山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

養老酒造 訪問

2011-07-12 12:35:22 | お酒の話(ワイン以外)

 先日、山梨市にある日本酒の蔵元、養老酒造を訪問させていただきました。

山梨の日本酒の蔵元(メーカー)は10社しかありません。

全国的には、かなり少ない方でしょう。

養老酒造は、山梨市北にある江戸時代末期創業の老舗。

現社長が5代目、お会いできた窪田裕光氏は社長のご子息で、将来の6代目。

現在の肩書きは、杜氏です。

一般的な酒蔵は、経営者と杜氏は別ですが、最近の小さな蔵元で、若い後継者は、杜氏を兼ねる方が増えてきました。人件費の事もありますが、蔵の方向性や日本酒の味を自ら模索される方々です。

そういう蔵から、凄い日本酒が出るのです。

養老酒造さんの看板商品は、ブルーのボトルの「櫂」(かい)。720ml1300円。(写真1)

(写真1)

レギュラー商品は写真2ですが、その他、窪田裕光氏は、2月から3月にかけて、限定商品を出しているそうです。限定商品は、公表しないので、その時期に蔵に来ていただけると、案内してくれるとの事。

その限定商品こそ、養老酒造の真骨頂か。

(写真2)

直営売店は、伝統の日本家屋。

その二階は、裕光氏の奥様が切り盛りする食事処。なぜかなつかしい感じがする良い雰囲気です。(写真3)

(写真3)

山梨市の国道から入ったこんな田舎(失礼!)に、輝く蔵元がありました。

近くを通ったら、是非寄ってほしいスポットです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする