日本で最初にワインを醸造した(民間)のは、1870年(明治3年)、山梨県甲府市の山田宥教(ひろのり)氏と詫間憲久氏が興した「ぶどう酒共同醸造所」。甲州種などを用いて初の国産ワインを生産したらしいが、数年で失敗。
写真は、詫間氏のひ孫になる詫間秀一氏(甲府市在住)。
詫間家は武田家の典医の家系、その前は詫間鉱泉のある香川県三豊市詫間町との言い伝えがあるそうです。
ワイン事業の失敗で、山を手放し、詫間家の家督は、長男の憲久氏ではなく、次男に譲られたとの事。本家はなくなってしまったので、その当時の資料などは全く無いそうです。
詫間秀一氏は、朝気店のお客様で、ワインが大変好きで、また詳しい方。DNAが受け継がれているようです。写真は嫌がる秀一氏を無理に撮影。了解は得ました。