写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

表現することの意味と楽しさ ー雨のバラ園 2ー

2011年06月01日 | 写真
新カメラ日記でもときどき触れていますが私は「写真」と「短歌」という趣味としては二足の草鞋をはいています。共に現実の断面を切り取ることで、なかなか目に見えない現代社会の「真実」というものを取り出し記録することが出来ないものか?その手段として目に見えるものは写真で、見えないものは短歌で表現したいと思っています。
もちろんその筋の専門家、プロではないので他人様に見ていただけるようなものはなかなか出来ませんが懲りもせずにインターネットや新聞投稿、時にはグループや個人の写真展や手作り歌集の形で世に発信しています。
5月にはその手作り歌集「あすなろ歌会 第六歌集」が出来上がりました。その中に収めた歌から二首
  弾丸尽きて爆雷背負い沖縄の土となりしか特攻の叔父は
  少女期の母を囲いし倉紡の工場跡覆いし蔦のもみじ葉
いまNHKの朝のテレビ小説では無謀な侵略戦争のなかで悲しみ、苦しめられる日本の民衆の姿がつづられていますが二度とあんな世の中にはしたくないものです。
写真は昨日に続いて「雨のバラ園」です。

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