マルスワインの本坊酒造(笛吹市石和町)から、マルスブラン、マルスルージュの2種類の新しい一升瓶ワインが発売されました。
どちらも山梨産葡萄100%使用した日本ワインです。
マルスブランです。
甲州種を主体に、その時々のワインをブレンド。
やや辛口。
マルスルージュです。
マスカットベイリAとベリーアリカントのブレンド。
程良い渋さのミディアムボディです。
マルスワインは、いくつかの一升瓶ワインを発売していますが、すべて外国産とのブレンド。
ワインの原料不足のなか、100%山梨県内栽培葡萄の一升瓶ワインを発売するとは、ワイナリーの強い意志を感じます。
マルスワインは、昨年韮崎市に穂坂ワイナリーを誕生させ、ブドウ産地の穂坂の葡萄供給が充分あるのでしょうか。
このワインの発売は、今後のマルスワインが、日本ワインをしっかり供給していく、という意思と受け止めました。
どちらも税込で3000円弱。
今までの一升瓶ワインの価格水準から見ると、価格は少し高めです。
それでも720ml換算では、1130円くらいです。
今後の一升瓶ワインの価格高騰は仕方がありません。
今までが安すぎました。
葡萄栽培農家の方も、ワイナリーもしっかり利益が取れ、消費者が納得してもらえる環境が良いですね。
売る我々も、3000円近いワインのコストパフォーマンスが高いことを、しっかり広めなければなりません。
ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーといった主要酒類の中で、ワインだけは水が使われていません。
日本でつくる酒の中では、ワインはどうしても価格が高くなります。
その点も含め、しっかりアピールしていきます。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#honbo