黒駒の勝蔵を販売する、腕相撲酒造が廃業です。
大変残念です。
黒駒の勝蔵は、通年で販売していた濁り酒。
すっきりした味わいが支持され、山梨の濁り酒の中で、知名度が高かったです。
また、江戸時代末期から明治初期に活躍した、御坂町出身の任侠の実在人物を名称にしたのも良かったですね。
腕相撲酒造は、笛吹市唯一の日本酒の酒蔵だったので、笛吹市には酒蔵が無くなってしまいました。
社長の渡辺さんは、80歳を超えてなお、現役で配達もされていたのですが、廃業を決意されました。
当店の先代や、私の幼児時代から知っている方で、よく昔はなしをしていただきました。
80才を超えても、真摯に仕事に取り組まれた姿勢や、お客様にしっかり頭を下げられる腰の低さは、見習わなければいけません。
黒駒の勝蔵が発売される前は、社名の腕相撲も販売させていただきました。
長い間ありがとうございまいました。