山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

初対面です。

2021-01-27 16:54:44 | ワイン四方山話

敷島醸造の醸造家、飯沼さんがご来店されました。

敷島醸造と言えば、飯沼さんです。

面白いワインを産出しています。

いつかお会いしたいと思っていたのですが、引きこもり店主には縁が無く、飯沼さんがご来店してくれたので、ついに実現。

いろいろなワインを発売しているので、話はたくさんあったのですが、時間の都合上、1つはしっかり伝えました。

「一升瓶ワインの価格を安くしてほしい」

初対面なのに、大変申し訳ございません。

敷島醸造には、3種類の一升瓶ワインがあります。

白ワインのデラウェア、甲州、そして赤ワイン。

価格は3種類とも、3259円(税込み)。

売れないのです。

他社と比べ、価格が高いのです。

実感として1000円高い。

敷島醸造の価格設定も理解しています。

720mlの倍の価格です。

容量が2.5倍で、価格が2倍。

お得です、という価格設定。

その理屈は正解。

しかし、市場価格は違います。

敷島醸造は、勝沼、塩山、一宮といったワイナリーの集積地とは離れています。

よって、他社の動向にあまり影響されません。

一升瓶ワインを発売しているワイナリーは、激戦区の老舗ワイナリーばかり。

何十年も厳しい競争をしているので、残っているワイナリーは品質と価格が洗練されています。

敷島醸造にはその歴史がありません。

当店は一升瓶ワインバカなので、その視点から、飯沼さんに要望してしまいましたが、敷島醸造は、多品種ワインの発売していて、大変面白いワイナリーです。

当店も720mlワインをもっと売らなければいけませんね。

hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#shikishima


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