昨夜はニューヨークを活動の拠点とする
「オルフェウス室内管弦楽団と辻井伸行さんとの”圧巻のベートーベン”」
のコンサートでした。
オルフェウスというのはギリシャ神話二登場する吟遊詩人、
妻を亡くし、求めて冥界へ、
類にまれなる彼の竪琴の調べを奏でることにより、多くの困難を乗り越えて
冥界の王も感動させて、妻を帰してもらうことになる。
しかし冥界をでるまでは振り返ってはならないといわれたのに後一歩でふりかえり、妻をつれもどすことができなかった
日本の神話にもおなじようなのがありますね
不思議です・その後いろいろなお話しもあります。彼の死後彼の竪琴は空に登り琴座になりました、
より詳しくはこちらへどうぞ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%82%A6%E3%82%B9
オルフェウス室内管弦楽団の名前をどうして説明しましたかというと、この楽団には指揮者がいないんですね。
指揮者なしの演奏スタイルは、独特でそれぞれの力量が高く又た高いレベルでの演奏が求められますよね。
言ってみれば一人ひとりが主人公の楽団です。
そういうエネルギーの塊の演奏です。
そして演奏予定会場をごらんください
世界的に有名楽団が福岡や地方へ、東北へいくことはめずらしい。
まして、北海道へ行くことはほんとにまれ!
30名足らずの楽団ならばこその移動可能なスケジュールよねと思ってしまいました。
先日の佐渡裕さんのトーンキュラー楽団の凱旋記念公演は150名以上の団員が来日してます。
その時私はこんなに大勢の学団員はどこに泊まるのか。
だから確か大阪や兵庫・東京名古屋のみの公演でしたよ
又移動手段は?なんて思ってしまったりです。持ち歩く楽器もありますしね。
ニューヨークの吟遊詩人の演奏楽団員がタキシードタイでなくネクタイなのも初めて見ましたよ
演目
歯切れのいい気持ちのこもった演奏でした。
辻井さんは素敵に楽団員と競演演奏してました。
アンコールです。
ユンディ・リーが先日韓国での演奏会で楽団と合わずに演奏中止、やり直し、トラぶったことなどもオーバラップしましたね。
そしてオルフェウス楽団は楽団員が一人一人温かい気持ちで彼を見守っているのが感じられました。
ヨーロッパ楽団と又違った雰囲気を感じました。
お近くで未だティケットが手に入るのなら是非是非聞いてみてくださいな
素敵な宵でした。
キャロラインケネディさんが大使公邸での演奏会をしたのもうなずけます。
読んで下さってありがとう