絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

幼児は、どうすれば「集中力」と「理解力」がつくのでしょうか?(No.1244)

2023年01月26日 10時41分12秒 | 受験・学校

今日は子育て5つの方針の3番目≪集中力・理解力・実行力≫について、ちょっと説明しますね。

方針3 ≪集中力・理解力・実行力≫

(1)「集中力」=年齢なりの集中力が必要です。 

その学年(年齢)なりの集中力が塾でも家庭学習でも必要です。

いくら「集中しなさい!」と叱っても集中力はつきません。

Q:では、どうすれば集中力がつくのでしょうか?

Ans.「集中すること」を「行動習慣」にまで高めると集中力がついてきます。

具体的には、

1)はじめは「5分間は集中して脇目もふらず勉強する。」習慣をつけます。

2)次にそれを10分間、15分間と5分間ずつ増やしていきます。

3)そして、ゆくゆくは30分間まで集中できるよう習慣にしていくのです。

 尚、集中する時間は急に増やさず、2~3週間継続して、その時間集中することが習慣付いてから次の5分を増やす。という方式が良いと思います。つまり、「行動習慣」にまで高めるには御父母様のほうも根気よく中長期にわたって指導することが必要になるのです。

 

(2)「理解力」をつけましょう。  

と言われても、

Q:幼児の場合、どうすれば「理解力」がつくのでしょう?  

お子様は以前その話と似たような話を聞いたことがあると、話の内容をすぐに理解できます。

つまり、いろいろな話、考え方を知っているお子様は理解力が高いです。

Ans. そこで、理解力を高めるためには周囲の大人達がいろいろな話を聞かせてあげるのです。

すると、その考え方やその話が知識として入りますので次からはその理解が早くなります。

さらに、お話だけでなくいろいろなところに連れて行って、お子様に実体験をつませるのです。

 この意味でお子様の「幼児なりの人生経験の集大成」が「年齢なりの理解力」になるのです。

この続き(3)「実行力」をつけましょう。は次回です。乞うご期待!


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