前回納品分のワインが売り切れたため、2回目の八幡ワイン(正式名称は八幡洋酒です)さん訪問です。
前回は、カメラを持って行かなかったので、今回はしっかり写真撮影してきました。
八幡ワインさんは、組合員(株主)320人を顧客にしているワイナリーなので、地元の農協直売所以外では一般販売していません。
ほとんどが、地元で消費される地産地消ワイン。
よって、普段、ワイナリーは閉まっているので、今回は事前に連絡してワイナリーを開けていただきました。
八幡ワインのデラウエアは、他メーカーより高い価格です。
それが気になっていたので、社長の佐藤さんと専務の丸山さんにお伺いしました。
他メーカーでは生食用に回せない葡萄をワインにすることもあるらしいが、八幡さんのデラウエアは普通のデラウエアなので、この価格とのこと。
甲州種もそうだが、組合員の作った葡萄のみを原料にしているので、葡萄も、出来たワインも自信があるとのこと。
だから、デラウエアは他社より美味しいよ、とおしゃっていました。
ワインを積み終わって店に帰ってみると、甲州種のうち24本に「甘口」のシールがはってありました。
八幡ワインには、甲州1種類(辛口)とデラウエア1種類の計2種類のワインしかないはずなのに、と電話してみると、昨年秋、甲州種の葡萄果汁を搾ったとき、プレスする前の自然に搾られた果汁を、別に醸造したとのこと。
どうもフリーラン果汁のことらしい。
フリーラン果汁で作られたワインは、通常、他のワインより高く設定されるが、八幡ワインは価格が同じ。
また、甘口シールが貼ってあるが、あまり甘くない。
これはお得だなあ、と思ったが24本で終わり。来年以降、作られるかは不明。ちょっと掘り出し物の幻のワインです。