写真は、山梨県甲州市塩山の小さなワイナリー五味葡萄酒のメルローとシャルドネ。
価格は各2730円。
この2つのワイン、実は凄いんです。
左のメルローは、国産ワインコンクール2012の欧州系葡萄品種赤ワイン部門で銅賞受賞。
右のシャルドネは、同コンクール欧州系葡萄品種の白ワイン部門で銀賞受賞。
銀賞と銅賞か・・・、なんだ金じゃあないのか、と安易に言ってはいけません。
メルローと同じ銅賞ワインには、サントリーのメインワイン「登美の丘」や小布施ワイナリーの「ドメーヌソガ メルロー」、林農園の「桔梗ヶ原メルロー」や中央葡萄酒の「グレイスメルロー」など、買いたくても簡単に買えないワインが並んでいます。
シャルドネと同じ銀賞には、メルシャンの「シャトーメルシャン」のシャルドネシリーズが3アイテム、マンズワインの「ソラリス」シリーズがたくさん(メルシャンもマンズも金賞受賞もしていますが)、そんな凄いワイナリーと同列です。
それだけなら、五味葡萄酒も良いワインを作っているのだな、で終わる話ですが、さらに凄いのは、ここのワインは、社長の五味さんがほぼ一人で作っている事です。もちろんスタッフには社長の甥の渡辺君(中学の後輩なので渡辺君と呼ばせてもらっています)もいますが、五味ワインの味は、社長一人の腕です。
上記メーカーは、五味ワイン以外、スタッフ何十人の日本を代表するワイナリーです。
また、山梨の小さなワイナリーは、手が回らないので、甲州種やマスカットベリーAに集中させるところも多いのですが、五味ワインは欧州系ワインもしっかり作ってきます。
五味ワインはHPもないので、別の意味で簡単には買えません。電話をすると、元気な社長夫人が出られます。