写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

夏日 立葵の花

2022年06月18日 | 写真日記
    [咲きみつる]

「咲き満つる葵の花や梅雨に入る 正岡子規」
少し時間が撮れたので昼間の山里にリハビリドライブ。
集落のはずれにある畑で夏の到来を告げる真っ赤な立葵(たちあおい)を見つけました。
立葵を季語とした俳句をみるとこの花の激しさに「いのち」を感じたものが多くありました。

    [気高く威厳に満ちた美]

「立葵咲きのぼりつつ蝶あつめ 山口青邨」
イノシシに荒らされほとんど耕作されない畑に立ち尽くすタチアオイの花、その花が先端に届くと梅雨が明けるといわれています。
今年は花期と参議院選挙が重なっています。
この選挙で100年というときを国民、民衆の願いと平和・自由をかかげて逆流にも敢然と立ち向かい続けた日本共産党とその党の候補者たちに花言葉「豊かな実り」という花言葉を贈りたいと思います。

    [花言葉 野心]
 
「青葦原呆然と立葵がいたぞ 金子兜太」
私の好きな俳人に上記の句があります。
大したものはない夏の芦原で強烈に自己表現をする立ち葵に感じるものがあったのでしょうか。
人の背よりも高く伸びる太い茎と鮮やかな色彩の花々、いろいろ感じさせられる初夏の山里でのひとときでした。

初夏の28度を記録した日に撮った、山里で咲く立葵の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
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