写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

夜明けの唄 河北潟の朝

2014年04月20日 | 写真


「夜明けのうたよ 僕の心の あふれる想いを 判っておくれ・・・」ご存じのヒット曲「夜明けの唄」2題目の歌詞です。
ただ岸洋子は「僕の心の・・・」ではなく「わたしの心の・・・」 と歌い、この歌は大ヒットしました。
「僕の心の・・・」と最初に歌ったのは、1963年倉本總原作のドラマに自らが主人公のバンドボーイを演じた坂本九でした。。
新しい時代を迎えようと苦しみながらも明日を信じて働いていた若者たちへの応援歌として、岩谷時子が作詞し、いずみたくが作曲したものを、当時未来を体現するような若者であった坂本九が歌いました。
何もかも失った戦争の影が少し薄らいできて戦後育ちの若者たちが新しい時代を模索していたころの唄で、私も同時代の日本人として共感できる歌です。

今の日本も東日本大震災、原発事故の後安倍内閣の急速な右傾化と労働者のモノ扱いで若者だけでなく国民全体の貧困化が進み、安倍政権はそんな状況を右傾化と偏狭なナショナリズムを煽り立てることでさらなる困難を国民に押し付けようとしています。

私たちは十分に警戒しなければならない時が来ています。そして大いなる犠牲と戦後の営々たる闘いで国民が手に入れた「自由と民主主義」日本国憲法の精神を意識することが大切だと思う河北潟の夜明けでした。



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