スターター(先発)42歳の左腕ジェイミー・モイヤーが何故か、9番のベテラン、サンディー・アロマーJrに全打点を挙げられるタイムリーを2本浴び、3失点で降板。しかし、シアトル・マリナーズも【8回裏】に一挙4点で逆転し、【9回表】はクローザー、エディー・グアダードに託したのだが……2番ハンク・ブレイロックに2ランを浴び、1点差に詰め寄られ、それでも何とか2アウトに漕ぎ着け、セーフコ・フィールドの観客のスタンディング・オヴェーションの中、誰もが勝利を信じていたが……
5番リチャード・ヒダルゴに2ランを浴び、「6対7」逆転される。シアトルの観客は「ササキがいればな……」と嘆いたことだろう。しかし、この同じ日、日本で佐々木主浩(横浜ベイスターズ)は、阪神タイガース戦(日本時間10日・甲子園)でサヨナラヒットを打たれて、敗戦投手になっていた。思えば、シアトルの低迷は“大魔神”佐々木の突然の退団から始まっている。佐々木によってもたらされた数々の栄光は、彼が去ったことにより、そのカウントを止めた。再び、動き出すためには……?
5番リチャード・ヒダルゴに2ランを浴び、「6対7」逆転される。シアトルの観客は「ササキがいればな……」と嘆いたことだろう。しかし、この同じ日、日本で佐々木主浩(横浜ベイスターズ)は、阪神タイガース戦(日本時間10日・甲子園)でサヨナラヒットを打たれて、敗戦投手になっていた。思えば、シアトルの低迷は“大魔神”佐々木の突然の退団から始まっている。佐々木によってもたらされた数々の栄光は、彼が去ったことにより、そのカウントを止めた。再び、動き出すためには……?