子育て5つの方針の2番目≪健全な精神≫について、ちょっと説明しますね。
方針2 ≪健全な精神≫
身体は栄養をとり、睡眠を確保し、適度な運度をさせれば、御父母様が放っておいても成長します。しかし、心は周囲の大人達が「心のあり方」を教えてあげないとなかなか成長しません。「自己中心的で、わがままで、人の気持ちがわからないという精神年齢が低いお子様」は御父母様が「心のあり方」教えていないことが多いです。だから、目には見えない心の成長だからこそ、成長させよう、成長させようと意識し、計画的に教えていくべきなのです。
★幼児の心を成長させるために大人が意識して計画的に教えるべきこと
第1に「善悪の区別」=「良いことをして、悪いことはしない。」
善悪の概念とその区別をやはり具体例をあげて教えます。
第2に「素直な心」
素直な心が向上・成長・発展の根幹にあります。何事にも素直に取り組むお子様は指導者の助言も素直に受け入れ、懸命に努力するので受験でも成功されています。「できない!」から「やってみよう!」
第3に「自立の心」=「自分のことは自分でせよ。」
まだ小さいからという理由で御父母様が何でもやってあげ、何でも手伝っていると、いつまでも幼いままで精神年齢が上がりません。おトイレ、お着替え、靴を履く、片付けをするなど日常生活の一つ一つを自分自身でするように仕向けていきます。そうするとだんだん心の年齢が上がっていきます。
第4に「自律の心」=「自分でされて嫌なことは人にもしない。」
世の中の人みんながこうすれば、いじめもなくなります。「己の欲せざる所を人に施すことなかれ」(論語)。