山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

Xmasのスパークリングワインは?③

2020-12-21 15:01:36 | ワイン四方山話

山梨のスパークリングワインの3番目は、アジロンダッグ種。

北米系の、甘い香りの赤ワイン品種。

スイートワインの品種として、戦前から栽培、醸造されています。

地元では、アジロンと呼びます。

赤ワインとしては、甘口から辛口までありますが、スパークリングワインとしては、下記の2品とも甘口です。

赤ワインのスパークリングワインは海外では、ほとんどありませんね。

シャンパンの赤、など聞いたことがありません。

それは、スパークリングワインは冷やして飲むもので、赤の渋さは冷やすとぼやけてしまうから。

でも、赤の甘口は渋さが関係ないので、存在するのです。

まずはアルプスワイン(一宮)のあじろんスパークル。

甘口といっても、甘さを抑えていますね。

アルプスワインは、720mlの他に、360mlも発売しています。

次は、くらむぼんワイン(勝沼)のスパークリングアジロン。

こちらはロゼですね。

色がきれいな甘口です。

アルプスワインもくらむぼんワインも、裏ラベルにマンズワインの名前が記載されています。

これは、ガス注入をマンズワインに委託しているという意味です。

ガスの注入設備を持っているワイナリーが山梨に数社あるのですが、マンズワインはその一つです。

アジロンダックのスパークリングワインは珍しいので、ぜひ飲んでみてください。

山梨県産スパークリングワイン 浜松や酒販・酒のディアーズ (hamamatsuya.jp)

 


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