恋はみずいろ / オリーブの首飾り ポール・モーリア(Paul Mauriat)
先日新聞にポール・モーリア楽団のことが出ていました。
ポール・モーリアは1925年フランス、マルセイユ生まれ、
地元の音楽学院で学んだ、音楽家。
彼の楽団はイ―ジリスニングのオーケストラといわれ独特のオーケストレーションを持つ。
聞けばすぐ彼のものだと分かる≪音楽的な色≫があるという。
日本では1969年から、引退の98年まで、1200回のコンサートをこなし、
30年もコンサートをしたという。
彼の音楽は日本では一家に一枚はあるとまで愛された時代があるそうだ。。
ポールはそれを「私と日本との長い愛の歴史」と表現したとか、
フランスでは歌詞を大事にされる傾向があるが、
それに引き換え日本では、彼の音楽の旋律の持つ美しさへの感受性があったという。
フランスでは日本ほど評価されず
日本では、繊細さと美しさを共有し合えたという。
日本での絶大な人気がフランスでは信じられなかったという逸話もある。
こんな記事を読んで
久しぶりに彼の≪恋は水色≫や、
メルシャンのコマーシャルデモ有名な「オリーブの首飾り」を聞きたいと検索していたら、
≪ジェット・ストリーム≫にでくわした。
ジェットストリーム(夜間飛行)城達也
あれ?これもポールモ―リアだったかしら?って思ったら
フランク・プル-セル楽団だった!
(なんと彼も1913マルセイユ生まれ地元の音楽学院で学んでいる。)
深夜受験勉強と称して、このFM放送に耳を傾けた人も多いと思う。
これをきくたびに、飛行機、日航のモダンさとあこがれ、
空、宇宙への憧憬はいまもよみがえり、ロマンの世界に入り込む
いまは亡き城卓也さんと合わせて知らない人も知ってる方も
しばし繊細で美しい音楽の世界にどうぞ~