(輪島から白米地区の千枚田へ行く途中の日本海)
今回北陸方面を旅行して、感動したことは、
1、湖東のもみじ、
2、冬のあらあらしい日本海!をめぐる自然
3、伝統を守る庶民の美しい日本文化
です。
今日は2番目、日本海をめぐる自然の一つ、輪島の千枚田についてご紹介したいです。
(もちろん日本海がもたらしてくれる自然のめぐみ
海産物の美味しさ等は明日ご紹介しましょう。)
金沢に宿泊、輪島の朝市に行き、夕方の千枚田のイルミネーションを見て、
金沢の兼六公園の雪つりの木々の夜景を
見るというもくろみです。
輪島市内から20分位郊外に
日本海にはりつくように千枚田があります。
実際は千枚以上。オーナーは15人前後だったと・・
昔、検地のときにいくら数えても田んぼが2枚足らない。
そうしたら脱いだ蓑傘の下にたんぼが2枚あったという。
逸話も・・
いかに小さいと想像ができますでしょう!
でも水も肥料も上から順に流れるので
とっても経済効率はいいのだそう。
日本らしい農業ですよね。
見られる道路が狭く、駐車場も小さく、風があたる場所です。
そして海からの風が強くかなり寒い!!
昼間下見をしておいて、点灯一時間前に現場に行きました。
だんだん暗くなり、
日本海の打ち寄せる波がその荒々しさを黒くそめるとき最高の景色になりました。
道の片側には何台かの観光バスやら、
自家用車がとまっています。
大勢の方がそのうつくしさに見とれています。
でも、
私たちは昼間見ているのです。、
真の美しさは昼間と、くらべて見ることで、
一層、感動すると思いました。。
そして金沢に引き返します。
日暮れは5時、輪島から約2時間かかるでので、
たっぷり見ても8時前には兼六公園に行くことができました。
兼六公園は無料開放です。
お庭は真っ暗、
危険のないように係員が配置されルートも確保されています。
最初はあの灯篭の景色など。。
最後はもう幽玄の世界に入り込んだよう!!
雪つりの木々が紅葉と池に映る世界
そして静かな音楽もながれています。
ギターの生演奏する曲は「荒城の月!」
突き刺すような寒さとこの美しさ!!
きてよかったと感動をしました。
とても写真では、
その漆黒の闇に浮かぶ美しさは再現できませんが・・
水の面に映ってるものもまるで本物のようでしょう!
ぜひ機会がありましたらおでかけください。
私は基本的には自然のライトアップに
反対の気持ちを持っていました
この兼六公園のこの景色については例外です。
素晴らしいです。
加賀の前田侯も
こいう景色はご覧になれなかったのではないかと思うのですよ。
教えてくださった美容師さんありがとう!!
北陸金沢あたりの文化は奥行きが深くて素敵です。
次回は地方で守り受け継いでいる文化の素晴らしさについて
感じたものを御紹介します。
読んでくださってありがとう。