青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

第何回目だか数えていませんが

2009年11月21日 22時56分47秒 | 日常

(画像:赤城山をバックに@新屋~粕川間)

はい、全国のローカル私鉄ファンの皆様お待たせいたしました!
恒例の「小さな私鉄を訪ねてシリーズ」です(笑)。
今回は、上州群馬の上毛電気鉄道を訪ねて来ました。

ったく、毎週毎週良く出かけるねえ…って思ったそこの貴方!
はい、自分でもそう思いますw
いや、最近仕事がめっちゃ忙しいんですよね…
仕事が忙しくなると、休みの日は天気が良ければ出掛けたくなる衝動を抑えられんw
まあ、日帰りで若松競艇とか行った事に比べたらどうっちゅー事ないですよ。
所詮群馬ですしw

前橋市の中央前橋駅から、桐生市の西桐生駅までの25.4kmに23駅。
赤城山の南麓を、上州名物からっ風に吹かれて走る電車を一日乗ったり降りたり。
観光地もない地味な路線ですが、やっぱり行けば行ったで色々な発見がありますね。
トップ画像は赤城連山を望む粕川橋梁を渡るデハ700型。
このサイドビューに見覚えのある人は…多いでしょうなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西伊豆の味 秋の鯵

2009年11月19日 21時20分21秒 | 日常

(画像:ツリマプを頼りに)

西伊豆に来たならば、やっぱなんか海のモノを食いたいと言う事で…
こっちの方だと、駿河湾の深海魚なんかが有名なんですがね。
選ぶのも目移りするほど道すがらに店はあるのですが、ツリマプにお任せの店選びが結局無難かな、とw
パラパラとページをめくって西伊豆は宇久須の「三共食堂」へ。
「こあじ寿司がうまい!」のだそうです。

寿司が有名な店らしいですが、店内は至って普通の食堂風。
宇久須と言う小さな漁港の路地にある店で、決して目立つ場所にある店ではないです。
実は、この街には「元祖・こあじ寿司」の店がもう一軒あるそうで。
どちらも元祖と言う事は、その裏には結構なドロドロの商標を巡る争いがあったりするのだろうかw
一応食堂なんで雑多なメニューがありますが、周りを見るとやっぱりみーんな「こあじ寿司」。
じゃ、それ2つ!

これが西伊豆は宇久須名物「こあじ寿司」。
シャリ・大葉・アジの身・ネギの輪切りにおろし生姜をあしらったものです。
ただのアジの寿司だったらそれこそかっぱ寿司でもいい訳ですが、
さすがにそのレベルと比べると手が込んでますね~。
そのまま醤油の小皿にネタを付けようとすると上部の薬味が落下するので、
薬味部分を箸で取り、醤油に浸してから寿司の上に戻して食うのがポイントらしいw

アジの寿司と言えば、東海道線沿線では「大船軒」の駅弁なんかが有名ですね。
ああいう酢で締めてる感じのアジの寿司を想像していたんですが、
酢は僅かにシャリに感じるのみで、正真正銘今朝上がりのアジの身は生のまま。
またこのアジの身がねっとりと脂が乗ってて、舌にまつわりつくように美味しいですなあ~。
舌にまつわる旨味を、大葉とネギとショウガの香りがさわやかに流してくれます。

ちょっと緩めにほろほろと握られたシャリも美味しいし、またこの小ささがいいんですよ。
普通の寿司の4分の3くらいなんですけど、パクっと口にしては物足りないサイズ。
その味の良さに反する物足りなさに、ついつい次の一カンに箸が伸びてしまう。
初めてだったので、小を頼んでしまったのだが、大にしとけばよかったぜ!
さすが、名物。

小上がりのツナギを来たライダー御一行様も、みんなでこあじ寿司。
ツリマプに取り上げられている店に結構行きますけど、必ずライダーの連中がおりますね。
それだけツリマプの情報ってのは支持されているのでしょうが、確かに行ってみると外れがないのも事実だったり…
凡百の観光ガイドより、実地で稼いだ口コミって事なんでしょうね。

ツリマプに曳かれて参る、西伊豆は宇久須のこあじ寿司。
美味しゅうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西伊豆・井田の秀景

2009年11月16日 22時02分03秒 | 日常

(画像:煌めきの丘から)

西伊豆ドライブをするたびに、いつも立ち止まってしまう場所があります。
三方を小高い山に囲まれ、西に開けた駿河湾を望む井田(いた)の集落。

沼津からR414を走り、県道に入って内浦湾沿いに大瀬崎から戸田へ向かって南に一つ山を越え。
集落を望む高台に「煌めきの丘」と言う展望台があるんですが、これはそこからの景色。
弓なりの浜に沿うように生える松林、小さな平地に慎ましく広がる田園。
そして駿河湾の向こうに富士の嶺。

車一台がスレスレの狭い路地にブロック塀、素朴な民宿が並ぶ集落の目抜き通り。
夏のシーズンならまだしも、季節外れの午前中は人の気もなく…
置かれたビールの空き箱や、コカコーラ付きの看板がいっそう渋い。
井田は隣の大瀬崎同様ダイビングの名所であるらしく、
民宿の倅らしき若者が一人ウェットスーツを洗っていた。

集落の南側には、海岸線の内側に沿って明神池と言う池がある。
大瀬崎の神池同様、海から僅かの距離ではあるが、淡水の池であるらしい。
亜熱帯を思わせる密林がぐるりと周囲を取り囲み、温暖な西伊豆らしい植生だ。
春はこの池の周りを桜が取り囲むそうです。

こぢんまりとコンパクトに「いい雰囲気」を凝縮したような井田の風景。
いつも通るたびに見入ってしまいます。
JAの「美しい日本のむら」コンテストで賞を取った事があるそうで、なるほどと思う訳ですが。
こんなところで暮らしてみたい…かな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フジビュー・オーダー

2009年11月15日 22時14分24秒 | 日常

(画像:静岡県道17号沼津土肥線)

ってな訳で出掛けて来たんだが、今日は久々にヨメさんを連れて行きました。
先週富士山の写真を撮って帰って編集してたら、私にも見せて欲しいと言うものですからね。
「会社行く時とか、富士山がちょこっとでも見えた日はなんか得した気分がする」とヨメは言います。
この言葉、大半の人が納得する部分があると思うんですけど…
誰しも心の中に持っている「富士見の魔力」と言えましょうか。

先週は山梨側から、今週は静岡側から。
西伊豆のランドマーク、大瀬崎から駿河湾越しの富士を。
山梨側と違って、シュッとした感じの富士見ですね。
都内の古い銭湯なんかは、海と松と富士山と言う感じの絵が描かれている事が多いですが、
そのだいたいは西伊豆方面からの駿河湾越しの富士が描かれているのだよね。

右の裾野は愛鷹山に隠れてますけど、左の裾野の優美さと言ったら。
自然で作ったにしては不自然なほどの反比例グラフ型?って言うんですかね。
頂上からススッと降りて行って、クゥーッとインカーブしつつサーッと裾を払うように富士川方向に消えて行くのであります。

静岡側は南面なんで、山梨側と比べるとまだまだ雪の乗りがイマイチですが、
今日は一日富士を見て、見て、見て、日が暮れるまで見て来ました。

日がな富士 見ては拍手か 溜息か

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クレナイモユル

2009年11月14日 23時00分00秒 | 日常

(画像:今日の夕焼け)

昨日は久し振りに終電まで呑んでしまったため一日ダラダラと過ごしてしまったが、夕方タバコを吸いに外に出てみたら街を染める夕焼けが素晴らしかったので、まあいい一日だったと思う事にする。最近は日本のどこでも中国の大気汚染のせいか西の空の空気の澄み方が弱く、空が真っ赤に焼ける事も少ないんだそうで。日が沈んだ後の赤い波長は弱いから、三日降り続いた雨が洗い流した空気が良かったんでしょうね。薄く引いたスクリーンのような雲が焼け空を輻輳させてます。はい。

明日は、出掛けよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする