ここの所メンタルヘルスケア関係の研修が多かったけど、今日は雇用や採用関係の研修。
主催は労政事務所と職安。
採用に関する人権の講義はとてもためになった。
帰社後内閣府からのアンケートに目を通すと、採用について様々な質問。
行政は障がい者の方の雇用促進、若年層の雇用促進、高齢者の雇用促進、外国人留学生の雇用促進、そして男女雇用機会均等の確保 ・ ・ ・
どれも、社会的意義から考えても企業が促進していかないといけないことはよく分かる。
行政は区分ごとに、労働局だの職安だの21世紀職業財団だのとそれぞれの縦割りの立場で企業にいろんな促進を求めてくる。
でもねぇ。
受ける企業は一つなんだよ。
この景気の状態で、あれもこれも受け入れることは到底できない。
行政側はただ、やれやれと言っていればいいのかもしれない。
自分たちの雇用の財源だって、増税すりゃいいだけの話だ。
企業が商品を1円値上げするのに、どのくらい時間をかけて顧客を説き伏せなければいけないか微塵も分かっていない、としか思えない。
配偶者控除の廃止も 『 103万の壁があるから女性が社会進出できない!! 』 なんて言っているけど、世の中にはそうじゃない配偶者もいるんだぜ。
定員の関係で子どもが保育園や児童館に入れないから、働きたくても働けない女性だっている。
女性はもっともっと働いて稼いでください。
少子化を何とかしてください。
でもどこも預けるところはありません。
産休育休はもちろんあるけれど、きれいごとだけでは飯は喰っていけないし、子育てもできんよ。
どの促進事業も、全ては税収入と社会保険料収入を増やすために仕掛けているとしか思えない。
今まで無駄遣いをしてきたツケを労働者にたかるなよ!!
労働者から一時だけ、運用と言う形で還元するまで預かった税金と厚生年金保険料だと言う事を忘れてもらっちゃ困る。
昇給しても、健康保険料率や厚生年金保険料率をこうも毎年上げられちゃぁ、手取りは逆ザヤだ。
そして消費税率 ・ ・ ・
他人のお金を預かって運用する立場の人間が、こうも一般人と感覚がずれていちゃおしまいだわな。