山梨のスパークリングワインの3番目は、アジロンダッグ種。
北米系の、甘い香りの赤ワイン品種。
スイートワインの品種として、戦前から栽培、醸造されています。
地元では、アジロンと呼びます。
赤ワインとしては、甘口から辛口までありますが、スパークリングワインとしては、下記の2品とも甘口です。
赤ワインのスパークリングワインは海外では、ほとんどありませんね。
シャンパンの赤、など聞いたことがありません。
それは、スパークリングワインは冷やして飲むもので、赤の渋さは冷やすとぼやけてしまうから。
でも、赤の甘口は渋さが関係ないので、存在するのです。
まずはアルプスワイン(一宮)のあじろんスパークル。
甘口といっても、甘さを抑えていますね。
アルプスワインは、720mlの他に、360mlも発売しています。
次は、くらむぼんワイン(勝沼)のスパークリングアジロン。
こちらはロゼですね。
色がきれいな甘口です。
アルプスワインもくらむぼんワインも、裏ラベルにマンズワインの名前が記載されています。
これは、ガス注入をマンズワインに委託しているという意味です。
ガスの注入設備を持っているワイナリーが山梨に数社あるのですが、マンズワインはその一つです。
アジロンダックのスパークリングワインは珍しいので、ぜひ飲んでみてください。
山梨県産スパークリングワイン 浜松や酒販・酒のディアーズ (hamamatsuya.jp)