敷島醸造の醸造家、飯沼さんがご来店されました。
敷島醸造と言えば、飯沼さんです。
面白いワインを産出しています。
いつかお会いしたいと思っていたのですが、引きこもり店主には縁が無く、飯沼さんがご来店してくれたので、ついに実現。
いろいろなワインを発売しているので、話はたくさんあったのですが、時間の都合上、1つはしっかり伝えました。
「一升瓶ワインの価格を安くしてほしい」
初対面なのに、大変申し訳ございません。
敷島醸造には、3種類の一升瓶ワインがあります。
白ワインのデラウェア、甲州、そして赤ワイン。
価格は3種類とも、3259円(税込み)。
売れないのです。
他社と比べ、価格が高いのです。
実感として1000円高い。
敷島醸造の価格設定も理解しています。
720mlの倍の価格です。
容量が2.5倍で、価格が2倍。
お得です、という価格設定。
その理屈は正解。
しかし、市場価格は違います。
敷島醸造は、勝沼、塩山、一宮といったワイナリーの集積地とは離れています。
よって、他社の動向にあまり影響されません。
一升瓶ワインを発売しているワイナリーは、激戦区の老舗ワイナリーばかり。
何十年も厳しい競争をしているので、残っているワイナリーは品質と価格が洗練されています。
敷島醸造にはその歴史がありません。
当店は一升瓶ワインバカなので、その視点から、飯沼さんに要望してしまいましたが、敷島醸造は、多品種ワインの発売していて、大変面白いワイナリーです。
当店も720mlワインをもっと売らなければいけませんね。
hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#shikishima