写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

写真展こぼれ話ー展示されなかった写真「花を愛でるサル」-

2010年03月18日 | 写真
閑話休題・・・
「新石川」という日本共産党石川県委員会発行の地域民報で写真展[ヒューマン&ドキュメント]が会場写真つきで取り上げられている。内容は「しんぶん赤旗」掲載と同じだが、貧困、格差で苦しんでいたり、その解消のために活動している方たちにこの写真展のことが広がればうれしい。
さて今日の話題は「花を愛でるサル」、青森県下北半島には厳しい寒さの中で生きる「北限の猿」が知られているが、日本有数の豪雪地帯、石川県白山にも11月~4月という長い期間を深い雪の山で生きるハクサンニホンザルが暮らしています。
遅い雪解けが始まり、山麓のヤマザクラが咲き始めると長い飢餓状態から脱した猿たちはその花や柔らかい桜の葉を好んで食べます。その様子はまるで桜の花を愛でているようにも見えます。
写真展ではニホンザルの写真として「森のカップル」を展示し、「花を愛でる」はピントに難があるのではずしましたが愛着のある写真です。

橘国夫スナップ写真展「ヒューマン&ドキュメント」展示作品はブログ[日々撮りたて]で順次公開しています。
リンクは橘国夫のホームページ[ぎゃらりーたちばな]にお願いします。
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写真展こぼれ話ー展示されなかった写真「逃げる野うさぎ」-

2010年03月17日 | 写真
吉野工芸の里の周辺レポートは一休み。今回は最後の最後までまで迷いながら展示を見送った作品の紹介をさせてもらう。
展示された「野うさぎミッケ!」はその愛らしさが好評だが、その撮影直後に草むらから飛び出して逃げ出したのがこの写真。私としては愛着のある写真だが後姿であり、展示写真と重複することもあって会場には運ばなかった。
ただ山里では展示されたものよりこちらのほうがリアリティーがある。撮影当時の状況がよくわかるので好きな写真ではある。

写真展は「吉野工芸の里ー鶉荘ー」で3月31日まで(火曜は休み)開催中、21日(日)午後2時からギャラリートークを予定しています。
展示写真はブログ[日々撮りたて]で順次公開中です
当ブログへのリンクは「ぎゃらりーたちばな」にお願いします。
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写真展こぼれ話ーふきのとうー

2010年03月16日 | 写真
昨日も書きましたが・・・、いま「吉野工芸の里」のまわりは残雪の消えると同時にフキノトウが姿を現しています。
写真は写真展会場の鶉荘のすぐ裏、敷地の雪の後に芽生えたフキノトウの一群です。白山麓の春は一度に来るのかもしれません。鶉荘の玄関前では猫柳が柔らかそうに芽生え、山桜が一輪、二輪と咲き始めています。晴れ間の広がった13日(土)は会場前の芝生広場に家族連れでお弁当を食べたり子供との遊びに興じる姿も多く見えていました。
ギャラリーもようやく暖かくなり、展示期間も後半に入ってきました。橘国夫スナップ写真展「ヒューマン&ドキュメント」会場にお越しください。21日(日)午後2時からはギャラリートークもあります(お茶台300円)。


写真展展示作品は[日々撮りたて]で順次公開中です
親サイト[ぎゃらりーたちばな]へもどうぞお越しください
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写真展こぼれ話ー紅梅三輪ー

2010年03月15日 | 写真
昨日に引き続き紅梅の写真です。「吉野工芸の里」山裾の遊歩道にある梅林は花の季節以外にはほとんど気づかれない数本の木が立っている小さいものですが、花はつややかにみごとな紅色を見せていました。
またこの遊歩道に立っている大イチョウの下には雪の中で一冬を過ごして果肉を落として綺麗になった銀杏がたくさん落ちていました。銀杏の扱いのなかでもっとも手を焼く臭くて面倒な果肉を取る作業を自然が済ませてくれたのです。
雪解けの今の時期はいたるところで芽吹いている「ふきのとう」と「処理済み銀杏」が吉野谷の自然がくれるうれしいお土産になりました。

写真展で展示している作品は兄弟サイト「日々撮りたて」で順次公開しています。
このブログの親サイト「ぎゃらりーたちばな」は「ヒューマン&ドキュメント」発表の橘国夫が管理するホームページです。ご訪問をお待ちしています。
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写真展こぼれ話ー紅梅満開ー

2010年03月14日 | 写真
先週の日曜日以来6日ぶりの吉野工芸の里は相変わらず「曇りときどき雨」という寒い一日でした。
それでも写真展の始まった二週間前と比べるとずいぶん暖かくなり、来場者の途切れる時間を使って、カメラを持って鶉荘の周りを回ってきました。
山裾の遊歩道の雪はほとんど融けていたのですぐ近くの梅林まで歩きました。先週は少し紅く見えていたていどの梅が近くまで行ってみると紅梅が自由気ままに伸びた枝でたくさんの花を咲かせていました。
写真展「ヒューマン&ドキュメント」会場のある吉野工芸の里周辺は雪解けが進んで雪の下からふきのとうが萌黄色を見せ、ネコヤナギ、梅などが雪の残る林を彩り始めています。
早春の自然を楽しめる季節になりました。写真展を楽しんだあとは是非会場周辺の散歩も楽しんでください。
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写真展こぼれ話ー工芸の里 芝生広場の造型ー

2010年03月13日 | 写真
写真展「ヒューマン&ドキュメント」を企画し、その会場にもなっているた吉野工芸の里には陶芸、ガラス工芸、彫刻などさまざまな若手作家が集まり、屋内・屋外で作家たちのさまざまな作品を楽しむことができる。
文化交流館「鶉荘」の前の芝生広場にも巨大な埴輪のような造型や数種類の作品が置かれていて子どもたちにとっては絶好の遊具ともなっている。写真に写っている作品はブランコに乗るお猿さんのようだが・・・。
いずれにしても楽しい空間が広がる場所です。

写真展の展示作品は「日々撮りたて」で順次公開中です。
橘国夫の作品などについては親サイト「ぎゃらりーたちばな」でどうぞ。
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写真展こぼれ話ー雪解けの手取り渓谷ー

2010年03月12日 | 写真
写真展の会場がある吉野工芸の里の近くには白山を源流として日本海にそそぐ「手取り川」が流れ、その狭い河岸段丘下に深い谷を刻みこんだ美しい渓谷として知られる「手取り峡谷」があります。
今は雪解け水が深い渓谷にいくつもの滝となって両岸から流れ落ちています。渓谷には急流でえぐられた甌穴をもつ岩が流れにアクセントをつけながら激しく音を立てているのも見られます。
写真展「ヒューマン&ドキュメント」の会場からの帰りにはぜひ見所満載の手取り渓谷の「黄門橋」「綿ヶ滝」などへのお立ち寄りをお勧めします。
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写真展こぼれ話ー会場を彩る鉢植えの花ー

2010年03月11日 | 写真
家族に「おそらくこれが最初で最後の写真展」だろうと話していたら、娘夫婦が遠い会場まで鉢植えの花を持ってきてくれた。
ギャラリーの壁面を展示写真が、そして床には連れ合いが用意してくれたものとあわせて3つの花鉢が置かれて彩りを添えてくれている。
前日から金沢は春雪、おもいのほか多く降って市街地は9センチの積雪です。いま石川県は県知事選挙が戦われていて、県民の暮らしと福祉を良くするためにと「新しい県政をつくる県民の会」から立った新人候補を私は応援している。
そんな関係で今週は写真展「ヒューマン&ドュメント」会場に行けていないのだが、昨日から会場のある吉野工芸の里は新雪に覆われて素敵な風景を見せているでしょうね。
13日、14日の土曜と日曜は会場にいます。
展示写真は兄弟ブログ「日々撮りたて」で順次公開中です。
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写真展こぼれ話ー写真展の効果?ー

2010年03月10日 | 写真
写真展をしている白山市吉野谷の「吉野工芸の里」には樹齢660年といわれる国指定天然記念物である「御仏供杉(おぼけすぎ)」が聳え立っている。その姿がこの地方で言う『仏様にお供えする「おぼくさま」』に似ているところからそう呼ばれているそうです。
写真を展示している鶉荘の二階ギャラリーから窓いっぱいに広がりこんもりとした森のように見えるのは樹高18.7メートル、目回り7.6メートルの大樹が枝をいっぱいに広げている姿です。
ぜひギャラリーでの写真展鑑賞とともにその窓からの巨樹の姿もご覧ください。
ところで、このところこのブログとともに、その親サイト「ぎゃらりーたちばな」へのアクセスが増えている。写真展の案内にサイトのアドレスを入れたので訪問してくれるあたらしい方たちのアクセスかもしれない。
写真展で展示している作品は兄弟ブログ「日々撮りたて」で順次公開しています。
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写真展こぼれ話ー鶉荘でのDVD放映も好評ー

2010年03月09日 | 写真
鶉荘の二階がギャラリーとなっていて31点の作品を展示している。この展示作品は最終的に69点のなかから選んだものですが・・・、展示できなかった38点を含む69点の写真をDVDに記録し、この写真のように一階の囲炉裏の部屋の大型テレビでスライドショーとして放映している。
鶉荘は市の文化財なので二階は暖房がなくまだまだ寒い中で鑑賞してもらっているが、囲炉裏で暖をとりながら大型テレビの画面で見る作品もなかなかの好評を得ている。
会場へおいでの際はこちらもぜひ鑑賞してください。
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