野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

松坂、イチローを封じて、10奪三振の快投!(4日・セーフコ・フィールド)

2007-08-05 21:31:14 | Boston Red-Sox
 今日(現地4日)は、松坂大輔(ボストン・レッドソックス)の登板(先発)日。イチロー城島健司のシアトル・マリナーズと対戦したが、7回10奪三振の快投で13勝目を挙げ、チームの(対シアトル戦)セーフコ・フィールドでの連敗を「9」で止めた。
 ファースト・ピッチを見た瞬間から今日の松坂は「球が走っている!」と思ったが、その通りで(しかも)低めに球が集まり、久々に≪凄味≫のある松坂を見た。本人も満足(納得)しているようで、今日のピッチングなら「9」点だろう。このピッチングなら、ポストシーズン(プレーオフ)でも勝てる。

 ただ今日は(セットアッパー)岡島秀樹が見られなくて「残念!」だった。二人目のクローザー、エリック・ガニエが加わった関係で2点差の僅少差にも拘らず、“Oki-Doki”に出番が回ってこなかった。「酷使」される岡島を見ないで済むのは気が休まるが、今まで見られた場面で見られないのも(微妙に)腹が立つ。痛し痒し……明日(現地5日)は見られるか?

 そういえば今日は、バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)に「755号」が出て、アレックス・ロドリゲス(ニューヨーク・ヤンキース)にも「500号」が出た。今日は記念すべき日!! 
 考えてみれば、松坂の13勝も「あの」野茂英雄(当時ロサンジェルス・ドジャース)のルーキーイヤー(1995年)に並んだ、記念すべき日。松坂にとっては通過点に過ぎないが、しかし、この日のピッチングは本人にとって重要な<ギア・チェンジ>の日になったかもしれない。これから加速するか? 

 それにしても、ガニエの背番号は「83」。「38」を愛着している人だから、ボストンに来て、どうするのだろう? と思っていた。「38」は既にエース(ベテラン)カート・シリングが背負っている。これは誰にも譲られない。
 今シーズンはシアトル時代に(同じく)「38」を愛着していたジョエル・ピニェイロが移籍してきたが、シリングが着けているから、彼は似た番号の「36」を選択した。そのピニェイロが同時期(31日)にセントルイス・カーディナルスに移籍になって、「36」が空いたから、ガニエも「36」を着けるのかと思いきや、大物はそんなことをしない。「3」と「8」を引っくり返して、「83」にした。
 来シーズンは、そのベテランのシリングが抜ける公算が高いから、晴れて「38」を背負えるかもしれない。しかし、それもこのシーズン終盤、ポストシーズンの活躍次第だろうが……。

イチローと松坂の不思議な縁 10月の再戦に期待 (MAJOR.jp)


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