山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

ニュー山梨ワイン醸造 御坂ワインの長沼さんです。

2012-05-23 14:16:07 | ワイン四方山話

ニュー山梨ワイン醸造をご存知でしょうか。

知っている方は、かなりのワイン通、または御坂町にお住まいの方でしょう。

JAふえふき直営のワイナリーです。

昔ふうに言うと、「みさか農協のワイナリー」です。

JAふえふきは、山梨県の旧東八代郡のいくつかの農協が合併して誕生しました。

合併以前は、御坂(みさか)農協でした。

農協のワイナリーなので、基本的には組合員のためのワインを作っています。

組合員の方々が葡萄を栽培して、ワインにして返す、というのが基本。

この方式は、山梨市の八幡洋酒もそうですね。以前は、御坂町の隣の一宮町にもありました(農協からアサヒビールになり、現在は勝沼醸造が所有)。

農協のワイナリーなので、正直、ワインには期待していませんでした。

ワイナリーの名称も、勝沼の山梨ワイン醸造と紛らわしい。

しかし、百聞は一見にしかず。

このワインがうまい。農協のワインがうまい。感動です。

このブログで以前紹介させていただいた同ワイナリーの網野さんと、今回登場していただく長沼さんが中心に作っています。

長沼さんは、卒業後からのキャリアで10数年、網野さんはもう少しキャリアが長い。どちらの方もベテランです。

このワイナリーの長所は、醸造に専念できること。葡萄は組合員が作ってくれます。

持ちこまれる葡萄を熟知しているので、醸造に専念して、より美味しいワインを目指すのみ。

価格が抑えられているのも嬉しい。一升瓶はかなりお得です。

写真の長沼さん、写真では判りづらいですが、良い人です(文面ではもっと判りづらい)。

在学中、農協で出荷のバイトをしていて、そこでスカウトされたそうです。

これからも期待しています。

 

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