野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

井口の一発で斎藤に34セーヴ!(23日・シチズンズバンク・パーク

2007-08-24 21:53:34 | Los-Angeles Dodgers
【NHK】(BS-1)が珍しく「ロサンジェルス・ドジャース@フィラデルフィア・フィリーズ」(3連戦)を22日から3日間(連続)放送していた。初日こそ松坂大輔(ボストン・レッドソックス)先発試合と重なり、深夜(録画)枠に追いやられたが、昨日(23日)今日(24日)と中継。本当は、シアトル・マリナーズの対テキサス・レンジャーズ(前日30得点!!)初戦を中継して欲しかったのだが、しかし井口資仁(フィリーズ)がホームランを放ち、斎藤隆(ドジャース)が登板し、溜飲は下がった。 

「1対1」の投手戦の展開から【7回表】にドジャースが1点を勝ち越して、【8回表】にも3点を加点して、「5対1」。こうなると<セーヴ・シチュエーション>ではなくなり、斎藤が登板しなくても……という展開になりかけたが、そんな状況を救ったのが、【8回裏】の井口の一発! ドジャースの2番手「エース」セットアッパー、ジョナサン・ブロックストンの速球をライトスタンド(ポール際)に弾き返して、第2号(今シーズン通算8号)ソロホームラン! これで「5対2」3点差になって、<セーヴ・シチュエーション>復活! そして【9回裏】のマウンドへ斎藤が上がる。 

 先頭の4番「本塁打王」ライアン・ハワードに初球ズバッと速球でストライク! 2球目カーヴで意表を突いて、2ストライク! 「1-2」になった5球目に≪伝家の宝刀≫スライダーを縦に揺らして落として、空振り三振! 
 5番(元シカゴ・ホワイトソックス)アーロン・ロワンド(オールスター初出場)には高めの速球(釣り球)を3回振らせて、空振り三振! そして最後の打者は6番グレッグ・ドブス(元マリナーズ)。彼は要注意な左打者、だ。彼がいる為に、セカンドに(レギュラー)チェース・アトリーが(DLから)戻ってきた後の井口のサードへのコンヴァート案が一笑に付される。 
 今シーズンようやくにして、レギュラーを獲った彼が、サードベースに自分の足を縫い付けているから、井口は手出しを許されない。井口は暫くしたら(アトリー復帰後は)スタメンから名前が消えることになるのだろう(?)。 
 そのドブス。日本人・斎藤に「1-2」に追い込まれるが、4球目の速球を弾き返して、強烈なピッチャーゴロ! 斎藤がグラヴで弾き落として、1塁に送球して、ゲームセット! 見事な体捌き、グラヴ捌きだった。アメリカや中南米の投手なら、身体(脚)で打球を止めようとするが、さすがは元内野手の斎藤。【NHK】の解説者(村上雅則氏)は反応していなかったが、「通」を唸らせるプレーだった。 

井口が移籍後2本目のアーチ、斎藤34セーブ目 (MAJOR.jp)


DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売