11月3日、山梨ヌーボーの解禁です。
解禁日のワインのご紹介は、塩山洋酒です。
塩山洋酒の新酒は、甲州種とベリーアリカントの2種類。
まずは甲州おりがらみ。
独特のネーミングですね。
酵母をオリ引きしない、無濾過ワインです。
そのため、ワインが濁っています。
醸造家の萩原さん、渾身のワインです。
赤は、ベリーアリカント。
こちらも独特のラベル。
レトロの雰囲気のラベルは人気です。
ベリーアリカンの新酒は塩山洋酒のみなので、例年新酒祭りでは、一番売れ行きが良いと聞いています。
ベリーアリカントは、明治末期に新潟の富農、川上善兵衛氏が品種開発した葡萄。
山梨では、塩山洋酒が最も多く栽培しています。
今年のベリーアリカントは、量が少ないが質は例年以上、と萩原さんは言っていました。
http://www.hamamatsuya.jp/shinsyu-list.html
天候不順により、塩山洋酒の今年の仕込みは、去年の半分とのこと。
2020年ビンテージは貴重なワインになります。
豊作の年には、ベリーアリカントの一升瓶ワインを復活すると、萩原さんは約束してくれました。