写真は10年ほど前シルクロードの旅で出かけた時、当時のソ連との国境、新キョウ、ウイグル自治区のウルムチで買い求めた魚の化石物で、今までだれにも見せたことがありませんでした。
(1億2千年前、中生代、錦州出土)
値段交渉をして、10万円というのを半分以下に値切って、買うといったら、回りの数人の販売員から”ほー!”とどよめきが上がりました。そりゃそうだわ。当時地元の農民の年収が600円と聞いていました。この値段を石ころに出すのだから、よほど物好きに思われたらしい。日本でもそう思われるだろうなと思って、私だけの宝にしていました。
この時は、敦煌から、トルファン、ウルムチというルートでした。敦煌からは、さばく、さばく。古い墳墓を訪ねたり、出土する遺物を見ていたので、ゴビ砂漠にも近いから恐竜の卵でも見られないかしら、と思っていたから、ショウケースの隅に目立たなくあったのを見つけた時は嬉しかった。財布の中身も確かめず買ってしまいました。
でも、旅の中では、とりわけ桜蘭の美女ミイラを楽しみにしていました。
私は、ナンセ、ミイラ大好きで、大英博物館、ベルリンのエジプト博物館、極めつけは、エジプト、カイロ博物館と必ずミイラは見て回ってました。中でもカイロ博物館のミイラの数は圧倒的で、私の行った20年前は観光客も今ほど多くなく、ミイラの展示場所になると、人がいなくて、ミイラの数のほうが多くてさすが気味が悪かった。建物も汚く暗く、埃だらけだったから、迫力はあったよね。
でも、皆ミイラは嫌いなのかしら?
フランスのルーブル美術館のエジプトコーナーでも、有名な書記像の辺は人が一杯いるけど、オシリスの神が祭ってあるミイラのコーナーの辺は、薄暗い地下ということと、あの世の再現という意味もあるのか、人が足早にいちゃって、私は毎週通っていたけど、1人てこともよくあったよ。
そういうミイラに比べると
桜蘭の美女のミイラは金髪が残っていて顔立ちも美しい。いつまでも見飽きないで、どんな素敵なお嬢さんだったのかと想像してしまう。おまけに可愛いいポシェットも、わきのあるのですから、
博物館もとてもきれいで落ち着いた雰囲気のところです。
ウイグルというところはアジアとトルコなど中近東の合流点で文化が独特で、ひとびとは時が止まったような、ゆっくりとした中で、生き生きとして厳しい自然の中でも生活を楽しんでいる気がしました。とても人懐こい様子でいっぺんに大好きになり、再訪するために、ウイグル人を見つけウイグル語を習い始めました。
そこにも水爆実験があったり、独立テロなどの問題があるのを知るのです。
(1億2千年前、中生代、錦州出土)
値段交渉をして、10万円というのを半分以下に値切って、買うといったら、回りの数人の販売員から”ほー!”とどよめきが上がりました。そりゃそうだわ。当時地元の農民の年収が600円と聞いていました。この値段を石ころに出すのだから、よほど物好きに思われたらしい。日本でもそう思われるだろうなと思って、私だけの宝にしていました。
この時は、敦煌から、トルファン、ウルムチというルートでした。敦煌からは、さばく、さばく。古い墳墓を訪ねたり、出土する遺物を見ていたので、ゴビ砂漠にも近いから恐竜の卵でも見られないかしら、と思っていたから、ショウケースの隅に目立たなくあったのを見つけた時は嬉しかった。財布の中身も確かめず買ってしまいました。
でも、旅の中では、とりわけ桜蘭の美女ミイラを楽しみにしていました。
私は、ナンセ、ミイラ大好きで、大英博物館、ベルリンのエジプト博物館、極めつけは、エジプト、カイロ博物館と必ずミイラは見て回ってました。中でもカイロ博物館のミイラの数は圧倒的で、私の行った20年前は観光客も今ほど多くなく、ミイラの展示場所になると、人がいなくて、ミイラの数のほうが多くてさすが気味が悪かった。建物も汚く暗く、埃だらけだったから、迫力はあったよね。
でも、皆ミイラは嫌いなのかしら?
フランスのルーブル美術館のエジプトコーナーでも、有名な書記像の辺は人が一杯いるけど、オシリスの神が祭ってあるミイラのコーナーの辺は、薄暗い地下ということと、あの世の再現という意味もあるのか、人が足早にいちゃって、私は毎週通っていたけど、1人てこともよくあったよ。
そういうミイラに比べると
桜蘭の美女のミイラは金髪が残っていて顔立ちも美しい。いつまでも見飽きないで、どんな素敵なお嬢さんだったのかと想像してしまう。おまけに可愛いいポシェットも、わきのあるのですから、
博物館もとてもきれいで落ち着いた雰囲気のところです。
ウイグルというところはアジアとトルコなど中近東の合流点で文化が独特で、ひとびとは時が止まったような、ゆっくりとした中で、生き生きとして厳しい自然の中でも生活を楽しんでいる気がしました。とても人懐こい様子でいっぺんに大好きになり、再訪するために、ウイグル人を見つけウイグル語を習い始めました。
そこにも水爆実験があったり、独立テロなどの問題があるのを知るのです。