカン・リーグ中(セントラル)地区の首位を走るクリーヴランドの≪地力≫を見せ付けられて、【8回裏】には遂に同点に追いつかれるが、【9回表】先頭のヴィドロがセンター前ヒットで出塁して、4番イバニェスが右中間を割って、勝負を決めるダブル(2塁打)!! 「8対7」で勝ち越して、【9回裏】は3連投のJ.J.プッツを休ませて、「代役」ルーキーのブランドン・モローが【8回裏】からの続投で最後を締めて、4連勝! 

イチローと城島、共にマルチで連続試合安打伸ばす (MAJOR.jp)