昨日からむちゃくちゃ暑いみっちゃん名古屋地方です。
朝リンちゃんの定例通院の獣医さんへ行くときは、網戸を猫の顔巾より細く明けていきます。
ニーナちゃんが網戸を左から右へ開けるのを覚えたので
網戸の位置を右側において、それでは開けられない様にしたら・左から右へ爪を立ててあかないとわかったらしい
今のところいいのですが外出中に開けるのに成功すると怖いので
<我が家は10階です>
猫の顔幅より細く開けておくと猫は外にでられません
お昼頃帰ってくると。お家のなかのほうが涼しい
都会はヒートアイランド現象もありすぐ体温以上に温度が上がるのですね
楽しいことをしてればいいかとPCに向ったら頭が痛くなった。
扇風機と、保冷剤を活用して今に至ってます
ニャンズはみな行き倒れてます。
3年ほど前実家から持ってきた君子蘭につぼみが付き楽しみにして今いたらこうやって咲きました。
この君子蘭は今から40年以上前から実家にいました。
君子蘭物語です。
1976年長良川が決壊して新築だった実家が2メートルくらい浸水しました。
日曜日の午前中でした。
激しい雨が連日続いていたんですね。
テレビに長良川決壊とテロップがでました。
すぐ電話をかけましたら、
「一キロくらい川下が切れたから大丈夫」
10分ほどしましたら
「水が逆流してる。
避難命令が出てる。今から東安中学校に避難する」と切羽詰った声の電話
父も母も近所のかたがたと避難したらしい。
こういうときは堤防に向って避難するそうです
一番高いのは堤防なんですって
そういえば古くからのおうちはみな堤防沿いに立っていて
このときも浸水していませんでした。
堤防に上がった時
父が「しまった!犬を置いてきた!」と叫びました
自分たちが避難するのに精一杯で忘れてしまったのですね。
たまたま出張で帰省していた長男が救いに戻りました。
戻ったときは犬小屋の上に張り付いていたそうでした。
その助けで堤防まで着たら振りほどいてにげてしまったそうです
よほど怖かったのでしょう!
その近くの方が一週間ほど看板を立ててつないで世話をして下さってました。
父母が避難所の中学校についたときは学校のグラウンドも水なし。
多くの方が車で避難しておられたとか
やがて水はどんどん増して、車は水没
水は一階から2階へと
みな避難したとか
次男が隣町に住んでいましたので、
あくる日、父母のいる墨俣町に入ろうとしましたが大水で通行止めで車は入れない
そこは詳しいので裏道から抜けて父母たちを無事を避難させました。
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そのとき君子蘭も水没
あくる年は花がつかなくて
「君子蘭て水遣りが難しいのね。3日も水没していたから花が咲かない。こんなこと初めて・・」と母がいっていました。
以来母が元気なときは毎年咲いていました。
晩年管理が行き届かないせいか、咲かなくなり、そして母は施設へ
君子蘭は我が家に来ました。
2年目は我が家が大規模修繕で植物は日に当ててもらえず過酷な状態だったようです
しかし
やっと
ここらの方言では やっとかめ~先日花を咲かせたのです。
かわいがっていた母はもういませんが、大事にして育てて生きたい君子蘭です。
読んでくださってありがとう