青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

フジビュー・オーダー

2009年11月15日 22時14分24秒 | 日常

(画像:静岡県道17号沼津土肥線)

ってな訳で出掛けて来たんだが、今日は久々にヨメさんを連れて行きました。
先週富士山の写真を撮って帰って編集してたら、私にも見せて欲しいと言うものですからね。
「会社行く時とか、富士山がちょこっとでも見えた日はなんか得した気分がする」とヨメは言います。
この言葉、大半の人が納得する部分があると思うんですけど…
誰しも心の中に持っている「富士見の魔力」と言えましょうか。

先週は山梨側から、今週は静岡側から。
西伊豆のランドマーク、大瀬崎から駿河湾越しの富士を。
山梨側と違って、シュッとした感じの富士見ですね。
都内の古い銭湯なんかは、海と松と富士山と言う感じの絵が描かれている事が多いですが、
そのだいたいは西伊豆方面からの駿河湾越しの富士が描かれているのだよね。

右の裾野は愛鷹山に隠れてますけど、左の裾野の優美さと言ったら。
自然で作ったにしては不自然なほどの反比例グラフ型?って言うんですかね。
頂上からススッと降りて行って、クゥーッとインカーブしつつサーッと裾を払うように富士川方向に消えて行くのであります。

静岡側は南面なんで、山梨側と比べるとまだまだ雪の乗りがイマイチですが、
今日は一日富士を見て、見て、見て、日が暮れるまで見て来ました。

日がな富士 見ては拍手か 溜息か

コメント
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