やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

シロオビフユシャク(富山県空港スポーツ緑地/富山市秋ケ島)

2018-12-14 05:48:15 | 昆虫類

2018/12/13のブログでウスバフユシャクを紹介し、「ほかの種も注意して探して探してみたいと思います」と書きました。

この日は午前中快晴に近い好天だったので、さっそく少し時間を作って(毎日が日曜日なのですが、それなりにすることがあります)クヌギやコナラの植えられた公園にフユシャクを探しに出かけました。

クヌギの落ち葉を踏みしめながら、1本1本樹の幹を見てまわっていると、1本の樹にそれらしき蛾がとまっていました。ウスバフユシャクとは違う蛾です。幸先がいいとその後2、30分探して歩きましたが、この日見つけたのはこの1頭だけでした。

帰宅後、図鑑やウエブサイトで調べると、これもフユシャクとして「山地にも平地にも全国的に産する普通」なシロオビフユシャク♂のようです。シロオビフユシャクの幼虫は広食性で、ブナ科のクヌギ、コナラをはじめヤナギ科、クルミ科、カバノキ科、ニレ科、アケビ科、バラ科、マメ科、カエデ科、モクセイ科などいろいろな植物の葉を食べます。

ウェブサイト『相模国の自然スケッチ/フユシャク図鑑/シロオビフユシャクとクロバネフユシャク』(2018/12/14)には、シロオビフユシャクについてこう書かれていました。「『フユシャク』と呼ばれる寒い時期に発生するシャクガ科フユシャク亜科の蛾で、山地にも平地にも全国的に産する普通種。メスは翅が退化しており、無翅。発生は寒冷地や山地のほうが若干早く、10月頃から発生する個体もあるらしい。平地や低山地では年末から2月にかけてみられる。大きさは変異に富み、開張30mm前後を最小として開張40mm弱ほどのものがいる。山地に産する個体は小さいものが多い傾向にある。多数の食草が知られており、採集において困難な種ではない。」

シロオビフユシャクはクロバネフユシャクと似ていますが、同上のブログには、「一般的にシロオビのほうが大きく、開張30mm~38mm。クロバネは24mm~30mm」とあります。今回見かけた蛾の開張は40mm前後だったので、シロオビフユシャクだと思います。


《公園の樹の幹にとまっていたシロオビフユシャク 2018/12/14》


《公園の樹の幹にとまっていたシロオビフユシャク 2018/12/14》 

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ウスバフユシャク♂(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-12-13 03:20:01 | 昆虫類

霙交じりの雪がちらつく中、用水沿いのサクラの幹を見ながら歩いていると(昨年は胴ぶきの小枝にモズの速贄がありましたので…)、胴ぶきの小枝に小さな蛾がとまっていました。同じ蛾は、別のサクラの幹やヒノキの幹でも見かけたので、この蛾はこの時期によく見かけられるものと思います。

帰宅後、図鑑やウエブサイトで調べると、フユシャクとして「極めて普通」なウスバフユシャク♂のようです。

ウェブサイト『相模国の自然スケッチ/フユシャク図鑑』(2018/12/12)には、フユシャクの特徴が次のようにまとめられています。
 
① 年1化で、冬季(晩秋~早春)に成虫が発生し、生殖行動を行い、産卵する。
 ② 雌は翅が欠けるか縮小していて飛べない。
 ③ 口吻が欠けるか縮小していて食餌を摂らない場合が多い。

フユシャクは、日本で35種ほどが知られているので、これからの時期、ほかの種も注意して探して探してみたいと思います。


《ソメイヨシノの小さな胴ぶきの枝にとまるウスバフユシャク 2018/12/09》


《ソメイヨシノの小さな胴ぶきの枝にとまるウスバフユシャク 2018/12/09》


《ソメイヨシノの並木の近くのヒノキの幹にとまるウスバフユシャク 2018/12/09》 


《ソメイヨシノの並木の近くのヒノキの幹にとまるウスバフユシャク 2018/12/09》  


《ソメイヨシノの幹にとまるウスバフユシャク 2018/12/09》 


《ソメイヨシノの幹にとまるウスバフユシャク 2018/12/09》 

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キノカワガ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-12-12 02:49:17 | 昆虫類

シンジュの幹にできた窪みに、キノカワガがとまっていました。

キノカワガ(木の皮蛾)の名前のとおり、地衣などの生えた樹皮に似た色や質をしていて、木の幹にとまっていると非常に紛らわしくてなかなか気がつきません。成虫越冬するようなので、注意していきたいと思います。


《シンジュの幹の窪みにとまるキノカワガ 2018/12/09》


《シンジュの幹の窪みにとまるキノカワガ 2018/12/09》  

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アカキクラゲの仲間?(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-12-11 04:06:55 | キノコ

2018/12/09のブログで、この公園で見かけた「ヒラタケ」について紹介しましたが、実は遠くからオオデマリの裸木に鮮やかな朱色のものが見えたので、確認するため近づいたところ下の方にヒラタケが発生していたのです。

鮮やかな朱色のものは、ゼラチン質のキノコでした。帰宅後、『山渓カラー名鑑日本のきのこ』の写真と比べていくと、アカキクラゲ科のハナビラダクリオキンとよく似ていましたが、残念なことにこれは針葉樹の枯幹上に発生するもののようです。


オオデマリの枯幹に発生していたアカキクラゲの仲間? 2018/12/09》


《オオデマリの枯幹に発生していたアカキクラゲの仲間? 2018/12/09》

※ 蕾の膨らんだロウバイを見ていると、透かし俵とも呼ばれるクスサンの蛹のようなものが付いていました。これは珍しいものかなと写真に撮り、中を開いてみると種が入っていました。恥ずかしながら、ロウバイの実を知らなかったのでした。「人生とは恥の積み重ね」と誰かの言葉にあったでしょうか?


《ロウバイの実 2018/12/09》 


《ロウバイの実(割ると種が入っていました) 2018/12/09》  

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キイロスズメバチ(巣)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-12-10 06:11:14 | 昆虫類

霙交じりの雪がちらつく中、公園を歩いていると職員の方に声をかけられました。何か生きものの姿は見かけないかと尋ねたところ、大きなスズメバチの巣がボイラーの煙突に見つかったが高くて処理できないので、近々、高所作業車を依頼して除去するつもりとのことでした。この巣には、最近までスズメバチが出入りしていたそうです。

教えてもらったボイラー(今は使われていない)の煙突を見上げると、煙突の途中(高さは20mほどでしょうか)にあるコンクリート構造物の下側に直径50㎝以上と思われるキイロスズメバチの大きな巣がありました。この付近は、今年だけでも数10回歩いているのに、まったくきづきませんでした。


《ボイラーの煙突にあるキイロスズメバチの巣 2018/12/09》 


《ボイラーの煙突にあるキイロスズメバチの巣 2018/12/09》

※ 昨日採ってきたきたヒラタケ、さっそくウィンナーとバターで炒め、夕食のおかずにしました。家族は誰も食べないので、私一人で食べましたが、翌朝になっても何ともありません。バターや醤油の風味が強くて香りはあまりしませんでしたが、歯ごたえがありおいしいと思いました。


ヒラタケとウィンナーのバター炒め 2018/12/09》


ヒラタケとウィンナーのバター炒め 2018/12/09》 

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ヒラタケ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-12-09 17:04:20 | キノコ

雪のちらつく寒々とした公園を、手をさすりながらいつものように物欲しげに歩いていると、半分枯れたオオデマリの幹に灰色のヒラタケが傘を開いていました。

我が家では誰も私のキノコの鑑別を信用しないので、さっそく今夜にでも自分で調理して一人で食べようと思っています。


《オオデマリの幹から出たヒラタケ 2018/12/09》


《オオデマリの幹から出たヒラタケ 2018/12/09》


《オオデマリの幹から出たヒラタケ 2018/12/09》

※ 昨日(2018/12/08)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『カメムシ博士入門』(安永智秀ほか著)
   2 『アリの巣生きもの図鑑』(丸山宗利ほか著)(以前にも借りたことのある本です。)
  
 3 『虹の図鑑ーしくみ、種類、観察方法ー』(武田康男著)
   4 『生涯最高の失敗』(田中耕一著)(以前にも借りたことのある本です。)
   5 『ペニシアの京都里山日記ー大原で出逢った宝物たちー』(ペニシア・スタンリー・スミス著)
   6 『花ごよみー冬を楽しむー』(杉本秀太郎著)
   7 『木村伊兵衛の眼ースナップショットはこう撮れ!』
   8 『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎著)
   9 『ひこばえに咲く』(玉岡かおる著)

※ 富山にも、昨夜(2018/12/08)、平年より6日遅く初雪が降り、犬との朝の散歩にも手袋が要るようになりました。公園の草地には、昨日から断続的に降っている雪が白く積もっています。


《富山市営農サポートセンターの草地に積もった雪 2018/12/09》

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オオバン(田尻池/富山市山本)

2018-12-08 06:04:07 | 鳥類

12月に入り、生きものに接する機会が少なくなってきたので、確実にオオハクチョウなど数種類の野鳥に出会える田尻池に出かけてきました。40年ほど前、田尻池はオオハクチョウの県内唯一の越冬地でした。

オオハクチョウ目当てにきたような人々が10人ほど。水鳥はたくさんいましたが、何故か肝心のオオハクチョウの姿はありませんでした。

見た感じではオナガガモが圧倒的に多く、次いでホシハジロ、キンクロハジロと続きコガモは数羽見ただけでした。カモ以外では、オオバンの姿もありました。

オオバンは、クイナ科オオバン属の鳥で、日本では夏に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬になると本州以南(冬鳥もしくは留鳥)で越冬します。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/オオバン』(2018/12/08参照)

オオバンは、『レッドデータブックとやま2002』では「生息数が少ない」として希少種に選定されていましたが、『レッドデータブックとやま2012』には記載されていません。


《オオバン 2018/12/02》 


《オオバン 2018/12/02》  

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キンクロハジロ♂(田尻池/富山市山本)

2018-12-07 16:06:19 | 鳥類

12月に入り、生きものに接する機会が少なくなってきたので、確実にオオハクチョウなど数種類の野鳥に出会える田尻池に出かけてきました。40年ほど前、田尻池はオオハクチョウの県内唯一の越冬地でした。

オオハクチョウ目当てにきたような人々が10人ほど。水鳥はたくさんいましたが、何故か肝心のオオハクチョウの姿はありませんでした。

見た感じではオナガガモが圧倒的に多く、次いでホシハジロ、キンクロハジロと続きコガモは数羽見ただけでした。カモ以外では、オオバンの姿もありました。 

キンクロハジロ(金黒羽白)は、カモ科ハジロ属の水鳥です。和名のキンクロ(金黒)は、黄色の目と黒っぽい体色から、ハジロ(羽白)は羽(初列風切や次列風切)に白い斑紋があり飛んでいるとき白い帯模様が見えることに由来しているようです。


《後頭部の長い冠羽が印象的なキンクロハジロ♂ 2018/12/02》


《羽繕いするキンクロハジロ♂ 2018/12/02》  

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ホシハジロ(田尻池/富山市山本)

2018-12-06 16:26:16 | 鳥類

12月に入り、生きものに接する機会が少なくなってきたので、確実にオオハクチョウなど数種類の野鳥に出会える田尻池に出かけてきました。40年ほど前、田尻池はオオハクチョウの県内唯一の越冬地でした。

オオハクチョウ目当てにきたような人々が10人ほど。水鳥はたくさんいましたが、何故か肝心のオオハクチョウの姿はありませんでした。

見た感じではオナガガモが圧倒的に多く、次いでホシハジロ、キンクロハジロと続きコガモは数羽見ただけでした。カモ以外では、オオバンの姿もありました。 

1980年発行の『富山県の鳥獣』には、ホシハジロについて、「河川や湖沼、貯木場などに見られるが、県内では局地的に生息し、生息数もそれほど多くない」と書かれています。


《ホシハジロの♂と♀ 2018/12/02》 


《ホシハジロの♂ 2018/12/02》

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オナガガモ(田尻池/富山市山本)

2018-12-05 08:55:18 | 鳥類

12月に入り、生きものに接する機会が少なくなってきたので、確実にオオハクチョウなど数種類の野鳥に出会える田尻池に出かけてきました。40年ほど前、田尻池はオオハクチョウの県内唯一の越冬地でした。

オオハクチョウ目当てにきたような人々が10人ほど。水鳥はたくさんいましたが、何故か肝心のオオハクチョウの姿はありませんでした。

見た感じではオナガガモが圧倒的に多く、次いでホシハジロ、キンクロハジロと続きコガモは数羽見ただけでした。カモ以外では、オオバンの姿もありました。 

昔の話ばかりになりますが、40年前ころは県内にカモ類などを間近に見ることができるところはありませんでした。写真を撮ろうと近づくと、すぐに逃げてしまいます。ですから、冬に東京に出張すると、時間を見つけて不忍の池や井の頭公園に立ち寄っていました。不忍池では、オナガガモなどがドバトのように陸に上がってパン屑をもらったりしている様子を羨んだりがっかりしたりしていました。

今、田尻池のオナガガモなどは、昔の不忍池と同じような状態で、人々の足元でのんびりと昼寝?をしています。やはり、もう少し野生の生きものとして人との距離を保ってくれたらと思ってしまいます。


《カモたちで賑わう田尻池(遠くの白い山並みは立山連峰) 2018/12/02》 


《人が近づいても地上で休んでいるオナガガモなど 2018/12/02》 


《オナガガモ 2018/12/02》 


《オナガガモ♂ 2018/12/02》


《オナガガモ♀ 2018/12/02》 

※ 日本海にある前線に向かって暖かい空気が流れこんだ影響で、昨日の富山県内は気温が上昇、富山の24.9度など12月の観測史上最高気温を更新しました。この季節外れに暖かい1日、雪囲いをしていて、庭の蝋梅が一輪咲いていることに気づきました。蝋梅は、例年、12月の末ころに蕾の枝を切ってきて暖かい室内に置いておくと、正月には花を咲かせていたような気がします。ほのかに香り、花の少ないこの時期に重宝します。


《早くも花を咲かせた蝋梅 2018/12/04》  

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ガビチョウ⁇⁇(死体)(富山市小杉)

2018-12-04 04:49:49 | 鳥類

犬と「アンダーパス」コースを散歩していると、鳥の死体の一部が腹側を上にして路上に落ちていました。まだそれほど時間が経っていないもののようです。茶色っぽくて小さく、尾が長いのが気になりますが、初めはスズメじゃないかと思いました。しかし、裏返すと羽の色が鮮やかなシナモンパウダー様の赤茶色で、明らかにスズメではありません。

帰宅後、手持ちの図鑑などで似た鳥を探しましたが、ピッタリくるものがいません。

気になったので、翌日もう一度同じコースを散歩しましたが、影も形もありませんでした。

何日か、似たものがいないかと図鑑などを何度も見直しましたが、翼の色合いなどとピッタリくる鳥はみつかりません。大きさなどは別にして、色合いと雰囲気では「コマドリ」と「シロハラ」が私の中で候補に残りましたが、下の写真で赤線で囲んだ部分が嘴であるとすればいずれも違います。

知己のいる施設に問い合わせると、「なかなか難しい部位のみで自信はないのですが、ルリビタキのかなと思いますが、ジョウビタキのかもしれません。」との返事。

ウェブサイト『日本の野鳥識別図鑑』に投稿して尋ねてみると、「体の一部だけで種類を判断するは、難しそうですね。私は、翼の大きさと褐色の色合いから、ツグミの仲間のシロハラの可能性があると思います。私の推測です。」との投稿がありました。

念のため、ダメもとで日本鳥類保護連盟に写真を送って尋ねると、「写真の鳥ですが、ガビチョウではないかと推察いたします。シロハラは初列風切の外弁が白っぽいですが、写真ではそれが見受けられません。あと、シロハラだと上嘴にもっと黒がはいりますがそれも見られないのでガビチョウの方が特徴として当てはまっているように思います。」との回答がありました。

予想外の回答で、残念なことに私の持っている古い図鑑などにガビチョウは出ていません。ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ガビチョウ』(2018/12/04)で調べたところ、次のとおりでした。
「ガビチョウ(画眉鳥、…)はスズメ目
チメドリ科に分類される鳥…外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている。
分布
中国
南部から東南アジア北部にかけて広く生息する。 日本では、ペットとして輸入された個体がかご脱けにより定着した。日本国内では留鳥として生息し、南東北、関東、中部、九州北部で見られる。…。地上採食性なので積雪による影響を考えるとこれ以上の北上はないとされている。…。
特徴
体長約 22-25cmで、嘴と尾が長い。体色は全体的に茶褐色でかなり地味であるが、眼の周り及びその後方に眉状に伸びた特徴的な白い紋様を持つ。嘴の色は黄色。 かなり大きな音色で美しく囀る。…。
生態
日本では里山など、人家に近い低山の雑木林が主な住みかで、営巣場所もそうした藪の中であるが、河原でも生息しており、民家の庭の木をソングポストにして囀っていることもある。 地上採食性で、地上を走り回って昆虫や果実を食べる。繁殖期はつがい又は単独で行動し、非繁殖期は小群をなして行動する。」

ウエブサイトで「富山 ガビチョウ」を検索すると、『みんなのニュース BBTチャンネル8』による「富山県とロシア沿海地方による共同の調査団で、1日、富山市内の渡り鳥観測ステーションで発見した」との報道があったことが項目として出てきました。詳細を見ようとクリックしましたが、期限切れなのか「一致するものがありませんでした」のエラー表示で、結局詳しいことはわかりませんでした。いずれにしても、ガビチョウは富山でも見られるようです。


《路上に落ちていたガビチョウ⁇⁇の死体 2018/11/12》 


《路上に落ちていたガビチョウ⁇⁇の死体 2018/11/12》


《路上に落ちていたガビチョウ⁇⁇の死体 2018/11/12》


《路上に落ちていたガビチョウ⁇⁇の死体 2018/11/12》


《路上に落ちていたガビチョウ⁇⁇の羽 2018/11/12》

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カバエダシャク((高岡古城公園/富山県高岡市古城)

2018-12-03 17:50:52 | 昆虫類

紅葉を楽しみながら高岡古城公園を散歩していましたが、脳梗塞の後遺症でしょうか、頻尿気味ですぐにトイレに行きたくなります。用を足しながら窓を見上げると、ガラスに茶色いシャクガがとまっていました。トイレの中、逆光、高い位置など悪条件が重なり、なかなかうまく撮れません。トイレで写真を撮るのは何やら気が引けるので、慌てて撮りました。

帰宅して図鑑、ウエブサイトなどを調べ、カバエダシャクとの結論に至りました。

ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/カバエダシャク』には、「黄褐色で、暗褐色線が2本あるシャクガ。成虫は年1回、晩秋から初冬にかけてのみ現れる。幼虫は、カエデ、サクラ、コナラ、クリ、ガマズミ、リンゴなどの葉を食べる。」とありました。


《トイレのガラス窓にとまるカバエダシャク 2018/11/27》 


《トイレのガラス窓にとまるカバエダシャク 2018/11/27》


《トイレのガラス窓にとまるカバエダシャク 2018/11/27》 

※ 古稀の年、母が亡くなったのを機に実家を処分、本籍も現住所に移したので、『パスポート(一般旅券10年用)』を妻と二人でとってきました。「いつでも海外旅行に行ける」という気分のためだけにしては、大きな出費(16,000円/人)でしたが、将来、運転免許証を返納した際にはの身分証代わりくらいにはなるのでしょう
旅券センターの下の階に血管年齢測定器がおいてあったので、物は試しと測ってみることに。無料とばかり思っていましたが、1回200円でした。私の結果は「年齢に比べて良好」でした。血液さらさらの薬を飲んでいるせいだと思います。


《打ち出されたシートの一部》  

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ワタヘリクロノメイガ♂(富山市)

2018-12-02 19:39:07 | 昆虫類

今日は朝から晴天。庭の木の雪囲いをしました(昨年は想定外の大雪で、雪囲いをしなかったため大きな被害を受けてしまいした)。

雪囲いをしながらふと下を見ると、塀のコンクリートの上に小さな蛾がとまっているのに気づきました。図鑑やウェブサイトなどで調べると、ワタヘリクロノメイガのようです。尾端の毛塊が発達しているので、♂だと思います。


塀のコンクリートの上にとまるワタヘリクロノメイガ♂ 2018/12/02》


ワタヘリクロノメイガ♂(尾端の毛塊が発達しています) 2018/12/02》 

※ 昨日から12月。今年も残すところ1か月となりました。今日(2018/12/02)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 
   1 『昆虫こわい』(丸山宗利著)
   2 『茨木のり子集(言の葉3)』(茨木のり子著)
  
 3 『歴史でめぐる洛中洛外(下)(洛東・洛南)』(井上満郎ほか著)
   4 『季節の果実をめぐる114の愛で方、食べ方』(中川たま著)
   5 『家庭菜園診療所』(古藤俊二著)
 

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コバネイナゴ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-12-02 04:28:22 | 昆虫類

用水沿いのソメイヨシノの幹に、コバネイナゴがとまっていました。これがコバネイナゴの今年の終見かなと思いましたが、『ポケット図鑑日本の昆虫1400①』によると成虫は12月まで見られるようです。

「初見」はその年に初めて見たものなので比較的記録しやすいのですが(見逃しなどがなければ、一度の記録で済みます)、「終見」は後にならないと何時がその年の最後か確定できないので(特定の種に限るなどしないと)記録するのが面倒になってしまいます。


《用水沿いのソメイヨシノの幹にとまっていたコバネイナゴ 2018/11/24》


《用水沿いのソメイヨシノの幹にとまっていたコバネイナゴ 2018/11/24》 

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ヨコヅナサシガメ(捕食)(高岡古城公園/富山県高岡市古城)

2018-12-01 04:23:53 | 昆虫類

穏やかに晴れた一日、高岡市美術館で開かれていた『椿絵名品展「つばき咲く」ー光琳、大観、夢二などー』を見に高岡に出かけました。昼に近かったので、とりあえず高岡古城公園の駐車場に車を停め、モミジのきれいな公園を散歩してレストランで昼食をとりました。

散歩の途中、ソメイヨシノの古木の窪みに何やら蠢くものがいました(実際は、何本もの幹を何かいないかと探し回り、やっと見つけたものです)。近寄ると、ヨコヅナサシガメの幼虫が毛虫に群がり、体液を吸っていました。(日当たりと日陰のコントラストが強いので、私のカメラCANONIXY650と私の腕では、何度試みてもうまく撮れませんでした。そうこうするうちに、ヨコヅナサシガメは散らばってしまいました。)


《ソメイヨシノの古木の幹で毛虫の体液を集団で吸うヨコヅナサシガメの幼虫 2018/11/27》 


《ソメイヨシノの古木の幹で毛虫の体液を集団で吸うヨコヅナサシガメの幼虫 2018/11/27》 


《紅葉が散り始めた高岡古城公園 2018/11/27》

※ 『椿絵名品展「つばき咲く」ー光琳、大観、夢二などー』高岡市美術館  2018.10.26(金) 〜 12.9(日)

「椿は、琳派の画家や文人画家をはじめ現代にいたるまで多くの作家によって描かれ、主要なモチーフとなっています。四季を問わず緑をたたえ鮮やかな花をもつ常緑樹である椿は、古くから日本において親しまれてきました。本展では、椿絵のコレクションで知られるあいおいニッセイ同和損害保険の収蔵作品から、近世から現代までの日本画、洋画、工芸における椿絵の名品約80点を展示します。同コレクションは、同社の母体の一つである大東京火災海上保険の創業者・反町茂作が、椿のように若々しく力強い会社でありたいと願い、椿を社のシンボルフラワーとしたことから形成されました。尾形光琳、横山大観、竹久夢二、岸田劉生、北大路魯山人など、日本美術史上に名を残した作家たちがつくりあげた、様々な椿の姿をお楽しみください。」(『Internet Museum』より)

夏目漱石の「紅梅図」はあまり印象に残りませんでしたが、香月康男の「白椿」は強烈でした。

 

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