5連敗中のシアトル・マリナーズ……せっかく8日のサンディエゴ・パドレス戦から12日のシカゴ・カブス戦まで5連勝したのに、翌13日から5連敗!! しかし、ようやく長い12日間の遠征も終わり、「HOME」セーフコ・フィールドに帰ってきた。しかも相手はナショナル・リーグ中地区(セントラル)30勝39敗(勝率435)のピッツバーグ・パイレーツ。この3連戦から建て直したいところだが……
先制したのは、ピッツバーグ。初回にシアトル先発(スターター)ミゲル・バティースタを攻め、2点。【2回裏】にイチローのタイムリーで1点を返すが、【5回表】【6回表】【7回表】小刻みに点を取られ、「1対5」。
シアトルも【7回裏】2番ホゼ・ヴィドロの犠牲(サクリファイス)フライで1点を返し、【8回裏】にも5番リッチー・セクソンのバットにボールが当たって、レフトスタンドに特大のソロホームラン(第11号)! 「3対5」2点差に詰め寄って、ピッツバーグは投手交代。レフトフェンスの扉が開き、走ってきたのは、背番号「18」桑田真澄だった!
【8回裏】2-OUT_1,2塁でマウンドに上がった桑田。オン・デック・(ネクスト・バッターズ)サークルには、イチロー。打席には左の代打の切り札、ベン・ブロサード。非常に際どい、痺れる場面だが、だからこそ、ジム・トレーシー監督は、経験者=桑田をマウンドに送り出したのだろう。そんなに信用しているなら、イニングの最初から「任せろ!」と言いたいが。
初球が低く外れた後、2球目ファウル、3球目が高く外れて、「2-1」。いずれも140km、桑田、精一杯の速球(ファストボール)だ。バックネットでは、シアトルファン(と思しき)の観客が、桑田の投球時に白いタオルを振って、妨害行為をしている。しかし、そんなことは気にすることなく(経験者)今度は外角に142kmの速球(シュート)を投げ込み、完全に詰まらせて、ボテボテのファーストゴロ!
ピンチを救った桑田!! オン・デック(サークル)で素振りをくれていたイチローも内心では「抑えてくれ」と(敵ながら)思っていた、らしい。どうやら、その思念が通じたようだ。
【9回裏】には桑田はマウンドに上がらず、イチローとの≪夢の対決≫は実現しなかったが、ピッツバーグは桑田が去った後のマウンドを何とか(左腕と右腕の)二人の投手の継投で守りきり、ピッツバーグの先勝! シアトルはこれで“地獄”の≪6連敗≫になってしまった。
「桑田の投球が試合のキーポイント」とパイレーツ指揮官 (MAJOR.jp)
先制したのは、ピッツバーグ。初回にシアトル先発(スターター)ミゲル・バティースタを攻め、2点。【2回裏】にイチローのタイムリーで1点を返すが、【5回表】【6回表】【7回表】小刻みに点を取られ、「1対5」。
シアトルも【7回裏】2番ホゼ・ヴィドロの犠牲(サクリファイス)フライで1点を返し、【8回裏】にも5番リッチー・セクソンのバットにボールが当たって、レフトスタンドに特大のソロホームラン(第11号)! 「3対5」2点差に詰め寄って、ピッツバーグは投手交代。レフトフェンスの扉が開き、走ってきたのは、背番号「18」桑田真澄だった!
【8回裏】2-OUT_1,2塁でマウンドに上がった桑田。オン・デック・(ネクスト・バッターズ)サークルには、イチロー。打席には左の代打の切り札、ベン・ブロサード。非常に際どい、痺れる場面だが、だからこそ、ジム・トレーシー監督は、経験者=桑田をマウンドに送り出したのだろう。そんなに信用しているなら、イニングの最初から「任せろ!」と言いたいが。
初球が低く外れた後、2球目ファウル、3球目が高く外れて、「2-1」。いずれも140km、桑田、精一杯の速球(ファストボール)だ。バックネットでは、シアトルファン(と思しき)の観客が、桑田の投球時に白いタオルを振って、妨害行為をしている。しかし、そんなことは気にすることなく(経験者)今度は外角に142kmの速球(シュート)を投げ込み、完全に詰まらせて、ボテボテのファーストゴロ!
ピンチを救った桑田!! オン・デック(サークル)で素振りをくれていたイチローも内心では「抑えてくれ」と(敵ながら)思っていた、らしい。どうやら、その思念が通じたようだ。
【9回裏】には桑田はマウンドに上がらず、イチローとの≪夢の対決≫は実現しなかったが、ピッツバーグは桑田が去った後のマウンドを何とか(左腕と右腕の)二人の投手の継投で守りきり、ピッツバーグの先勝! シアトルはこれで“地獄”の≪6連敗≫になってしまった。
「桑田の投球が試合のキーポイント」とパイレーツ指揮官 (MAJOR.jp)